Throne of Atlantis その1
今回はジャスティス・リーグとアクアマンのクロスオーバー『Throne of Atlantis』の紹介です。
長い話なので、各話のストーリーはあっさり目で。
ジャスティス・リーグ#15
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:アイヴァン・レイス)
ミサイルの発射テストのため、洋上を航行する米軍の最新鋭ミサイル巡洋艦。
テストを目前に控えた艦内に緊張がはしる。
管制システムが突如、誤動作をおこしミサイルが誤射されたのだ。
幸いにもミサイルは何もない海に着弾し、胸をなでおろす艦長。
しかし彼は知らなかった、何もないと思っていた地点の海底にはアトランティスの都市があったことを...
ところ変わってゴッサムシティにはアクアマンが訪ねてきていた。
いつものように自分の街が別のヒーローに荒らされたことに不快感を示すバットマン。

揉める2人の下に、サイボーグから緊急連絡が入る。
ボストンとメトロポリスを巨大な津波が襲い、第二波がもうじきゴッサムに直撃するというのだ。
その報を聞いたアクアマンの顔色が変わる。
アクアマン:これははじまりに過ぎない。。。
:初めに人口密集地帯を津波で攻撃し、その後に揚陸部隊が襲いかかる。
:なんてことだ。これはアトランティスの攻撃プランのままだ!
バットマン:なぜ、そんなことがわかる?
アクアマン:判るに決ってる。このプランは私がかつて立案したものなのだから…
アクアマン#15
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:ポール・ペルティエ)
アメリカ全土を襲った津波。
それらは全て、アトランティスの王にしてアクアマンの異父弟オーシャンマスターが引き起こしたものであった。
アトランティスからしてみれば、今回の攻撃は先日のミサイル攻撃に対する報復であり、アトランティスの法に照らせば完全に正当な行為であった。
「アトランティスと地上世界、2つの世界の衝突を止められるものは、両方の世界に属する自分しかいない。」
そう決意したアクアマンは独りオーシャンマスターの説得にあたる。

地上もアトランティスのような1人の王に率いられた王国であると思い込み、地上の事情を理解しようとしない弟に対し、絡んだ糸を解きほぐすように慎重に交渉をすすめるアクアマン。
しかし爆音と共に交渉の場に突如現れたのは、遅々として進まない2人の会話に業をにやしたリーグのメンバー。
このままリーグを介入させれば、2つの世界の全面戦争は必至。
追いつめられたアクアマンが取った行動それは...

ジャスティス・リーグ#15
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:アイヴァン・レイス)
アトランティスの風習・文化に凝り固まったオーシャンマスターに軍を退かせるには「自分が意見を聞くに値する強者である」ということを見せるしかない。
そのためにリーグのメンバーに立ち向かったアクアマン。
しかし、その決意もむなしく、アトランティス軍の全面攻撃は始まってしまう。

その猛攻によりスーパーマン・ワンダーウーマン・バットマン・アクアマンはアトランティスの手に落ちてしまう。
残されたサイボーグは、最後の手段として兼ねてより検討していたリーグの新メンバー候補全員に語りかける。

サイボーグ:いま世界には君たちの助けが必要だ。
:ようこそジャスティスリーグへ。
****************************
久々のJustice Leagueですね。
【スーパーマンとワンダーウーマン】
順調に交際を進めております。
今回はお忍びでデートするために、伊達眼鏡で変装することを勧めるクラーク。
「冗談でしょ?」と疑うダイアナだが、実際につけてみると。。。

「うそでしょ!?本当に気付かれない!」
…どういう仕組みで気付かれないのか自分も気になります。
【オーシャンマスター】
最近、アクアマンの紹介をしていなかったのでブログ上では初登場ですが、実は結構前から登場しています。
オーシャンマスターといえばアクアマンの宿敵として有名ですが、リランチ後は単純な悪役ではないようです。
オーシャンマスターことオームは苛烈ですが法を重んじる公平な男であり、自身が王として在位中に突然現れた異父兄に対しても、アトランティスの法に従い自ら王の座を兄に譲っています。
またその後、兄がアトランティスを出奔した事に対しても、「地上世界を統治するために仕方のない行為」と自分を納得させ再び王座を引き継いでいます。
しかしアクアマンはそんな異父弟をいまいち信用できずにおり、大陸を沈める力を秘めたアトランティスの秘宝"王錫"をブラックマンタに依頼して集めさせたのは異父弟ではないかと疑っています。
【新メンバー!】
というわけで、遂にきました新メンバー。ちなみに以下の通り。
・エレメントウーマン
・グリーンアロー
・ブラックライトニング
・シャザム!(これが正式名称なの?)
・ホークマン
・ヴィクセン
・ザターナ
・ゴールドラッシュ
・ブラックキャナリー
・ファイアストーム
Justice League Americaのメンバーとして既に発表されているメンバーもいますし、このまま全員がリーグに入るとは思えませんが、やはりワクワクしますよね。
個人的にはザターナも入ってるのが嬉しいです。
あと気になるメンバーといえば、キャプテン・マーベルから改名したシャザム!

実はJustice League誌のバックアップとしてずっと連載されているのですが、これが実に面白い。
どこかで紹介したいものです。
【アイヴァン・レイス】
#15からJustice Leagueのペンシラーがそれまでアクアマンを担当していたアイヴァン・レイスに変わりました。
ジム・リー、トニー・ダニエルの後を引き継ぐだけあって、さすがと言わざるを得ないクオリティですね。
アメコミの現役アーティストに対して「いま一番うまいペンシラーはだれか?」と聞くと大概アイヴァン・レイスかオリビア・コワペルの名前が名が挙がる、なんて逸話もある人なんで、今後も楽しみです。
(ちなみにオリビア・コワペルは、Marvelでよく書いている人。House of Mのペンシラーです。)
【いつもの宣伝】
リランチ後のアクアマンは、ホントに面白いです。特にTPBの2巻"Others"のストーリーの盛り上がりは特筆ものですので、未読の方は是非!(英語も非常に簡単です。日本人も安心のジェフ・ジョーンズ印(笑))
ちなみに今回のクロスオーバーのキーアイテム"王錫"をめぐる攻防がTPBの2巻になります。
邦訳アメコミも当ブログで紹介してる作品が続々と出てます。
ちなみに、アクアマンやオーシャンマスターの活躍が日本語で読みたい(奇特な)人は「フラッシュポイント:バットマン」を是非!
長い話なので、各話のストーリーはあっさり目で。
ジャスティス・リーグ#15
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:アイヴァン・レイス)
ミサイルの発射テストのため、洋上を航行する米軍の最新鋭ミサイル巡洋艦。
テストを目前に控えた艦内に緊張がはしる。
管制システムが突如、誤動作をおこしミサイルが誤射されたのだ。
幸いにもミサイルは何もない海に着弾し、胸をなでおろす艦長。
しかし彼は知らなかった、何もないと思っていた地点の海底にはアトランティスの都市があったことを...
ところ変わってゴッサムシティにはアクアマンが訪ねてきていた。
いつものように自分の街が別のヒーローに荒らされたことに不快感を示すバットマン。

揉める2人の下に、サイボーグから緊急連絡が入る。
ボストンとメトロポリスを巨大な津波が襲い、第二波がもうじきゴッサムに直撃するというのだ。
その報を聞いたアクアマンの顔色が変わる。
アクアマン:これははじまりに過ぎない。。。
:初めに人口密集地帯を津波で攻撃し、その後に揚陸部隊が襲いかかる。
:なんてことだ。これはアトランティスの攻撃プランのままだ!
バットマン:なぜ、そんなことがわかる?
アクアマン:判るに決ってる。このプランは私がかつて立案したものなのだから…
アクアマン#15
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:ポール・ペルティエ)
アメリカ全土を襲った津波。
それらは全て、アトランティスの王にしてアクアマンの異父弟オーシャンマスターが引き起こしたものであった。
アトランティスからしてみれば、今回の攻撃は先日のミサイル攻撃に対する報復であり、アトランティスの法に照らせば完全に正当な行為であった。
「アトランティスと地上世界、2つの世界の衝突を止められるものは、両方の世界に属する自分しかいない。」
そう決意したアクアマンは独りオーシャンマスターの説得にあたる。

地上もアトランティスのような1人の王に率いられた王国であると思い込み、地上の事情を理解しようとしない弟に対し、絡んだ糸を解きほぐすように慎重に交渉をすすめるアクアマン。
しかし爆音と共に交渉の場に突如現れたのは、遅々として進まない2人の会話に業をにやしたリーグのメンバー。
このままリーグを介入させれば、2つの世界の全面戦争は必至。
追いつめられたアクアマンが取った行動それは...

ジャスティス・リーグ#15
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:アイヴァン・レイス)
アトランティスの風習・文化に凝り固まったオーシャンマスターに軍を退かせるには「自分が意見を聞くに値する強者である」ということを見せるしかない。
そのためにリーグのメンバーに立ち向かったアクアマン。
しかし、その決意もむなしく、アトランティス軍の全面攻撃は始まってしまう。

その猛攻によりスーパーマン・ワンダーウーマン・バットマン・アクアマンはアトランティスの手に落ちてしまう。
残されたサイボーグは、最後の手段として兼ねてより検討していたリーグの新メンバー候補全員に語りかける。

サイボーグ:いま世界には君たちの助けが必要だ。
:ようこそジャスティスリーグへ。
****************************
久々のJustice Leagueですね。
【スーパーマンとワンダーウーマン】
順調に交際を進めております。
今回はお忍びでデートするために、伊達眼鏡で変装することを勧めるクラーク。
「冗談でしょ?」と疑うダイアナだが、実際につけてみると。。。

「うそでしょ!?本当に気付かれない!」
…どういう仕組みで気付かれないのか自分も気になります。
【オーシャンマスター】
最近、アクアマンの紹介をしていなかったのでブログ上では初登場ですが、実は結構前から登場しています。
オーシャンマスターといえばアクアマンの宿敵として有名ですが、リランチ後は単純な悪役ではないようです。
オーシャンマスターことオームは苛烈ですが法を重んじる公平な男であり、自身が王として在位中に突然現れた異父兄に対しても、アトランティスの法に従い自ら王の座を兄に譲っています。
またその後、兄がアトランティスを出奔した事に対しても、「地上世界を統治するために仕方のない行為」と自分を納得させ再び王座を引き継いでいます。
しかしアクアマンはそんな異父弟をいまいち信用できずにおり、大陸を沈める力を秘めたアトランティスの秘宝"王錫"をブラックマンタに依頼して集めさせたのは異父弟ではないかと疑っています。
【新メンバー!】
というわけで、遂にきました新メンバー。ちなみに以下の通り。
・エレメントウーマン
・グリーンアロー
・ブラックライトニング
・シャザム!(これが正式名称なの?)
・ホークマン
・ヴィクセン
・ザターナ
・ゴールドラッシュ
・ブラックキャナリー
・ファイアストーム
Justice League Americaのメンバーとして既に発表されているメンバーもいますし、このまま全員がリーグに入るとは思えませんが、やはりワクワクしますよね。
個人的にはザターナも入ってるのが嬉しいです。
あと気になるメンバーといえば、キャプテン・マーベルから改名したシャザム!

実はJustice League誌のバックアップとしてずっと連載されているのですが、これが実に面白い。
どこかで紹介したいものです。
【アイヴァン・レイス】
#15からJustice Leagueのペンシラーがそれまでアクアマンを担当していたアイヴァン・レイスに変わりました。
ジム・リー、トニー・ダニエルの後を引き継ぐだけあって、さすがと言わざるを得ないクオリティですね。
アメコミの現役アーティストに対して「いま一番うまいペンシラーはだれか?」と聞くと大概アイヴァン・レイスかオリビア・コワペルの名前が名が挙がる、なんて逸話もある人なんで、今後も楽しみです。
(ちなみにオリビア・コワペルは、Marvelでよく書いている人。House of Mのペンシラーです。)
【いつもの宣伝】
リランチ後のアクアマンは、ホントに面白いです。特にTPBの2巻"Others"のストーリーの盛り上がりは特筆ものですので、未読の方は是非!(英語も非常に簡単です。日本人も安心のジェフ・ジョーンズ印(笑))
ちなみに今回のクロスオーバーのキーアイテム"王錫"をめぐる攻防がTPBの2巻になります。
邦訳アメコミも当ブログで紹介してる作品が続々と出てます。
ちなみに、アクアマンやオーシャンマスターの活躍が日本語で読みたい(奇特な)人は「フラッシュポイント:バットマン」を是非!
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