Justice League Dark #0

ジャスティス・リーグ・ダーク #0
JLDが好きなことにかけては、日本で10本の指に入るのでは?と最近、思い始めた管理人です。
より楽しみにしてる方が多いであろうジャスティスリーグやグリーンランタンの紹介を差し置いて、今日も今日とてJLDの紹介です。

今回は#0ということで、コンスタンティンとザターナの過去話。

**********
現在から遡ること数年、イギリスで無軌道でNo Futureなパンクを気取っていたコンスタンティンはニューヨークにいた。
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この業界一番の凄腕とされる魔術師ニック・ネクロに師事するためだ。

ネクロを探すために魔術の心得がある者しか入れない会員制クラブであり、アメリカのオカルトシーンの中心である忘却の酒場へ向かうコンスタンティン。
(入店方法は映画『コンスタンティン』でもやっていたアレです。)
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店内でネクロを見つけたコンスタンティンは、彼に話しかける。
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コンスタンティン:Mr.ネクロ?少しいいかい?俺は…
ニック・ネクロ:しっ!もうすぐステージが始まる。
コンスタンティン:ステージ?誰の…
ニック・ネクロ:俺の女のだ。
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(ステージが終了し、ザターナが恋人であるネクロの元へ。)
ザターナ  :あら?お友達?
ニック・ネクロ:いや、なんでもない。奴はもう帰るところだ。
コンスタンティン:俺の名前はコンスタンティン。あんたに話を聞いてもらうまで帰る気はないんだけどな。
ザターナ  :ニックは今夜忙しいの。
ニック・ネクロ:この店の客質も落ちたもんだな。外に行こうぜ、ジー(ザターナの愛称)。
コンスタンティン:俺はあんたみたいになりたいんだ。本物の魔術ってやつを教えてくれ。
ニック・ネクロ:本物の魔術には代償がつきものだ。とっとと飛行機に乗って帰った方が身のためだぜ。
       :ニューヨークは俺たちみたいな人間には危険な街だからな。


とりつくしまもなく弟子入りを断られたコンスタンティン。
しかし、たまたまニック・ネクロの宿敵である秘密結社コールドフレーム教団の手から彼を救ったコンスタンティンはそのままネクロと意気投合。ザターナを含めた3人でチームを組むこととなる。

ニック・ネクロと共に問題解決人としてコールドフレーム教団等魔術的脅威と戦ううちに、1人前の魔術師として成長していくコンスタンティン。
やがてコンスタンティンとニック・ネクロの関係は、師匠と弟子のそれから親友へと変わっていく。
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しかし、そんな青春の日々にも陰りが見えてくる。更なる力を求めてBooks of Magicに目を付けたネクロは、その研究のために危険な魔術に手を出すようになり、それをいさめるコンスタンティンとザターナを疎んじるようになってきたのだ。
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ザターナ  :こんなこと言いたくないけれど、最近の彼は何となく怖いわ。昔の彼じゃないみたい。
コンスタンティン:そのうち元に戻るさ。ただそのためにはBooks of Magicへのこだわりを捨てさせないとな。
ザターナ  :最近、私たちが今までやってきたことについて考えるの。
       :私たちはたくさんの人々を救ってきた。
       :でもニックにとっては、救った人なんてどうでもいいみたい。
       :彼にとって重要なのは、自分の魔術の向上だけ。
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コンスタンティン:考えすぎだろ?お前の事は知らないが、俺がこの国に来て魔術の修業をしているのだって、スーパーヒーローになるためじゃないさ。
ザターナ:そうやってワルぶってるけど、私にはわかるわ。
     :あなたはいざとなれば、まわりのために自分自身を犠牲にできる人。あなたって私のお父さんに似てるかも。
コンスタンティン:似てるって、シルクハットとカイゼル髭にか?
ザターナ  :そうやって笑わないの、あれはステージ用。父さんは本当はすごい魔術師なんだから。
コンスタンティン:いずれにせよ、俺はヒーローじゃないさ。
        :ところで、ニックがそんなに嫌ならば、なんでまだ付き合ってるんだ?

ザターナ  :そういうあなたは?
コンスタンティン:まだニックから教わることが残ってるから、…とも考えたんだけど、もしかしたらまだ奴に憧れてるのかもな。
ザターナ  :私もよ。
コンスタンティン:それにもうひとつ。奴のまわりにはお前がいるしな…
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ニック・ネクロ:邪魔したみたいだな。
ザターナ  :ニック!これは…

ニック・ネクロ:別にどうでもいいさ
コンスタンティン:相棒。こんなことをする気はなかったんだ…
ニック・ネクロ:初めて会ったときから、お前はしぶとくて、詐欺師で、くそったれだった。
        :そんなお前に俺は俺自身を重ねていたのかも知れない。
        :だがもうもういい。その女はもう必要ない。俺に必要なのはBooks of Magicだけだ。
        :俺たちの師弟関係も終わりだ。
        :最期の教えは『欲しいものは直ぐに手を出せ』だ。これでお前はもう一人前だ。
        :これからは。だれにもお前の行く手を邪魔をさせるな。
        :だがなジー、おそらくお前が奴の邪魔になるのは時間の問題だぜ。

その夜を境にネクロは二人の前から姿を消す。
彼の失踪から数ヶ月、コンスタンティンの下にネクロから連絡が入る。

ニック・ネクロ:すまん。へまをやってコールドフレーム教団に追われている。他に頼れるやつがいなくて…
コンスタンティン:気にするな、直ぐ助けに行く。

ザターナと共にネクロの隠れ家に向かうコンスタンティン。
隠れ家で二人が見たものは、既に教団に捕まり、首にナイフを突き付けられたネクロの姿だった。

ニック・ネクロ:気をつけろ!これは生贄の魔法陣だ。この中で誰かが死んだ場合、そいつの魂は地獄へ連れて行かれる。
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コンスタンティン:こいつらの目的は何なんだ?
ニック・ネクロ:こいつらの目的?教団の宿敵ザターラの娘だ。あぁそれと俺の目的ならお前だ。


突然、コンスタンティンたちに襲いかかる教団メンバーとネクロ。

コンスタンティン:一体何のつもりだ、ニック!
ニック・ネクロ:お前らは俺を裏切った。その代償を払ってもらうのさ。
        :俺はお前に、俺の知識を全てを教えた。
        :なのにお前はそれに飽き足らず、俺から全てを奪っていった。
        :お前を地獄へ送ってやる。


激しい格闘を繰り広げるコンスタンティンとニック、その背後からコンスタンティンを狙ってナイフを投げる教団員。
とっさにニックを盾にするコンスタンティン。ニックの胸にナイフが深々と突き刺さる。
その瞬間、魔法陣が地獄へと繋がり、ニックの魂を地獄へ連れ去ろうと、無数の手が現れる。
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ニック・ネクロ:ジョン。助けてくれ。
コンスタンティン:お前が教えてくれたんだろ、全ての物には代償が伴う。

ついに、地獄に連れ去られるニックの魂。残ったのは、コンスタンティンとザターナと、ネクロの亡骸だけ。
しばしの間、ニックの亡骸を前に自身の青春時代に思いを馳せるコンスタンティン。
やがてコンスタンティンは、何かを振り払うように、ニックの亡骸から彼のトレンチコートを受け取り立ち上がる。
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**********

というわけで、予想通り、コンスタンティンとザターナの関係と#12で現れた黒幕の正体が発覚する話でした。
自分がJLDが好きなせいも多分にあると思いますが、自分が読んだ#0の中で一番面白かったですね。

ちなみに、前回の時に予想した黒幕の正体ですが、見事に外れました。
が、やはり同じことを思った人も多いらしく、ライターのレミーレ本人がツイッター上で「黒幕=キアヌ・リーブス」説の呟きをリツイートしたりしてました。


【小ネタ】
前回の記事で軽くネタにした、コンスタンティンの所属していたパンクバンド「The粘膜ズ(Mucous Membrane)」。イギリスから来たばかりのコンスタンティンはしっかりバンドのTシャツを着てるのが分ります。
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非公開コメント

No title

男運ないな!

No title

>>Muguさん

男運ないというか、この娘の場合、単にだめんず好きの自業自得なんじゃないかと思いました。

No title

ニガい代償を伴った青春時代ですね。コンスタンティンが、基本的に他人を信用しない原因はコレなんですね。

Re: No title

>>サイ吉さん
そうですね。この件意外にもヘルブレイザーを読んでいると、コンスタンティンは幼少のころから相当ハードな人生を歩んでいたようです。
そりゃ性格も歪みますよね…
プロフィール

NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

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