Batman Annual #1

バットマン アニュアル#1

「ダークナイト ライジング」、「アメイジング スパイダーマン」、「アベンジャーズ」など期待のアメコミ映画が目白押しの今夏。
「映画を見た人が検索して、このブログにたどり着いてくれないかな…」と、他力本願な希望を抱いたのですが、よく考えれば当ブログでは、上記3作品については殆ど記事を書いていない事に気がつきました。
一応、バットマン誌とアメイジング・スパイダーマン誌は読んでるんですけどね。

と言うわけで、「アメコミ放浪記PVアップキャンペーン」として、バットマン アニュアルの紹介をさせてもらいます。

ちなみに最近のバットマン本誌では、”自称”ブルース・ウェインの兄が登場したり、今度、タロン(ディックの血族?)のレギュラー誌が刊行されたり、デテクティヴ・コミック誌#1で、顔を剥がされて以来、音沙汰がなかったジョーカーの登場がアナウンスされたりと、怒涛の展開を見せています。

そんな中、今回は冷凍保存された妻の復活のために、全てを投げ打つ悲運のヴィラン、Mr.フリーズに焦点が当たります。

**************

アーカム・アサイラムの特殊監房。氷点下に冷やされた独房に佇むMr.フリーズはかねてより計画していたアーカムの脱走を実行に移す。
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密かにコート・オブ・オウルと協力し、冷凍保存された彼らの執行者タロン達の蘇生に成功したMr.フリーズは、その術式を彼の悲願-最愛の妻ノラの復活に応用することを決めたのだ。

ペンギンに預けた冷凍銃を受け取った彼は、ノラの身体が安置されたかつての職場、ウェイン・インダストリーの研究所に侵入する。
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しかし、そこで待っていたのはノラの身体ではなく、Mr.フリーズの脱獄の報を聞き駆け付けた、ナイトウィングとロビンであった。
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しかし、なんなく2人を手玉にとるMr.フリーズ。ロビンたちを凍らせ、とどめの一撃をはなとうとしたその瞬間、研究所の館内放送がMr.フリーズを止める。

ブルース・ウェイン:ナイトウィング達を解放し、エレベータで最上階にくるんだ。2人で話がある。

かつて自分の研究プロジェクトを打ち切り、非常にも最愛の女性の身体を彼から取り上げたブルース・ウェインに復讐するためにも、エレベータを登るMr.フリーズ。

最上階で待ち構えていたのは、もちろんブルースではなくバットマン。
"自分はただ最愛の女性と生を共にしたいだけなのに、ブルースもバットマンも何故邪魔をするのか?"
格闘中にそう問いかけるMr.フリーズ。しかし、バットマンの答えは衝撃的なものであった。

バットマン:その女はお前の妻ではない。分かっているだろう?
Mr.フリーズ:彼女のことを愛しているんだ!
バットマン:会ったこともないのに、どうして?
バットマン:彼女の名前はノラ・フィールズ、1943年生まれ。23歳の時に人類初のコールドスリープ被験者となった。
バットマン:彼女はお前の祖母くらいの年齢だ。
バットマン:「Dr.フリーズは、最愛の妻を冷酷なビジネスマンの手から救うため何度でも立ち上がる。。。」こんなのは飛んだ茶番だ。

Mr.フリーズ:私は彼女のことなら何だって知ってる!!
バットマン:お前は、妄想の愛に執着する狂人だ!!

20120717_04.jpg


ついにMr.フリーズを打ち倒すバットマン。
その時、Mr.フリーズの脳裏に浮かんだのは妄想の妻ノラではなく、少年期に亡くした母の姿であった。
Mr.フリーズと彼の母との、狂気に彩られた過去とは。。。
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**************

DCユニバース指折りの悲劇を背負うヴィラン、Mr.フリーズの根底を揺るがす設定変更いかがだったでしょうか?
まぁリランチ前もノラが狂える発火能力者として復活したりしていたので、いまさらこれくらいでは驚きません。

しかも、上では詳しく述べませんでしたが、今回発覚したMr.フリーズと母との関係は、ノラとの関係に負けず劣らず興味深い設定だったので、今後はこちらの方をフューチャーしても面白いかもしれませんね。
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No title

コート・オブ・オウルはバットマン・ファミリーだけじゃなく、ジョナ・ヘックス等のヒーロー達と戦っていましたが、目的がイマイチ理解が出来ませんでした。
それと、Mr.フリーズはレッド・フードと争わずに喋っていましたが、仲が良いんでしょうか?

No title

>>サイ吉さん
ごめんさい。実はバット系タイトルって、バットマン誌しか読んでないんですよね。

いちおう、ナイト・オブ・オウルズは、「コート・オブ・オウルズによる、ゴッサムの要人暗殺計画を各ヒーローが分散して阻止する」という趣向でしたが、単に各ヒーローがタロンと戦うだけでは話が成り立たないと思うのですが、そこら辺はどうしたんですかね?

聞くところによると、ナイトウィング誌はバットマン誌でも登場したディックの曾祖父に焦点があたり、全然関係ないと思われていた1話からのアークとも話が繋がる、非常に面白い構成になっているらしいので、多少興味があります。

No title

初めまして、黒好きです。
好きなアメコミはスパイダーマンとバットマンです。

いきなりこんな質問は失礼だと思いますが、ジョーカーの顔が剥がされたってどういうことですか?それとこのサイトをお気に入り登録してもよろしいでしょうか?

No title

>>黒好きさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
もちろんお気に入りに登録していただいて結構ですよ。

>好きなアメコミはスパイダーマンとバットマンです。
すみません。自分もスパイダーマンとバットマンが大好きなのですが、何故かうちのブログでは彼らの紹介があまり書けてないです。

上の2人ほど映画はぱっとしませんでしたが、グリーンランタンやコンスタンティンも気のいいやつらなので、これからもよろしくお願いします。

で、本題なのですが、ジョーカーの話をする前に、リランチ後のDetective Comics誌の最初の敵はドールメイカーについてお話ししなければなりません。

ドールメイカーはゴッサムに突如あらわれたヴィランであり、死体を人形のように切り張りし人体改造を行うことを得意とする、清々しいほどのサイコ野郎です。
弩級のサイコ同士相通じるものがあったのかは分かりませんが、Detective Comics#1にてそんな彼とジョーカーは急接近。
アーカムに収監されていたジョーカーの脱獄をドールメイカーが手引きします。

そしてこのとき、ドールメイカーはジョーカーと何らかの密約を結び、ジョーカーにある施術を行います。
そして脱獄の翌日、現場に残されていたのは、ジョーカーの剥がされた顔の皮膚だけでした。。。
というのが、Detective Comics#1のあらすじ。

というわけで、ジョーカーの顔が剥がされたのは間違いないのですが、何のために剥がしたのか、現在ジョーカーはどのような姿で潜伏しているのかは、まだ明かされていないんですよね。

そんなジョーカーが10月のBatman誌にてついに再登場するということで、ファンの間ではジョーカーの新しい顔についていろいろな予想が飛び交っているのが現状です。
プロフィール

NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

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