Earth 2 #2

アース2 #2
(作:ジェームス・ロビンソン、画:ニコラ・スコット)

オバマの同性愛者結婚支持を受けてのことなのか、先月突如DCの行った「来月DCの象徴的キャラがカミングアウトする。」のアナウンス。

大方の下馬評は「リランチ後にあまり登場していない大物キャラなんて、Earth2が始まったばかりのJSAメンバーしかいないだろ?」って感じでしたが、ふたを開けてみても特にひねりはなく、ゲイであることが判明したのは初代グリーンランタンことアラン・スコットでした。
20120617_1.jpg

ちなみにお相手は、香港在住の実業家サムさん。

ただ、今回の一連の騒動ですが、正直、管理人は少し否定的です。
なんというか、コミックにおける同性愛の解放って、ごく普通の恋愛の一形態としてゲイカップルが登場することだと思うんですよね。
少なくとも「来月、有名キャラがカミングアウトするよ!」なんてキャンペーンをうって世間の耳目を集めるのは、そんな思想から最も遠いところにあるのでは?と思ってしまいます。

しかも、さらに気になるのは今月の"引き"。


お互い多忙なため滅多にない2人きりの週末を充実したものにしようと、電車で山間部の別荘に向かう、アランとサム。
20120617_2.jpg

その車内で、アランはサムに結婚を申し込む。
その瞬間、乗っている電車が・・・
20120617_3.jpg


・・・。
おそらく、この事故をきっかけに、アランはグリーンランタンとして覚醒するのでしょうが、恋人のサムはどうなってしまうのでしょうか?
このまま、「サム死亡」→「その後、アランには特に色恋沙汰は発生せず」→「アランのゲイ設定はしだいにうやむやになっていく」
という流れにはならないですよね?
もし、そうなるとしたら、同性愛というデリケートな問題を正面から扱う覚悟もないのに世間の流行にのって売り上げを伸ばそうとするDC編集部の良識を疑います。


・・・ちょっと脱線しました。
ちなみに今回個人的に気に入ったのが、Earth2に次元転移をしてきたMr.テリフィック(マイケル・ホルト)とそれを迎え撃つ謎の男テリー・スローン(初代Mr.テリフィック)との、"Third Smartest Man in the World"の名をかけた対決。
20120617_4.jpg

なんとなくテリー・スローンの方が悪役っぽい雰囲気なのですが、わざわざ名乗ってから戦いを挑むところに"フェアプレイ精神"を感じさせるあたりはさすがです。

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NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

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