fc2ブログ

新生アルティメット・ユニバースの紹介 (その2)

新生アルティメット・ユニバースの紹介 (その2)

今回の内容は前回の続きです。

【カーンvsメイカー】
この世界でのヒーローの発生を防ぎ、偽りの対立構造の上に理想郷を作り上げたメイカー。
そのメイカーを憎み、この世界にはいないはずのヒーロー(のクローン)軍団を引き連れて未来からやってきた征服者カーン。

20240204_01.jpg

2人の怪人の戦いは、その場にいあわせた3人目の男、ハワード・スタークにより終焉を迎えた。
ハワードは自身が作ったタイムマシーンを暴走させ、自らを含むその場にいた全員を戦いの現場であるザ・シティに閉じ込めたのだ。

時が加速された街であるザ・シティの扉が次に開くのは今から2年後。
その間、ザ・シティの内部では2万年以上の時が過ぎているはず。
「メイカーが次に姿を見せる時、彼と彼の街がどのような進化を遂げているのか?」
メイカーの手下たちは、やがて帰還する彼らの主人の影におびえながらも、自らの手に転がり込んだこの世界を、そのぎこちない手で支配し続けることを選んだのであった。
20240204_02.jpg


【Drドゥーム】
支配者たちは知らなかったが、ザ・シティでの事件には生存者がいた。
20240204_03.jpg

その男の名はDr.ドゥーム。この世界のリード・リチャーズである。
メイカーは、超人となる機会と共に親友たちを失ったこの世界の自分を、ラトヴェニアに幽閉。
その天才的頭脳を自身の助手として利用してきたのである。
ハワードと共に作り上げたタイムマシン技術、その名も"イモータスエンジン"を手にラトヴェニアから脱出したドゥーム。
彼は、ハワードの遺産ともいえるその技術を、しかるべき人物、トニー・スタークの手に届ける。

【トニー・スターク】
Dri.ドゥームから父の最期とこの世界の真の姿を知った若き天才は、父の遺志を継ぐことを決意。
メイカーによって消え去ったヒーローたちを復活させ、この世界をあるべき姿に取り戻すために活動を始める。
20240204_04.jpg

そしてそのためにトニーが初めて行ったこと、それは世界と戦うための手段、アイアンマンスーツを造り上げることであった。
出来上がったばかりのスーツの胸に、その動力源となる時間旅行装置イモータスエンジンを組み込んだトニーに、Dr.ドゥームは話しかける。

ドゥーム:これで君も父上同様"アイアンマン"となったわけか。

しかし、トニーはドゥームの言葉を否定する。

トニー:いや、僕はまだ"アイアンラッド"くらいがせいぜいだ。もっといい名前を見つけるまではね

20240204_05.jpg
(野暮な解説ですが、正史世界では"アイアンラッド"は征服者カーンの少年期の呼び名。
そしてトニーのアーマーはこの世界のカーンの色違いとなっています)

【ヒーローたちの復活】
トニーとドゥームは、この世界にヒーローを取り戻すべく時間と空間を股に掛けたレジスタンス活動を繰り広げる。

キャプテンアメリカの封印された氷塊の回収
20240204_06.jpg

アスガルドに幽閉されたソーの解放
20240204_07.jpg

メイカーの研究所の襲撃と、そこに保管されたヒーロー誕生の鍵となる物品の強奪
20240204_08.jpg
と、着実に成果を上げていくトニーたち。


しかし、彼らの活動を好ましく思わない勢力が存在した。
メイカーの手先としてこの世界を支配してきた者たちである。
20240204_09.jpg
世界秩序を乱す存在であるトニーたちの排除を目論む彼らは、軍事衛星を用いた攻撃を敢行する。

すんでのところで、タイムマシンを作動させ未来に逃亡したトニーたちであったが、
彼らの秘密基地が存在したマンハッタンの一画を一瞬にして蒸発。何百人もの死者を出す大惨事へと発展してしまう。
報道機関は、ニューヨークのど真ん中で起こった悲劇の犯人をトニー・スタークと断定。
夜のニュースで、スターク社製軍事衛星のアクセスコードを使ったトニーの手口を紹介すると共に、事件の被害者の名前を読み上げていく。
そしてその中には、読者のよく知る2人の人物の名前、ノーマン・オズボーンとメイ・パーカーが含まれているのであった。
20240204_10.jpg

一方、一夜にして稀代のテロリストに仕立て上げられたトニー・スタークらは、逃げ延びた6か月先の未来から、引き続きヒーローたちをこの世界に取り戻す計画を続行していた。
そんな彼らの次なる一手は、ヒーロー世界の中心となるはずであった男の復活。

20240204_11.jpg

トニーは6か月後の未来から、愛する妻子と幸せな家庭を築いた新聞記者ピーター・パーカーに、メイカーから奪った1匹のクモを送り付ける…


********************
というわけで、今回は前回に続き新生アルティメットユニバースの紹介でした。

今回、紹介した内容はミニシリーズ『アルティメット・インヴェージョン』とワンショット『アルティメット・ユニバース』の紹介でしたが、この2作から始まったアルティメットユニバースを舞台にした物語は既に、
『アルティメット・スパイダーマン』、『アルティメット・X-MEN』、『アルティメット・ブラックパンサー』の3作が発表されています。
20240204_13.jpg


ただ、おそらくこれらの3作品については、粗筋(とスパイダーマンの1話目)を読む限り、今まで紹介したような世界情勢を把握できていなくても、問題なく読めるんじゃないかと思っています。

そうなると「じゃあトニー・スタークたちの物語の続きはいつになったら読めるんだ?」と思われる方もいるかと思いますが、そこで重要なのは、トニー・スタークらが脱出した先が今から6か月後というところでしょう。

実は、マーベルは今年の5月に行われるコミックの無料配布イベント、フリーコミックブックデイ(FCBD)にて、アルティメットユニバース関連のコミックを配布することを発表。さらに、その中で"新チーム"がデビューすることを予告しています。

順当に考えると、ここで登場する新チームこそがアルティメット世界に於けるアベンジャーズである"アルティメッツ"であり、そのメンバーはトニーたちであることはまず間違いないでしょう。

そうなると1月発売のコミックでトニーが言及した"6か月先"とは、現実世界に於ける2024年6月のことであり、FCBDの配布コミックが、6月から始まる新タイトル『アルティメッツ』の予告編となると考えるのは妥当な予想だと考えます。
(また、そのような視点で見ると、メイカーが帰還する"2年後"というのも、アルティメットユニバースの各タイトルが足場固めをしたうえで迎える最初のクライマックスの実施タイミングとして丁度いいように思えます)

いずれにせよ、細かいしがらみを持たないまっさらな世界である新生アルティメットユニバースはまだ始まったばかり。
せっかくのチャンスですので、興味を待たれた方は是非どうぞ!
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

Twitter
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
本・雑誌
19位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋書
1位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
カウンター