サベッジ・アベンジャーズ #1-6
(今回は軽くいかせてもらいます。)
サベッジ・アベンジャーズ
(作:ゲリー・デュガン、画:マイク・デオダートJr.)
"SAVAGE(野蛮な)"という形容詞がぴったりなこのタイトル。

メンバーは上から、Dr.ブードゥー、パニッシャー、エレクトラ、ヴェノム、ウルヴァリン、コナン。
「コナン?」と疑問に思われた方、想像の通りです。
このコナンは、映画『コナン・ザ・グレート』や『コナン・ザ・バーバリアン』で知られるあの蛮人コナンです。
実は少し前にマーベルはダークホーク社が持っていた蛮人コナンのコミック化権を再取得。
その後しばらくは大人しくコナンの原作世界であるハイボリアを舞台としたコミックを刊行していたのですが、満を持してマーベル世界に引きずり込んだ作品がこの『サベッジ・アベンジャーズ』となります。
(厳密にはコナンがマーベル世界にやってくる話は『アベンジャーズ:ノーロードホーム』です。ですので、本作ではいきなりマーベル世界に居ついたコナンが登場します。)
というわけでマーベル世界において近代文明にもヒーロー文化にも染まらず、あくまで"蛮人"であることを貫くコナンが本作の見どころ。
ちなみにこれがウルヴァリンとコナンの出会い。

コナン:キンメリアのコナンだ。
ウルヴァリン:……パブストのローガンだ。
※パブストは米国のビール会社
このウルヴァリンのしょうもない軽口のお陰で、この後ずっとウルヴァリンはビール会社の広告塔のような扱いに。

コナン:戦えローガン。パブストの名に懸けて!
それにしても、今回の悪役。いくら邪神復活のために強者を呼び寄せる必要があるからといって、
シンビオートを瓶詰にし…

ウルヴァリンの旧友を誘拐し…

パニッシャーの家族の墓を暴き……

と虎の尾を踏むような行為のつるべ打ち。
物語序盤から「うわ、こいつ死んだな」と、哀れみすら感じちゃいました。
【宣伝】
DC関連では『ジャスティス・リーグ:シックスス・ディメンション』の予約が開始。DCリバースの集大成として先日開始した『ダークナイツ:デスメタル』に直接つながる物語となります。タイトル名で予想が付くように、Mr.Mxyzptlkとバットマイトというコメディ調の物語にしか登場しないキャラクターが、ジャスティスリーグ誌に大真面目に参戦!
続いては『バットマン:アーカム・アサイラム』が各種設定画を追加した増補改訂版となって刊行。現代コミックの魔術師(本物)グラント・モリソンの物語と、現代美術の世界に片足を突っ込んだようなデイブ・マッキーンの画が融合したまさに不朽の名作ですので、未読の方は是非。
マーベル関連では『マーベルスーパーヒーローズ:シークレット・ウォーズ 1』の予約が開始。
こちらは1984年にマーベルが行った初めての超大型クロスオーバー。「玩具メーカーのハスブロとも提携し、絶対に失敗できない企画となったこの作品の勝算を少しでも上げるため、マーケティング調査の結果割り出された子供たちが大好きな単語を2つを組み合わせて"シークレットウォーズ"という名前を付けた」という逸話は有名。
スパイダーマンのブラックコスチューム登場や、ビヨンダーの紹介など、現代のマーベルでも度々引用される物語なので、そういう意味でも気になるタイトル。
続く『ワスプ』は対照的に、現代のコミックシーンを代表するようなタイトル。
初代アントマンの娘、ナディア・ヴァン・ダインと彼女を取り巻く天才科学少女たちを主人公に据えたポップな物語。
「理系の道を選ぶ女の子をエンパワメントする」というテーマがあり、原書では実在の女性科学者のコラムが載ってるらしいのですが、そこら辺が邦訳版ではどうなるのか?
サベッジ・アベンジャーズ
(作:ゲリー・デュガン、画:マイク・デオダートJr.)
"SAVAGE(野蛮な)"という形容詞がぴったりなこのタイトル。

メンバーは上から、Dr.ブードゥー、パニッシャー、エレクトラ、ヴェノム、ウルヴァリン、コナン。
「コナン?」と疑問に思われた方、想像の通りです。
このコナンは、映画『コナン・ザ・グレート』や『コナン・ザ・バーバリアン』で知られるあの蛮人コナンです。
実は少し前にマーベルはダークホーク社が持っていた蛮人コナンのコミック化権を再取得。
その後しばらくは大人しくコナンの原作世界であるハイボリアを舞台としたコミックを刊行していたのですが、満を持してマーベル世界に引きずり込んだ作品がこの『サベッジ・アベンジャーズ』となります。
(厳密にはコナンがマーベル世界にやってくる話は『アベンジャーズ:ノーロードホーム』です。ですので、本作ではいきなりマーベル世界に居ついたコナンが登場します。)
というわけでマーベル世界において近代文明にもヒーロー文化にも染まらず、あくまで"蛮人"であることを貫くコナンが本作の見どころ。
ちなみにこれがウルヴァリンとコナンの出会い。

コナン:キンメリアのコナンだ。
ウルヴァリン:……パブストのローガンだ。
※パブストは米国のビール会社
このウルヴァリンのしょうもない軽口のお陰で、この後ずっとウルヴァリンはビール会社の広告塔のような扱いに。

コナン:戦えローガン。パブストの名に懸けて!
それにしても、今回の悪役。いくら邪神復活のために強者を呼び寄せる必要があるからといって、
シンビオートを瓶詰にし…

ウルヴァリンの旧友を誘拐し…

パニッシャーの家族の墓を暴き……

と虎の尾を踏むような行為のつるべ打ち。
物語序盤から「うわ、こいつ死んだな」と、哀れみすら感じちゃいました。
【宣伝】
DC関連では『ジャスティス・リーグ:シックスス・ディメンション』の予約が開始。DCリバースの集大成として先日開始した『ダークナイツ:デスメタル』に直接つながる物語となります。タイトル名で予想が付くように、Mr.Mxyzptlkとバットマイトというコメディ調の物語にしか登場しないキャラクターが、ジャスティスリーグ誌に大真面目に参戦!
続いては『バットマン:アーカム・アサイラム』が各種設定画を追加した増補改訂版となって刊行。現代コミックの魔術師(本物)グラント・モリソンの物語と、現代美術の世界に片足を突っ込んだようなデイブ・マッキーンの画が融合したまさに不朽の名作ですので、未読の方は是非。
マーベル関連では『マーベルスーパーヒーローズ:シークレット・ウォーズ 1』の予約が開始。
こちらは1984年にマーベルが行った初めての超大型クロスオーバー。「玩具メーカーのハスブロとも提携し、絶対に失敗できない企画となったこの作品の勝算を少しでも上げるため、マーケティング調査の結果割り出された子供たちが大好きな単語を2つを組み合わせて"シークレットウォーズ"という名前を付けた」という逸話は有名。
スパイダーマンのブラックコスチューム登場や、ビヨンダーの紹介など、現代のマーベルでも度々引用される物語なので、そういう意味でも気になるタイトル。
続く『ワスプ』は対照的に、現代のコミックシーンを代表するようなタイトル。
初代アントマンの娘、ナディア・ヴァン・ダインと彼女を取り巻く天才科学少女たちを主人公に据えたポップな物語。
「理系の道を選ぶ女の子をエンパワメントする」というテーマがあり、原書では実在の女性科学者のコラムが載ってるらしいのですが、そこら辺が邦訳版ではどうなるのか?
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