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スーパーマン#14-15(または最近のジョン・ケント)

スーパーマン#14-15
(作:ブライアン・M・ベンディス、画:アイヴァン・レイス)

惑星クリプトンの跡地で繰り広げられたロゴル・ザーとの最終決戦。
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クリプトン星の破壊者であるロゴル・ザーと対峙したのは、スーパーマン、ジョン・ケント、Mr.オズ(スーパーマンの父ジョー・エル)、スーパーガール、名犬クリプト、すなわちエル家の生き残り全員であった。

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途中、エル家の仇敵ながら誰よりもクリプトンに忠誠を誓った男ゾッド将軍の加勢により、クリプトン人最後の抵抗ともいえる闘いは、スーパーマンたちの勝利に終わる。

しかし、全ての問題がそれで解決したわけではなかった。

Mr.オズの行いにより、銀河は全星間国家による戦争が勃発する間際となっていたのだ。
各国の首脳陣が集まり互いに挑発を繰り返す中、彼らを説得しようとするスーパーマンは、直前に息子が思いついた単純なアイデアを披露する。

スーパーマン:…つまりは、何か問題が起こった場合は、国の代表たちが対等な立場で話し合いで解決するんです。
ジョン:これって僕の故郷では国連とかって呼んでるんだけど……誰か加盟しない?

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あまりにも素朴で、あまりにも夢想的なその提案に、絶句する各文明の首脳たち。
その気まずい沈黙は、意外な形で破られた。

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サターンガール:こんにちは!私たちリージョン・オブ・スーパーヒーローズです。
この記念すべき日を祝うために、31世紀からやってきました
コズミックボーイ:皆さんの決断が、銀河を救ったんです。今日この日は、"連盟の日"として広く銀河に知られることとなります。

突然の能天気な闖入者に唖然とする一同。
初めに事態を把握したジョンは、恐る恐る口を開く。

ジョン:…もしかして少し来るのが早かったんじゃない?
君たちがもう起こったと言ってることは、まだちっとも起こってないんだけど…


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サターンガール:ちょっとどうなってるのブレイニアック5?
ウルトラボーイ:早すぎたって言ってるぞ?
ブレイニアック5:少しだけだって!
サターンガール:もしかして出直した方がいいじゃない?
ブレイニアック5:でも、もうこうして会っちゃったし…



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タマラン人代表:…つまりは、銀河連盟は成功するということか?
ドミネーター代表:それも今から1000年経ったあとでも。

呆気に取られた各国首脳陣であったが、彼らの登場が意味することを知ると、態度を一変。
我先にと、銀河連盟への加盟を表明していく。

この瞬間、未来からの使者たち、リージョン・オブ・スーパーヒーローズの言葉は真実となった。
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有史以来初めて銀河は1つとなったのだ!

銀河連盟の誕生を見届けたリージョンは、スーパーマンたちを振り返り、彼らが現代にやってきたもう一つの要件を切り出す。

サターンガール:"連盟の日"を称えるために一番良い方法。それはこの時代と我々の時代が互いの事を学びあうことだと、私たちは確信しています。
そこであなたには、ぜひ我々と一緒に31世紀に来ていただきたいのですが…

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スーパーマン:君たちに加わる!?
お気持ちは嬉しいが、私にはこの時代でやるべきことが…

ウルトラボーイ:あの…気を悪くしないでください。彼女はあなたを誘ったんじゃないんです。
サターンガール:ジョン・ケント、銀河連盟の発案者…リージョンにあなたをお迎えできれば、これ以上光栄なことはありません。

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ジョン:ぼく!?

******************************
ということで、今回はいつの間にかハイティーンに成長してしまったジョンくんの状況を紹介してみました。

この後で、ジョンくんはリージョン参加を決心。
成長後に一度も会っていなかった相棒のダミアンとの別れをすませ未来へと旅立ち、
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(『スーパーマン#16』より。めちゃくちゃエモい話なので、ぜひ!)

1人の不死者の視線で語られるDC世界の一大未来史である『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ:ミレニア』のラストでは、
31世紀にやってきた瞬間の様子を見ることが出来ます。
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ちなみに、ベンディスのインタビューによれば、これから始まる『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』誌は、数少ない例外を除いてタイムトリップは行わず、31世紀の未来でのみ物語を展開するそうです。
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(ちなみにその"数少ない例外"がこれ。やっぱり来るのかよ!)

管理人はリージョンについては全く知らず、正直今回のブログも検索を駆使しながら各キャラの名前を調べたような状態なのですが、これを機に読んでみることにします。

【宣伝】
今回、ぜひとも紹介したいのが『アメコミ・ヒーロー スーパーグラフィック インフォグラフィックで拡がる 海外コミックの世界』。
その名の通り、「ワンダーウーマンのコスチュームの変遷と太ももの露出度」、「『バットマンのテーマ』における"Da!"と"バットマ~ン♪"の割合図」、「ヒーローたちの政治信条分布図」などアメコミに関する面白い統計をインフォグラフィック形式でまとめた図録集です。
たまたま存在を知って購入して以来、密かに翻訳されないかと思っていた管理人の愛読書が遂に翻訳!
続いて翻訳が決定したのが、『ウィンターソルジャー:セカンド・チャンス』。人気者ウィンターソルジャーを主人公とした個人誌ですが、特筆すべきはその翻訳スピード。
本国での単行本発売から殆ど間を置かずの発売です。このブログで繰り返し書いていますが、本当にいい時代です。
またトランスフォーマーのサムライ、ドリフトの個人誌『トランスフォーマー:ドリフト』も翻訳決定。管理人はトランスフォーマーは門外漢ですが、これまた翻訳が盛り上がってますね。


またDCでは、歴史に残る名作となりそうなトム・キングのバットマンの中盤の山場、『バットマン:ウェディング』の翻訳が決定。業界を揺るがした結婚回ですよ!
また、来年のクライシス級の大型イベントに向けて加速を始めたスコット・スナイダーのジャスティスリーグの2巻目にあたる『ジャスティス・リーグ:グレイブヤード・オブ・ゴッズ』も翻訳決定。噂に上り始めた2020年のDCの大型リランチに直接続いていきそうなタイトルということで、こちらもお勧めです。

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NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

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