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インフィニティ・ウォーズ

インフィニティ・ウォーズ
(作:ジェリー・ダガン、画:マイク・デオダ-トJr.)

【神々の書庫にて】
ここは、銀河中の全ての文明の神々が集まり、その知識を蓄える"全能の都市"の図書館。
そこに収められた書物をひっくり返しながら、ロキはマルチバースのものも含んだ自分自身について調査をしていた。
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ロキ:何故だ! どれも結末は違うが、結局は私は王座に着けぬ物語ばかり。何故私がヒーローとなる物語がない!

どの書物を見てみても、でてくるのは自分が敗北する物語ばかり。
しかし、そこに描かれた物語に自分の記憶と異なる内容が多数含まれていることに気が付いたロキは、その背後に自分とそして世界を欺く存在の影を見つける。

その存在の正体を探るためにロキは、神々とあらゆる世界が生まれる場所"創世の石切り場"へと向かう…

【創世の石切り場】
宇宙を渡る船を漕ぎ出し、世界の果てにある創世の石切り場へたどり着いたロキ。
謎の答えを探るべく、石切り場の番人である3人怪女と対峙した彼であったが、本題を切り出す前に、彼の前に突如次元の裂け目が切り開かれる。
その裂け目から飛び出してきたのは、全てのインフィニティストーンを身にまとい、ムジョルニアで武装した、別世界のロキ・オーディンソンであった。

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まさに兼ねてから想像していた"英雄としての自分"の登場に、目を奪われるロキ。
そんなロキに"英雄ロキ"が声をかける。

英雄ロキ:私は次元の彼方まで吹き飛ばされたのか?であれば、お前はこの世界の私に違いないな?
それにしても面妖な…おぬしのインフィニティストーンはどうした?ムジョルニアは?
そんな姿では、原点世界(Original Universe)には行けんぞ?
どのようにレクイエムとデヴァンドラに立ち向かうつもりだ?
ロキ:いいから、どんなトリックを使ってハンマーを持ち上げたか教えろよ。察するに、インフィニティストーンの力でムジョルニアの魔法を歪めたな?
英雄ロキ:はっ!この世界の私は、ムジョルニアも持てない詐術家か!シフへのいい土産話ができたな。


そんな2つの世界のロキの会話のさなか、突如、英雄ロキの背中に触手が襲い掛かる。
英雄ロキをこの世界へと弾き飛ばした敵が、追撃を行ってきたのだ。

しかし英雄ロキは独りで戦っていたのではない、
アイアンマン:おい、ロキ!ちょっとその角を貸してくれ。
彼と共に触手の主である怪物と戦っていた異世界のアベンジャーズが、英雄ロキに声をかける。
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英雄ロキ:オーディンとアスガルドの名に懸けて!

ムジョルニアを掲げ、颯爽と仲間の待つ戦場へと戻っていく英雄ロキ。
英雄ロキ:汝を地獄の門へと送って、ぎゃあーーー

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ロキ:…あいつ、原点世界とか言ってたっけ?とりあえず、インフィニティストーンを集めるか。

【地球】
この世界に再び現れたインフィニティストーンを巡り銀河のあちこちでおこった争奪戦。その勝者たちは、Dr.ストレンジの声に導かれ、ニューヨーク市セントラルパークに集められていた。

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タイムストーンの所有者Dr.ストレンジ、
リアリティストーンの所有者キャプテンマーベル、
マインドストーンの所有者タークと彼が金にあかせて集めたヴィラン達、
ピーター・クイル、ロケット、グルートはパワーストーンを保持、
アダム・ウォーロック、ドラックス、アイアンラッドはソウルジェム、
そして姿を見せず物陰から様子を窺うスペースジェムの保持者ブラックウィドウ。

一堂に会した所有者に、全てのストーンが1人の人物の手に収まることの危険性を説くDr.ストレンジは、
インフィニティストーンを保持する者が最も気にしなければならない危険、"狂えるタイタン人"サノスの現在の動向を皆に見せる事で、彼らに所有者の重責を伝えようとする。

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しかし、Dr.ストレンジの魔法が映したものは、何者かに首を切られたサノスの遺体。

色めき立つ所有者たちの隙を狙うかのように、現れた人影。
それはサノスの首を小脇に抱え、自らをレクイエムと名乗る仮面の女性であった…
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**********************
というわけで、マーベルの夏のイベント、インフィニティ・ウォーズが遂に開始。
本作は、以前当ブログで紹介したインフィニティ・カウントダウンの続編(というか本編?)となります。

カウントダウン誌でその存在が匂わされ満を持して登場したレクイエムと、トリックスターの本領を発揮し他のキャラクターのあずかり知らぬところで暗躍するロキ。
これらのプロットがどのように融合していくのかはまだわかりませんが、所有者とレクイエムとの戦いを描いた第一部である#1-2を経て、#3にて事態は急転。
Infinity Warsならぬ、Infinity Warps(無限の歪み)なる事象が発生。

この世界のヒーローたちの魂と歴史が、融合される事となります。
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(これがインフィニティワープスのヒーローたち。左からソルジャー・シュプリーム、アイアンハンマー、ウエポンヘックス、ゴーストパンサー)

その名前に恥じない、とてつもないスケールの物語になりそうな本作。続きが楽しみです。

【宣伝】
DCでは、早くも『バットマン:ウォー・オブ・ジョーク&リドル』の予約が決定。
「ジョーカー派とリドラー派、ゴッサムヴィラン達を真っ二つに分けた上でのシビルウォー」という設定はそれだけでも燃えるものがありますが、本作の陰の主役はなんとってもカイトマン。
この作品を読んだ人は、この誰からも見向きのされなかった3流ヴィランを愛さずにはいられないはずです。
また、DCリバースの重要タイトル『バットマン/フラッシュ:ザ・ボタン』は9月に発売。
こちらは「ウォッチメン世界とDC世界との衝突」というDCリバースの本筋のみならず、『バットマン:アイ・アム・ゴッサム』から続く一連のバットマン誌の物語とも強く結びついている作品のため、バットマン誌を読んでる方もぜひ!




またマーベルは人気者グウェンプールの3巻4巻が同時刊行。特に4巻に当たる『グウェンプール:第四の壁、破っちゃいました』は、マーベル世界に来てコミックを追えなくなったせいで、知識が古くなってしまったグウェンプールが、最新のマーベル世界を学ぶために現実へ戻るという粗筋にガツンとやられたので、購入決定です



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NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

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