バットマン#21 (ザ・ボタン第一話)

バットマン#21
(作:トム・キング、画:ジェイソン・ファボック)


バットマンと彼の率いるバットマン版スーサイドスクワッドによるサンタ・プリスカ侵入作戦『アイ・アム・スーサイド』とそれに続くベインとの最終決戦『アイ・アム・ベイン』を終えたバットマンは、兼ねてからフラッシュと2人で取り組んでいた謎"ウォーリー復活と共に残された血塗りのスマイルマーク"の調査を行っていた。
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世界最高の探偵と世界最速の検視官の手にかかっても「この世界の外からやってきた」ということ以外ことはわからないスマイルバッジであったが、その日は違った。
たまたま検査台の上に出しておいたサイコパイレートの仮面が、血塗りのスマイルバッジに反応を示したのだ。

新たな手掛かりの発見を報告すべく、フラッシュを呼び出すバットマン。
しかし、その直後バットケイブに現れた閃光は、フラッシュではなく彼の宿敵リバース・フラッシュ(イオバード・ソーン)であった。
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その超スピードで反撃する隙も与えずにバットマンを圧倒するリバース・フラッシュ。
悠然とバットマンを見下ろす彼は、ふとバットケイブに飾られた一枚の手紙を見つける。

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リバース・フラッシュ:おや、トーマス。俺様を殺した後でこんな手紙を書いていたのか。さぞや誇らしい気持ちだったろうな!

New52終盤でのフラッシュとの対決に敗れ超人用収容所に収監されたリバース・フラッシュは、なぜかNew52世界が誕生する前の記憶を取り戻し、『フラッシュポイント』事件でトーマス・ウェインに殺された復讐を果たすためにトーマスの息子であるブルースの下に現れたのだ。

バットケイブに置かれた手紙は、フラッシュポイントのトーマスが最愛の息子に向けてしたためた、バットマンにとって何にも代えがたい宝物。それを無残に破り捨てたリバース・フラッシュは続いて血塗りのスマイルマークを手に取る。

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青い閃光を残しスマイルマークと共に消えるリバース・フラッシュ。
その数瞬後に再び現れたリバース・フラッシュは…

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リバース・フラッシュ:神だ。俺は神を見た・・・

*****************************
というわけで始まった『ザ・ボタン』。全4話(バットマン誌とフラッシュ誌の#21-22)で、タイインなども一切ないごく小規模のイベントながら、『DCユニバース:リバース』の直接の続編ということでその重要度は極大。
『DCユニバース:リバース』と翻訳の出ている『フラッシュポイント』以外、前提知識は一切いらない独立性の高い物語ですので、バットマン誌とフラッシュ誌を読んでいない方もぜひ!

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気になる邦訳作品、まずはDCですがなんといっても嬉しいのがスナイダーバットマンのつるべ打ち。
先日は発売されたばかりの『スーパーヘヴィ』とその続刊の『ブルーム』で、ゴードン本部長による"ロボバットバニー"版バットマン編は終了。
またバットマン75周年を記念したお祭り企画『バットマン:エターナル』の下巻も7月に発売され、その後の『エピローグ』でNew52を完走したスナイダーの物語の大団円と、スナイダーからバトンを受け渡されDCリバースでバットマンを描くこととなった2人の橋渡し的な物語が描かれます。
管理人的には、スコット・スナイダーのバットマンのテーマを理解するうえで重要な補助線となる『エターナル(下巻)』と『エピローグ』が特にお勧めです。


またマーベルでは今後のMCUの映画において重要な意味を持つことになるであろう作品「インフィニティ・ガントレット」、Dr.オクトパスが成りすましたピーターの物語『スーペリア・スパイダーマン:トラブル・マインド』、そして映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Remix』のスタッフロールにてはっきりと"原作"と明記された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:レガシー』あたりが気になるところです。

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NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

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