ジャスティスリーグ #44-45 (ダークサイドウォー その3)

ジャスティスリーグ #44-45 (ダークサイドウォー その3)

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大地を揺るがし戦うダークサイドとアンチモニター。
ジャスティスリーグの眼前で繰り広げられる二人の戦いはしかし、終わりの時を迎えようとしていた。

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果てしない戦いに飽きたダークサイドは、戦闘を終わらせるべく自身が捕らえていた“神々の死神”ブラックレーサーを召喚しアンチモニターに放つ。
しかし、この瞬間こそアンチモニターが周到に用意していた“ダークサイド打倒”の勝機であった。

アンチモニターは、ブラックレーサーの力をその場にいるフラッシュと融合。
フラッシュを新たな"神々の死神"に仕立て上げ、これをダークサイドにぶつけ返したのだ。
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如何に悪神といえども神々を縛る摂理には逆らうことはできず、黒いフラッシュに易々とその身を貫かれ息絶えるダークサイド。
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DCを代表する巨悪同士の戦いは、ダークサイドの死亡によって幕を下ろしたのだった。

戦いに勝利したアンチモニターはいずこかに去り、戦いの跡に残された悪神の亡骸を呆然と見下ろすジャスティスリーグの面々。
しかし、自らもオリュンポスの神の1人であるワンダーウーマンは気が付いていた。

神が死んだということは、世界の理に大きな空白が生まれたということ。
そして世界はその空白の存在をけして許しはしないことを!

ワンダーウーマンの不安を裏付けるかのように、この世界に同時多発的に新たな神々が誕生しようとしていた。

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ブラックレーサーの役割を引き継いだフラッシュは"死の神"としていずこかに走り去り…

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惑星アポコリプスの莫大なエネルギーを吸収したスーパーマンは"力の神"となり…

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座るものに無限の力を与える神の椅子を得たバットマンは"知識の神"となりアンチモニターの正体を探り…

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神の節理の乱れによりソロモン・ヘラクレス・アキレスなど地球の神との繋がりを失ったシャザムは"オールドゴッズ"の力を使役する"神々の神"となり…

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主を失ったパラデーモンの群れと単身立ち向かうために、マザーボックスと自らの指輪を融合させたハル・ジョーダンは"光の神"となり…

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惑星アポコリプスに置き去りにされたレックス・ルーサーは、ダークサイドの死後に放射されたオメガエフェクトをその身に宿すことで"アポコリプスの神"としてアポコリプスに君臨する。

自身の身に突如差し出された強大すぎる力を前に、その力を制御する者、拒否する者、そして溺れる者、三者三様の反応を示すヒーローたち。
そんなヒーロー達を尻目に、「ダークサイド打倒」という共通の目的を成し遂げたグレイルとアンチモニターは、それぞれの計画を次の段階へと進めていた!

******
というわけで、今回はジャスティスリーグのイベント『ダークサイドウォー』の紹介でした。

「ダークサイドvsアンチモニター」という大一番を終えた本ストーリーは、ここでいったん一区切りとなり、物語はアンチモニターとリーグとの新たな戦いを描くAct2へと続いていきます。
様々な経緯で神の力を得たヒーローについては、『ジャスティスリーグ:ダークサイドウォー』と題された読み切り作品がヒーローごとに刊行され、その中で各ヒーロー達が神々の力とどう折り合いをつけていくかが語られることとなります。

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これらの読みきりですが、話のネタとしては、邪悪というよりは"いじめっ子"という言葉が相応しい性格となったクラークが暴れまわるスーパーマン誌や、あらゆる犯罪の発生を未然に防ぐことで、ゴッサムが犯罪件数ゼロの超管理都市に変貌を遂げるバットマン誌もよいのですが、何といっても管理人がお勧めなのはシャザム誌とグリーンランタン誌。

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どちらも"ある日突然神のような力を授かってしまった一般人"という、自身の元々のアイデンティティを余すところなく発揮し、「神の役割とは?そしてそれに祈りをささげる人間の役割とは?」というテーマを掘り下げる素晴らしい作品になっています。

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発売が予定されている作品の中で一番のお勧めは『スーパーマン/バットマン:パブリック・エネミー』。
その名の通り、DCの2大ヒーローのチームアップを描いた作品ですが、スーパーボーイやパワーガール、ハントレスやナイトウィングなど、サポートメンバーを始め、JSAのメンバーやカタナ、トイマン(ヒロくん!)を始めとしたオールスターが登場する賑やかな作品となっています。
また『バットマン:真夜中の事件簿』や『ハーレイ・クイン:ホット・イン・ザ・シティ』など、今DCで一番売れている作品群の翻訳も嬉しいところ。


またマーベル関連では『AVX:アベンジャーズ VS X-MEN アルファ&オメガ』として、「アベンジャーズvsX-men」の前日譚と後日談が翻訳されます。特に後日談に当たる『AVX:コンセクエンス』は、AvX後のX-menの方向性を指し示す重要な作品ですので、X-menファンの方はお見逃しなく!
また、マーベルの『スター・ウォーズ:ダースベイダー 』はEp4とEp5の間を埋める作品として、「如何にダースベーダーが帝国の中で勢力を強めていくのか?」を扱った"悪人vs悪人"のピカレスクロマンということで、個人的に楽しみにしている作品です。


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えらい事になってますねぇ・・・

なんかすごい事になってますねダークサイドウォー。
とりあえずはアンチモニターの勝利で終わって今度は神になったジャスティスリーグVSアンチモニターってこれもうクライシスレベルの災厄であり、ジャスティスリーグ誌だけでいいのって心配になってきます。

後スペック的に神を宿してないサイボーグとコールドが出番とか見せ場があるのかも心配ですね(ワンダーウーマンとアクアマンは神々と縁が深いから何とかなりそうですけど パワーリングは微妙かな?)
プロフィール

NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

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