アース2:ソサエティ #1-2

アース2:ソサエティ #1-2
(作:ダニエル・H・ウィルソン、画:ジョージ・ヒメネス)

【着陸の瞬間】
2014年の週刊タイトル『アース2:ワールズエンド』のラストにて、ダークサイド率いるアポコリプス軍の侵攻から逃れ、移民船団で辛くも地球を脱出した一握りの地球人達。
向かう当てもなく外宇宙に放り出され、緩やかな死を半ば覚悟した彼らの前に突如現れたのは、呼吸可能な大気を持つ地球そっくりの惑星テロスと、DCの2015年春の大型イベント『コンバージェンス』を生き抜き惑星テロスを新たな故郷として勝ち取った、グリーンランタンやフラッシュなどアース2のヒーローたちであった。
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テリー・スローン:全ての移民船の"降下プログラム"をアクティブにする。
移民船団の建造者である謎の次元旅行者テリー・スローンが、着陸に備えて移民船に指示を送る。

しかし、喜びもつかの間、テリー・スローンの命令と共に、移民船は地表に向けて自由落下を始める。

各船に同乗したヒーロー達の奮闘もむなしく幾千もの人命が失われ、墜落を生き延び移民船の破片から這い出た人々は憎しみの感情をあらわに空の一点を仰ぎ見る。
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惑星軌道上に留まったまま惨劇を見下ろす、テリー・スローンと地球軍の宇宙船を!


【着陸から1年】
雨のニューゴッサム―墜落を生き延びた人々が、移民艦の残骸を利用して作り上げたこの街を駆ける、黒い影。
ゴッサムの守護者バットマンことディック・グレイソンである。
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(この世界の)2代目バットマン、トーマス・ウェインよりその遺志を継いだ彼は、麻痺した下半身をMr.テリフィックの作成した高機能義足で補い、ニューゴッサムの守り手として活動しているのだ。

バットマンが今夜追いかける男は、惑星軌道に浮かぶ移民船から密かにニューゴッサムへと侵入したテリー・スローン。
そしてスローンを追いかける人物は、バットマン1人ではなかった。
悲しみの面を被ったテロリスト、ジョニー・ソローもまた、"人類の敵"テリー・スローンを暗殺するために彼を追っていたのだ。
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テリー・スローン、バットマン、ジョニー・ソロー、対峙する3人の怪人。
しかし一瞬の隙をつきその場を逃げ出したのは、またしてもテリー・スローンであった。

バットマンは、いまやこの惑星の未来のカギを握る男となったテリー・スローンの確保のために、他の街の守護者たちを呼びよせる…
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【再び着陸の瞬間】
テリー・スローンの母艦からの命令を受け、次々と墜落してく移民艦。
しかし、その時テリー・スローン達も謎の存在から攻撃を受けていた。
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母艦のメインコンピューターが何者かの力によって暴走。他の移民艦への墜落命令を出したあげく、艦内の防御システムを用いて自らの乗組員の排除を開始したのだ。

すかさずメインコンピューターを再ハックしコントロールを取り戻す、テリー・スローン。
墜落していく同胞たちの船を前に、彼は冷徹に状況を分析する。
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どれだけの人命が失われようが、人類復興のために今この場で優先するべき物はソース・ヴォルト―地球上のすべての生物の遺伝子情報を記録したブルース・ウェインの遺産、であること。
そして侵入者の正体がわからない現状では、超人ですら手出しができない惑星軌道に留まり情報収集につとめるのが、人類にとって最善の選択であることを!

**********
・・・ということで、今回は、いま管理人がもっとも楽しみにしているタイトルのひとつ、『アース2:ソサエティ』の紹介でした。

上述のとおり、本作は「惑星テロスへの入植直後」と「入植から1年後」の2つの時制を交互に行き来する形式である上、5月に発表された予告編ではそのさらに未来の様子が予告されており、「それぞれの時制の間にいったい何が起こったのか?」、「入植者たちの間に潜む"真の脅威"とは何者なのか?」という謎で読者を引っ張っていく形式となります。

「アース2:ワールズエンド」と「コンバージェンス」という2つの週刊タイトルから始まった本作ですが、前提となる知識はそれほど多くなく、本記事に記載した内容程度で、さらっと読み始められるのではないかと思います。

先ほども書きましたが、個人的には現在刊行中のタイトルで1、2を争う面白さだと思いますので、未読の方はぜひどうぞ!


【宣伝】(使いまわし)
いい加減、すべてリストアップするだけでも一苦労となってきた、昨今の翻訳ラッシュ。
今月発売タイトルで管理人が気になっているタイトルは何といっても「アントマン:セカンド・チャンスマン」。
中年に差し掛かったヒーローが、娘の親権のために一念発起しまっとうな職探しを行うという、オフビートなユーモアと悲哀に満ちた物語に期待。
また"オフビートなユーモア"といえば「ホークアイ:リトル・ヒッツ」も今月発売。こちらには2014年のアイズナー賞ベストシングルイシューを獲得した作品も収録予定。
また「アイデンティティ・ウォー:デッドプール/スパイダーマン/ハルク」と「デッドプールVS.カーネイジ」も今月発売予定です。



日本におけるデッドプールの人気は止まることを知らず来月には「デッドプールの兵法入門」「デッドプール:モンキー・ビジネス」の2冊も刊行予定!
さらには米国での快進撃がとまらない「サーガ」の3巻や、長年の「翻訳がでない」という不満はどこえやら3カ月連続刊行となった「ミュータントタートルズ」の予約も開始されました。

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NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

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