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ジャスティスリーグ・ユナイテッド #5, Annual #1

ジャスティスリーグ・ユナイテッド #5, Annual #1
(作:ジェフ・レミーア、画:ティモシー・グリーン2世/ニール・エドワーズ)

【状況の整理】
銀河和平の象徴にして宇宙最強のミュータント児ウルトラを巡る戦いを終えた一行は、ウルトラの後見人として彼を連れ帰り、改めて正式にチームとして活動することを決定する。
20141209_2.jpg
ちなみに活動拠点はカナダ。この作品では徹底的に“ド田舎”として描写されてます。
(現ライターがカナダ人のレミーアだからジョークで許されるけど、ライターが変わったらどうするんだろ・・・)

20141209_1.jpg
現在のメンバーは、マーシャン・マンハンター、グリーンアロー、アニマルマン、スターガール、スーパーガール、アダム・ストレンジ、アランナ・ストレンジ、エキノクス、そしてウルトラの総勢9人。
前回のストーリーではホークマンも参加していましたが、惑星ラーンを守るために殉職。亡骸は故郷であるサナガーに送られ埋葬されることに…

今回の物語は、ホークマンとともに埋葬されたはずの彼の旧JLA時代の認識票から救難信号が送られてきたところから始まります。

【そして宇宙へ】
この奇妙な(しかしアメコミファンにはお馴染みの?)状況を「ホークマンの墓所が何者かに荒らされた」と解釈した一行は、事態を調査するために、グリーンアロー、アニマルマン、スーパーガール、スターガールを救難信号の発信元に派遣する。
一行が向かった救難信号の発信元。それは銀河の荒くれ者が集う宇宙酒場であった!
20141209_3.jpg
派遣チームのリーダーとして、穏便に聞き込みをしようとするグリーンアロー。
しかし"怒りの化身"レッドランタンも務めたNew52のスーパーガールは、そんなことはどこ吹く風。
調査任務は、あっというまに大乱闘へと発展する!

【一方、カナダでは】
宇宙酒場でスーパーガールたちが乱闘を繰り広げる中、カナダに残ったメンバー、マーシャンマンハンター、エキノクス、アダム・ストレンジ/アランナ・ストレンジ(何故この2人をこのように記載するかは後述)にも危険が迫ってきた。
同じく基地に残ったウルトラの命を狙い、思わぬ刺客がやってきたのだ。
20141209_4.jpg
刺客の名前はモン=エル。
30世紀のスーパーヒーローチーム、リージョン・オブ・スーパーヒーローズ(以下LoSH)の主要メンバーである。
モン=エルは「未来世界の破滅の原因」とウルトラを断じ、問答無用で彼に襲い掛かる!

ちなみにLoSHについてはNew52開始当初に、彼らを主人公に据えたタイトルが刊行されましたが#23にて終了。
終了の際に「今までの話は全てプライムアース(New52のメイン世界)とは別の世界の物語」というまさかの大どんでん返しをかましたため、今回の登場がプライムアースでのNew52の正式お披露目といえます。

もっとも「アクションコミックスでスーパーマンと共演したLoSHは何者だったのか?」とか「現代のタイムスリップしてしまったLoSHの別動隊を描いたタイトル『リージョン・ロスト』はどこの世界の物語だったのか?」などの突込みどころはありますが、こういう時は深く考えないのが訓練されたアメコミファンというもの(笑)


クリプトン人と同等の能力を持つダグサム人であるモン=エルの襲撃に、圧倒されるカナダメンバー。
そんなチームの危機に現れてモン=エルを諌めたのは彼のチームメイト、リージョンの本隊であった。
リージョンの参謀役ブレイニアック5は、理路整然と(若干のイヤミと共に)未来世界の状況を説明する。

20141209_5.jpg
・リージョンが来た未来世界は、別ユニバースから現れた宇宙的存在インフィニタスの攻撃を受けてること
・全宇宙から集められた精鋭ぞろいのリージョン攻撃班も、インフィニタスには手も足も出なかったこと
 ※この戦いで、モン=エルの恋人シャドウ・ラスは瀕死の重傷を負い、そのせいでモン=エルは逆上していたようです。一方、シャドウ・ラスの無事を確認した後に過去へ出発した本体は多少冷静。
・科学班がインフィニタスのエネルギーを分析&追跡したところ、21世紀の地球ウルトラにたどりついたこと
・つまりインフィニタスはウルトラが成長した姿であること
・未来世界を救うためには、やはりこの場でウルトラを殺すしか方法がないこと!

20141209_10.jpg
改めてウルトラの身柄を引き渡すことを要求されたジャスティスリーグ・ユナイテッド。
はたして彼らの結論は?

********
ということで、カナダ在住の宇宙系ヒーローチーム、ジャスティスリーグ・ユナイテッドの紹介でした。
(過去の紹介記事はこちら)

前述のとおり今回はNew52版リージョンの再お披露目という意味もあり、リージョンのキャラ紹介がメイン。
(その割にはブレイニアック5ばかりが美味しい役を持ていってる気もしますが・・・)
別動隊のリージョン・ロストも登場したりして、なんというかお祭り企画ですね。

(管理人はリブート前もリブート後も、リージョンについてはほとんど知らないので、各バージョンの違いなどは判りませんが、パッと見はそれほど変わっているようには見えないのですが、いかがでしょうか?)

以下は管理人が気になったシーン

【アダムとアランナ】

宇宙ヒーロー、アダム・ストレンジとその妻アランナ。
リブート前の二人は、
「謎の宇宙線ゼータビームの効果によって地球からはるか離れた惑星ラーンに転移させられたアダム。彼は惑星ラーンの英雄となり、ラーン人の女性アランナと相思相愛となる。
しかしゼータビームによる惑星転移は常に一時的なもので、効果が切れたら二人は次の転移まで離れ離れで暮らさなければならない」

という、悲劇の色を帯びた関係でした。
(身も蓋もないことを言ってしまえば「火星の大元帥ジョン・カーター」など火星シリーズのアイデアからのイタダキですね)

リブート後はアランナも地球人となり、そんな織姫/彦星な関係も消えたのですが、代わりに2人には新たな悲劇がまっていました。
20141209_9.jpg

地方大学の教授とその研究生という一般人であった2人がひょんな切っ掛けで巻き込まれた、ジャスティスリーグ・ユナイテッド誌の最初の事件。この事件の中で、惑星ラーンの移動手段として使われていたゼータビームが誤作動し、その結果として2人の位置関係が不定期に入れ替わり、同時に同じ場所に存在できなくなってしまったのです。
この現象を解析するためにアダムはラーンに残り、結果として、2人は交互にラーンと地球を行ったり来たりの2重生活を送るはめに。

「場の空気は共有しながらも、けして会うことはできない」という重い宿命を背負った二人ですが、そこはコメディタッチのジャスティスリーグ・ユナイテッド誌の事、
20141209_6.jpg
アランナ:ここは私が食い止めるから、早くウルトラを安全なとこr・・・
アダム:このラーンのフルーツワインという奴は素晴ら・・・て、あれ?

(しばらくして)
20141209_7.jpg
アダム:どうしてもやるというならば、僕が相手に・・・
アランナ:もう!フルーツワインなんかどうでもいいから、早く地球にかえ・・・!
モン=エル:?(何これ?)

と重苦しさを感じさせない扱いなのでした。

【お父さんはつらいよ】
地元のご当地ヒーローから突如、コズミックヒーローになってしまったアニマルマン。
DCを代表する(?)パパさんヒーローとして彼なりの悩みがあるようです。
20141209_8.jpg

アニマルマン:あっ!今すぐ地球と通信を繋いで!…もしもし、いま宇宙なんだけど、今晩はちょっと帰れそうにないや。
奥さん:明日は娘のお遊戯会にでるって約束でしょ!
アニマル:ごめんよ、宇宙土産を持って帰るからさ…
奥さん:お土産って、この前のエイリアンのジェットパックのこと?今度あんなガラクタを持って帰ったら、ただじゃおかないわよ!


…妻子持ちの管理人としては、心当たりがありすぎて胸が痛い!

【宣伝】(使い回し)
マーベル関連の翻訳本の新刊でめぼしいところはここらへんでしょうか?

「ダークアベンジャーズ:モレキュールマン」、「ニューアベンジャーズ:パワーロス」はどちらも「シビルウォー」から続くマーベルユニバースの流れのクライマックス「シージ」に向けて盛り上がりに盛り上がっています。
同様に「キャプテン・アメリカ:リボーン」もまた、「ウィンターソルジャー」から出発したエド・ブルベーカーによるキャプテンアメリカ・サーガのクライマックスですので、こちらもまた必見ですね!


そしてブルベーカーといえば、なんといっても彼のオリジナルコミック「ファタール」!
アマゾンへの初回納入分は激しい争奪戦の結果、瞬殺だった模様ですが、出版社のアナウンスでは随時納入されるとのこと。
こちらの作品や、ミニョーラの「驚異の螺子頭と興味深き物事の数々」など、キャラ人気に頼らないオリジナルコミックが続々と翻訳されていくのをみていると、日本のアメコミ翻訳が新たなステージに入った感もありますね。

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プロフィール

NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

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