オリジナル・シン #4
Original Sin #4
(作:ジェイソン・アーロン、画:マイク・デオダートJr.)
今回もあっさりめの紹介でおねがいします
(前号までの紹介はこちら)

(読者にとっては)謎の依頼人に召集され、異次元、地下世界、宇宙、この世界のあらゆる辺境で大量殺人の痕跡を発見したヒーロー達は、いろいろあって(笑)軌道上に浮かぶ秘匿衛星に辿り着く。
そこに現れたのは、外宇宙調査班の一員でありながらチームを裏切り、密かにニック・フューリーを暗殺したうえで"ウォッチャーの目"を強奪したウィンターソルジャーであった。

裏切り者の登場に激高してウィンターソルジャーに襲いかかるガモラと、フューリーの生首を振りまわし応戦するウィンターソルジャー。

ウィンターソルジャー:信じてくれガモラ。俺は君たちを護ろうとしただけなんだ!
ガモラ:はっ!同じことをその生首にも言ってやりな!
激しい揉み合いの中、ガモラの剣がフューリーの生首を捕らえる。

実はウィンターソルジャーが殺したフューリーは、LMD(Life Model Decoy。マーベルで伝統的に使われる"替え玉")であったのだ。
エマ:ニックが偽物だとしたら、私たちに今回の依頼をしたのはいったい誰なの?
私たちはニックによって集められたのよ!
謎の声:そうだ。今でもワシが依頼人であることに変わりはない。

衛星の奥から現れた人物、それは老いたニック・フューリーによって率いられたニック・フューリーの軍団であった!
というわけで、前回の引きで使われたフューリーさんは、まさかのLMDでした。
いままで死ぬたびに「実はあれはLMDだったのだ!」と復活をとげたフューリー。
あまりにもお約束過ぎて、管理人は「さすがにもうLMDネタは使うまい」と思っていたのに…
【好きなシーン】
今回一番気に入ったのは、あの2人の初対面シーン。

ロケットラクーン:その豆鉄砲を持って脇にどいてな、坊主。
パニッシャー:…いったい何の冗談だ?
こういう、普通だったら作品ジャンルが違いすぎて絡むことのないキャラクター同士の絡みって、アメコミの醍醐味の一つだと思いませんか?
【宣伝】
まだまだ続くよ翻訳ラッシュ。個人的に是非みなさんに読んで欲しいのが今月発売の「ホークアイ」。
超人ひしめくアベンジャーズにおいて数少ない常人であるホークアイのタフでハードボイルドで、でも少しユルい日常を描いたこの作品。
非常に地味なタイトルながら、米国では大ヒットをとばしており、各賞を総なめ。
コミック界のアカデミー賞ともいえるアイズナー賞を2年連続受賞するなど快進撃を続けている作品です。
また「ニューアベンジャーズ:ダークレイン」もお勧め。"至高の魔術師"の後継者を巡り、マーベル界のオカルトキャラが大集結します。カプコンのゲームでお馴染のとあるキャラが、翻訳初登場!!
また、DC側では「バットマン:ノーマンズ・ランド」が遂に発売!
90年代末期に刊行された大型クロスオーバーで、テーマはズバリ「ヒーロー・ヴィラン達による国盗り物語」。米国が統治を放棄し無法地帯となったゴッサムでの縄張り争いが主題となります。
登場する陣営もそれぞれで
・攻撃的に陣地を広げるトゥーフェイス
・市民保護の理想を少しずつ失っていくゴッサム市警
・密輸した物資を背景に経済支配を狙うペンギン
・縄張りを持たずに暗躍するジョーカー
・変な宗教にかぶれるブラックマスク
・とある密命を帯びて単身ゴッサムへの侵入を果たすベイン
など、個性豊か。自分にとって非常に思い入れのあるタイトルなので楽しみです。
また、あのアラン・ムーアがクトゥルフ神話とがっぷりと四つに組んだ作品「ネオノミコン」も気になるタイトルです。
(作:ジェイソン・アーロン、画:マイク・デオダートJr.)
今回もあっさりめの紹介でおねがいします
(前号までの紹介はこちら)

(読者にとっては)謎の依頼人に召集され、異次元、地下世界、宇宙、この世界のあらゆる辺境で大量殺人の痕跡を発見したヒーロー達は、いろいろあって(笑)軌道上に浮かぶ秘匿衛星に辿り着く。
そこに現れたのは、外宇宙調査班の一員でありながらチームを裏切り、密かにニック・フューリーを暗殺したうえで"ウォッチャーの目"を強奪したウィンターソルジャーであった。

裏切り者の登場に激高してウィンターソルジャーに襲いかかるガモラと、フューリーの生首を振りまわし応戦するウィンターソルジャー。

ウィンターソルジャー:信じてくれガモラ。俺は君たちを護ろうとしただけなんだ!
ガモラ:はっ!同じことをその生首にも言ってやりな!
激しい揉み合いの中、ガモラの剣がフューリーの生首を捕らえる。

実はウィンターソルジャーが殺したフューリーは、LMD(Life Model Decoy。マーベルで伝統的に使われる"替え玉")であったのだ。
エマ:ニックが偽物だとしたら、私たちに今回の依頼をしたのはいったい誰なの?
私たちはニックによって集められたのよ!
謎の声:そうだ。今でもワシが依頼人であることに変わりはない。

衛星の奥から現れた人物、それは老いたニック・フューリーによって率いられたニック・フューリーの軍団であった!
というわけで、前回の引きで使われたフューリーさんは、まさかのLMDでした。
いままで死ぬたびに「実はあれはLMDだったのだ!」と復活をとげたフューリー。
あまりにもお約束過ぎて、管理人は「さすがにもうLMDネタは使うまい」と思っていたのに…
【好きなシーン】
今回一番気に入ったのは、あの2人の初対面シーン。

ロケットラクーン:その豆鉄砲を持って脇にどいてな、坊主。
パニッシャー:…いったい何の冗談だ?
こういう、普通だったら作品ジャンルが違いすぎて絡むことのないキャラクター同士の絡みって、アメコミの醍醐味の一つだと思いませんか?
【宣伝】
まだまだ続くよ翻訳ラッシュ。個人的に是非みなさんに読んで欲しいのが今月発売の「ホークアイ」。
超人ひしめくアベンジャーズにおいて数少ない常人であるホークアイのタフでハードボイルドで、でも少しユルい日常を描いたこの作品。
非常に地味なタイトルながら、米国では大ヒットをとばしており、各賞を総なめ。
コミック界のアカデミー賞ともいえるアイズナー賞を2年連続受賞するなど快進撃を続けている作品です。
また「ニューアベンジャーズ:ダークレイン」もお勧め。"至高の魔術師"の後継者を巡り、マーベル界のオカルトキャラが大集結します。カプコンのゲームでお馴染のとあるキャラが、翻訳初登場!!
また、DC側では「バットマン:ノーマンズ・ランド」が遂に発売!
90年代末期に刊行された大型クロスオーバーで、テーマはズバリ「ヒーロー・ヴィラン達による国盗り物語」。米国が統治を放棄し無法地帯となったゴッサムでの縄張り争いが主題となります。
登場する陣営もそれぞれで
・攻撃的に陣地を広げるトゥーフェイス
・市民保護の理想を少しずつ失っていくゴッサム市警
・密輸した物資を背景に経済支配を狙うペンギン
・縄張りを持たずに暗躍するジョーカー
・変な宗教にかぶれるブラックマスク
・とある密命を帯びて単身ゴッサムへの侵入を果たすベイン
など、個性豊か。自分にとって非常に思い入れのあるタイトルなので楽しみです。
また、あのアラン・ムーアがクトゥルフ神話とがっぷりと四つに組んだ作品「ネオノミコン」も気になるタイトルです。
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