スーパーマン #32
Superman #32
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:ジョン・ロミータ・Jr.)
今回、紹介するスーパーマン誌、なんといっても凄いのはその制作陣!
ライターのジェフ・ジョーンズはこのブログを読んでくださっている方には言わずもがなですが、DCのチーフ・クリエイティブ・オフィサーにして超人気ライター。
グリーンランタン、アクアマンなど、人気が低迷していたキャラクターをドル箱タイトルに仕立て上げ、DCユニバースのかじ取り役ともいえる重要タイトル、ジャスティスリーグ誌のライターも務めるなど、誰もが認めるDCのトップライターです。
しかし、今回注目して欲しいのはライターのジェフ・ジョーンズではなく、アーティストの方。
なんとあの"Mrマーベル"ジョン・ロミータ・Jrが担当しているんです!

ジョン・ロミータ・Jr.といえば、マーベルの黎明期を支えた伝説のアーティスト、ジョン・ロミータを父にもつ2世アーティスト。
自身も1977年の「アメージング・スパイダーマン」誌でのデビュー以降、マーベル一筋でキャリアを積み、「スパイダーマン」、「アベンジャーズ vs X-men」、「キックアス」など代表作をあげたらきりがない、血統・経歴・実力の3拍子そろったまさにMr.マーベルの名にふさわしいトップアーティストです。
(厳密には3冊ほどイメージでの活動実績あり)

そんな彼がマーベルを離れるというだけでも大ニュースである上に、アメコミ業界全体の象徴ともいえるスーパーマンを担当するというのですから、その衝撃がいかほどの物かわかっていただけるのではないでしょうか?
前置きが長くなりましたが、今回はそんなアメコミ業界全体を騒がしている話題作、スーパーマン#32の紹介です。
25年前のある日。
世界最高峰の科学者を集め「より良き世界」の実現のために設置されたユリシーズ研究所にて、事故が発生する。
実験設備が暴走し、高次元世界から我々の次元へと、謎のエネルギーが流入し始めたのだ。

研究所に勤める若き科学者夫婦は、この事故による地球の滅亡を悟り、産まれたばかりの愛する息子を脱出ポッドに乗せて4次元世界へと脱出させる。"地球の遺児(ラストサン)"として!
そして現代。

4次元世界にて平和を愛する種族に育てられ、ヒーロー"ユリシーズ"と呼ばれる高潔の士へと成長した彼は、自身の宿敵を追ううちに滅びたはずの故郷へ帰還を果たす!
というわけで、今回の物語は2人のスーパーマンの出会いによって幕を開けます。
第一話はロミータJrのド迫力のアートを存分に楽しめるようにか、活劇シーンを多めに取っておりますが、今後このユリシーズを中心にどのように話が展開していくのか、非常に楽しみです。

というか、ジョン・ロミータJr.はその圧倒的力感が真骨頂だと思っているので、そんな彼が力強いスーパーマンのアクションシーンを描いているだけでも大満足でした!
【宣伝】
"Mr.マーベル"ジョン・ロミータJr.の仕事を日本語で読みたい方にお勧めなのはここらへんでしょうか?
とにかく、力強いアートが持ち味ですので、全編にわたってハルクとウルヴァリンが暴れまわる「ワールド・ウォー・ハルク」と「ウルヴァリン:エネミー・オブ・ステイト」は必見です。
(それぞれ独立した作品として読めます)
また彼の父であるロミータSr.はスパイダーマンの人気の礎を、スタン・リーと共に築いた巨匠。
そういう経緯もあり、息子のロミータJr.にとってスパイダーマンは非常に思い入れのあるキャラクターらしく、彼が手がけたスパイダーマンは非常に評価が高いです。
また父の仕事は、近日発売の「スパイダーマン:デス・オブ・ザ・ステイシー」で読めます。
その他の翻訳はここらへんでしょうか?
「スパイダーマン:ブルー」はスパイダーマンの初期の活躍を、現代の大人気作家が再構成したもの。
またデッドプールとスパイダーマンの危険な(笑)絡みが気になる方は「デッドプール:スーサイドキングス」もお勧め。
またバットマン生誕75周年に合わせて、バットマンの翻訳本も多数刊行予定です。
「バットマン:喪われた絆」はバットマンとジョーカーの対決を扱った本編。「ジョーカー:喪われた絆」はナイトウィングやレッドフードなどバットマンを取り巻くヒーロー達とジョーカーの対決を扱っています。
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:ジョン・ロミータ・Jr.)
今回、紹介するスーパーマン誌、なんといっても凄いのはその制作陣!
ライターのジェフ・ジョーンズはこのブログを読んでくださっている方には言わずもがなですが、DCのチーフ・クリエイティブ・オフィサーにして超人気ライター。
グリーンランタン、アクアマンなど、人気が低迷していたキャラクターをドル箱タイトルに仕立て上げ、DCユニバースのかじ取り役ともいえる重要タイトル、ジャスティスリーグ誌のライターも務めるなど、誰もが認めるDCのトップライターです。
しかし、今回注目して欲しいのはライターのジェフ・ジョーンズではなく、アーティストの方。
なんとあの"Mrマーベル"ジョン・ロミータ・Jrが担当しているんです!

ジョン・ロミータ・Jr.といえば、マーベルの黎明期を支えた伝説のアーティスト、ジョン・ロミータを父にもつ2世アーティスト。
自身も1977年の「アメージング・スパイダーマン」誌でのデビュー以降、マーベル一筋でキャリアを積み、「スパイダーマン」、「アベンジャーズ vs X-men」、「キックアス」など代表作をあげたらきりがない、血統・経歴・実力の3拍子そろったまさにMr.マーベルの名にふさわしいトップアーティストです。
(厳密には3冊ほどイメージでの活動実績あり)

そんな彼がマーベルを離れるというだけでも大ニュースである上に、アメコミ業界全体の象徴ともいえるスーパーマンを担当するというのですから、その衝撃がいかほどの物かわかっていただけるのではないでしょうか?
前置きが長くなりましたが、今回はそんなアメコミ業界全体を騒がしている話題作、スーパーマン#32の紹介です。
25年前のある日。
世界最高峰の科学者を集め「より良き世界」の実現のために設置されたユリシーズ研究所にて、事故が発生する。
実験設備が暴走し、高次元世界から我々の次元へと、謎のエネルギーが流入し始めたのだ。

研究所に勤める若き科学者夫婦は、この事故による地球の滅亡を悟り、産まれたばかりの愛する息子を脱出ポッドに乗せて4次元世界へと脱出させる。"地球の遺児(ラストサン)"として!
そして現代。

4次元世界にて平和を愛する種族に育てられ、ヒーロー"ユリシーズ"と呼ばれる高潔の士へと成長した彼は、自身の宿敵を追ううちに滅びたはずの故郷へ帰還を果たす!
というわけで、今回の物語は2人のスーパーマンの出会いによって幕を開けます。
第一話はロミータJrのド迫力のアートを存分に楽しめるようにか、活劇シーンを多めに取っておりますが、今後このユリシーズを中心にどのように話が展開していくのか、非常に楽しみです。

というか、ジョン・ロミータJr.はその圧倒的力感が真骨頂だと思っているので、そんな彼が力強いスーパーマンのアクションシーンを描いているだけでも大満足でした!
【宣伝】
"Mr.マーベル"ジョン・ロミータJr.の仕事を日本語で読みたい方にお勧めなのはここらへんでしょうか?
とにかく、力強いアートが持ち味ですので、全編にわたってハルクとウルヴァリンが暴れまわる「ワールド・ウォー・ハルク」と「ウルヴァリン:エネミー・オブ・ステイト」は必見です。
(それぞれ独立した作品として読めます)
また彼の父であるロミータSr.はスパイダーマンの人気の礎を、スタン・リーと共に築いた巨匠。
そういう経緯もあり、息子のロミータJr.にとってスパイダーマンは非常に思い入れのあるキャラクターらしく、彼が手がけたスパイダーマンは非常に評価が高いです。
また父の仕事は、近日発売の「スパイダーマン:デス・オブ・ザ・ステイシー」で読めます。
その他の翻訳はここらへんでしょうか?
「スパイダーマン:ブルー」はスパイダーマンの初期の活躍を、現代の大人気作家が再構成したもの。
またデッドプールとスパイダーマンの危険な(笑)絡みが気になる方は「デッドプール:スーサイドキングス」もお勧め。
またバットマン生誕75周年に合わせて、バットマンの翻訳本も多数刊行予定です。
「バットマン:喪われた絆」はバットマンとジョーカーの対決を扱った本編。「ジョーカー:喪われた絆」はナイトウィングやレッドフードなどバットマンを取り巻くヒーロー達とジョーカーの対決を扱っています。
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