New52:フューチャーズエンド その1
New52:Futures End その1
(作:ブライアン・アザゼロ他、画:キース・ギフェン他)
今回は、先日紹介した「バットマン:エターナル」に続く、DCの週刊タイトル第二弾「フューチャーズエンド」の紹介です。
(ちなみに、今年は10月より週刊タイトル第三段として「Earth2:World's End」が開始する予定)

実はこのタイトルもっと前から紹介したかったのですが、タイトルの特徴上紹介が非常に難しく、二の足を踏んでたんですよね。
そんなフューチャーズエンド誌の特徴とは大きく2つ。
・DCの"現在"と5年後の未来の間隙を、読者が能動的に埋めていく形式であること
・(今のところ)話の本筋と呼べるパートがなく群衆劇の形をとっていること
1つ目ですが、フューチャーズエンドは多くのNew52タイトルの舞台となっている時代から5年後の世界が舞台となっています。
異世界アース2を滅ぼし再び地球への侵攻を開始したアポカリプス軍との大戦や、それにともなうアース2とのユニバース統合など、5年間の間に様々な事件が起こり世界もそこで生きるヒーローたちもすっかり様変わりしています。
しかし、読者に提示されるのは変貌を遂げた後の結果のみ。
読者は登場人物の何気ない会話から、「5年の間に何があったのか?」という謎に対するヒントを拾い上げ、世界のありようを理解していくことになります。
2つ目の特徴は群集劇である点。
フューチャーズエンドというタイトル、フリーコミックブックデイで無料で配られた#0の印象が強すぎて「人工知能ブラザーアイにより黙示録的世界となった未来から、タイムスリップしてきたバットマン・ビヨンドが、ブラザーアイの起動を止める話」と思ってる人も多いのですが(そしてそれはあながち間違いでもないのですが)、実は今のところ、様々な登場人物が個別の事件を抱えながらてんでバラバラに動く群集劇の形式をとっていてメインストーリーがはっきりしないんですよね。
群集劇というだけならば、同じく週刊タイトルである「バットマン:エターナル」も同じなのですが、
バットマン本人を主役に据え、「カーマイン・ファルコーネ(とその背後に控える謎の人物)によるゴッサム侵攻」という主軸のあるエターナル誌と異なり、フューチャーズエンド誌には確固たる主人公も、本筋と呼べるパートも(少なくとも今のところ)ありません。
また、お話の構成としても、1~2話のまとまった単位で特定のキャラクターパートに脚光を当てていくエターナル誌に対して、フューチャーズエンド誌は、数ページ単位にめまぐるしくパートを変えていくスタイルとなっています。
(海外ドラマ「24」みたいな感じといえば伝わる人もいるでしょうか?)
この構成が前述の「過去の経緯が少しずつ明かされていく」というストーリーと相まって、とにかく読後感がもどかしい。
読者は毎号、薄皮を剥ぐようにこの世界のありようや、いま何が世界で起こっているかを理解していくことになります。
また紹介しようにも、1話、1話がごく短いエピソードの集合体なので、正直、何を紹介すればよいのかもわからない状態で・・・
そんなわけで、非常に紹介が難しいタイトルなのですが、このもどかしい読後感がほかのタイトルにはない魅力となっていることもまた事実。ですので、今回は現在までに登場したキャラクターの一部を紹介することで、お茶を濁させてもらおうかなと思います。
バットマン・ビヨンド
人工知能型監視衛星ブラザーアイによってヒーローがOMAC化され人類が滅亡寸前となった未来から、ブラザーアイの開発を阻止するためにタイムスリップしてきたバットマンの後継者。

(どうも師匠であるブルースと違い、考える前にまず行動を人みたいです)
本来はブラザーアイが開発されたとされる時代まで遡るはずが、手違いでそれよりも少し未来についてしまい、
現在は任務遂行のために、ブラザーアイの開発者Mr.テリフィックを追っている。
ちなみにお供は、執事型人工知能「A.L.F.R.A.D.」
グリーンアロー
大戦後、プライムアースに流入したアース2からの移民たち。グリーンアローは彼らに対する差別と戦うために市民運動を繰り広げ、ヒーローと運動家の2足のわらじをはくことに。
しかしヒーロー活動中に何者かに襲われ死亡。

上は遺影。髭が・・・
ロイス・レーン
人気ニュースサイト「ファストレーン」の責任者にして人気記者。
グリーンアローの葬式夜に謎の情報提供者から小包を受取り、ヒーローコミュニティの裏側の調査に乗り出す。

ティム・ドレイク
ティーンタイタンズのリーダー、レッドロビンとして先の大戦に参戦。

パリでの激戦で他のメンバーとともに死亡したと報道されていたが、密かに生き残り身分を隠してバーを経営中。
バットマンとは袂を分かっており、テレビにて報道されたバットマン・ビヨンドを「ウェイン屠殺場の新たな犠牲者」と評すなどかなり冷淡。
グリフター
誘拐した人間と入れ替わり社会に紛れ込みながらひっそりと地球侵略を勧めるデモナイトに対して、孤独な戦争を続けるタフガイ。

彼の戦争は世間に理解されず、社会的には史上最悪の連続殺人犯。
5年前はデモナイトを見つけるだけだった彼の能力は次第に成長をとげ、今では他の宇宙人や特殊能力者全般を見極められるようになりつつある。
その能力の有用性に気が付いたキング・ファラデーに拉致されて、スレイドたちのチームへと加えられる。
スレイド(デスストローク)
OMAC(モヒカンの方ね)たちが見張る隔離施設カドモス島にて、軍事教官として過ごすスレイド。

キング・ファラデーと共に"計画"を準備中。
フィフティ・スー
スレイドのサイドキックを自認する謎の少女。
見た目は普通だが、その実力はワンダーウーマンの娘フューリーを一蹴するほど。
あまりのパワフルさにネットでは「こいつがアポカリプスの娘では?」という予想も。

ストームウォッチ
「人類を襲う"災厄(ストーム)"の見張り手(ウォッチ)」として、有史よりメンバーを変えながら地球を守っていたヒーローチーム。
その設立の目的であった"災厄(ストーム)"の発生をキャッチし外宇宙に向うも全滅。

フランケンシュタイン
人間社会を厭い北極に隠遁中であったが、義理堅い性格を利用され古巣S.H.A.D.E.に復帰。

"廃国の王女"アメジスト、"マッドサイエンティスト"レイ・パルマーと共に、ストームウォッチ救出のために宇宙へ向かう。
500光年離れた外宇宙への旅を実現する方法。それは先の大戦で捕獲した敵がひしめくネガティブゾーンを通ることであった!
コンスタンティン
相変わらず魔法と詐欺の腕で小銭を稼ぎながら暮らしてる模様。
元カノに連れられて訪れたミステリーサークルで、伝説の悪神の封印が説かれたことを知る。

スーパーマン
なぜかマスクヒーローに。正体は不明。ロイス・レーンに特別な関心を寄せている。

われわれが知るスーパーマンに比べると、やることが雑で少し暴力的?
バットマン
未登場。その時点で怪しい。
ちなみにバットマン・ビヨンドは、タイムスリップ前に師匠であるバットマン本人から、「過去世界のバットマンは絶対お前の話は信じないし、全力でお前を止めようとするから、くれぐれも見つからないように」と厳命をうけてます(笑)
アース2のヒーローたち
アース2との統合を果たしたプライムアース(New52のメインユニバース)。しかしその割にはアース2のヒーローたちは一向に姿を見せません。これまた怪しい。
Mr.テリフィック
既にヒーロー稼業を引退し、会社経営に専念。

ヒーローとしてのネームバリューを利用して露骨に金儲けをするその姿勢からか、ヒーローたちからは蛇蝎のごとく嫌われている。
元の性格はなりを潜め、今ではむかつくヤッピーに。
雰囲気的にはウォッチメン序盤でのオジマンディアスのような立ち位置でしょうか?
やることなすこと怪しすぎて、逆に怪しくないくらい怪しい(日本語変)。
以上、登場人物の(一部の)紹介でした。ああ疲れた。
ここにあげたキャラクターは、登場人物のほんの一部であり、恐ろしいことにまだまだ風呂敷を広げる方向で物語が進んでいくフューチャーズエンド誌。
もうひとつの週刊タイトルWorld's Endと並び、DCコミックの展開を占う上で欠かすことのできない"台風の目"となって行きそうです。
次回の更新では「それではDCを襲おうとしている台風とは何か?」ということを、予想なども交えて紹介していこうと思っています。
【宣伝】
まだまだ続く、翻訳ラッシュ。
まずは、快進撃を続けるスコット・スナイダーによるバットマン誌のクロスオーバー「バットマン:喪われた絆」。
リランチ後世界でのジョーカーの復活を扱った作品であり、ジョーカーとバットマンの歴史の総決算となっています。
続いてはアラン・ムーアの出世作でありながら、権利関係のごたごたによって長らく本国でも"幻の傑作"扱いだった「ミラクルマン」が、ごたごたの決着と同時に、本国と先を争うかのように邦訳決定!
(予断ですがこのタイトルのアマゾンの商品紹介。完全に遊んでますね。)
また、ティム・セール、ジェフ・ローブの黄金タッグによる「スパイダーマン:ブルー」も今月発売。
スパイダーマンの青春時代を描いたこのタイトルを翻訳した直後に、その青春の幕切れとなる「スパイダーマン:デス・オブ・ザ・ステイシー」をだすあたり、小プロさんも相当腹黒い(笑)
また、小プロからは他にもデッドプールの新刊「デッドプール:スーサイドキングス」や、映画で八面六臂の活躍を見せたホークアイのタフでしまらない日常を描き、各賞を総なめにした「ホークアイ」など、さまざまなタイトルが発表。
最近、翻訳が少ない印象であったマーベルが一気に活気付いてきました。
(作:ブライアン・アザゼロ他、画:キース・ギフェン他)
今回は、先日紹介した「バットマン:エターナル」に続く、DCの週刊タイトル第二弾「フューチャーズエンド」の紹介です。
(ちなみに、今年は10月より週刊タイトル第三段として「Earth2:World's End」が開始する予定)

実はこのタイトルもっと前から紹介したかったのですが、タイトルの特徴上紹介が非常に難しく、二の足を踏んでたんですよね。
そんなフューチャーズエンド誌の特徴とは大きく2つ。
・DCの"現在"と5年後の未来の間隙を、読者が能動的に埋めていく形式であること
・(今のところ)話の本筋と呼べるパートがなく群衆劇の形をとっていること
1つ目ですが、フューチャーズエンドは多くのNew52タイトルの舞台となっている時代から5年後の世界が舞台となっています。
異世界アース2を滅ぼし再び地球への侵攻を開始したアポカリプス軍との大戦や、それにともなうアース2とのユニバース統合など、5年間の間に様々な事件が起こり世界もそこで生きるヒーローたちもすっかり様変わりしています。
しかし、読者に提示されるのは変貌を遂げた後の結果のみ。
読者は登場人物の何気ない会話から、「5年の間に何があったのか?」という謎に対するヒントを拾い上げ、世界のありようを理解していくことになります。
2つ目の特徴は群集劇である点。
フューチャーズエンドというタイトル、フリーコミックブックデイで無料で配られた#0の印象が強すぎて「人工知能ブラザーアイにより黙示録的世界となった未来から、タイムスリップしてきたバットマン・ビヨンドが、ブラザーアイの起動を止める話」と思ってる人も多いのですが(そしてそれはあながち間違いでもないのですが)、実は今のところ、様々な登場人物が個別の事件を抱えながらてんでバラバラに動く群集劇の形式をとっていてメインストーリーがはっきりしないんですよね。
群集劇というだけならば、同じく週刊タイトルである「バットマン:エターナル」も同じなのですが、
バットマン本人を主役に据え、「カーマイン・ファルコーネ(とその背後に控える謎の人物)によるゴッサム侵攻」という主軸のあるエターナル誌と異なり、フューチャーズエンド誌には確固たる主人公も、本筋と呼べるパートも(少なくとも今のところ)ありません。
また、お話の構成としても、1~2話のまとまった単位で特定のキャラクターパートに脚光を当てていくエターナル誌に対して、フューチャーズエンド誌は、数ページ単位にめまぐるしくパートを変えていくスタイルとなっています。
(海外ドラマ「24」みたいな感じといえば伝わる人もいるでしょうか?)
この構成が前述の「過去の経緯が少しずつ明かされていく」というストーリーと相まって、とにかく読後感がもどかしい。
読者は毎号、薄皮を剥ぐようにこの世界のありようや、いま何が世界で起こっているかを理解していくことになります。
また紹介しようにも、1話、1話がごく短いエピソードの集合体なので、正直、何を紹介すればよいのかもわからない状態で・・・
そんなわけで、非常に紹介が難しいタイトルなのですが、このもどかしい読後感がほかのタイトルにはない魅力となっていることもまた事実。ですので、今回は現在までに登場したキャラクターの一部を紹介することで、お茶を濁させてもらおうかなと思います。
バットマン・ビヨンド
人工知能型監視衛星ブラザーアイによってヒーローがOMAC化され人類が滅亡寸前となった未来から、ブラザーアイの開発を阻止するためにタイムスリップしてきたバットマンの後継者。

(どうも師匠であるブルースと違い、考える前にまず行動を人みたいです)
本来はブラザーアイが開発されたとされる時代まで遡るはずが、手違いでそれよりも少し未来についてしまい、
現在は任務遂行のために、ブラザーアイの開発者Mr.テリフィックを追っている。
ちなみにお供は、執事型人工知能「A.L.F.R.A.D.」
グリーンアロー
大戦後、プライムアースに流入したアース2からの移民たち。グリーンアローは彼らに対する差別と戦うために市民運動を繰り広げ、ヒーローと運動家の2足のわらじをはくことに。
しかしヒーロー活動中に何者かに襲われ死亡。

上は遺影。髭が・・・
ロイス・レーン
人気ニュースサイト「ファストレーン」の責任者にして人気記者。
グリーンアローの葬式夜に謎の情報提供者から小包を受取り、ヒーローコミュニティの裏側の調査に乗り出す。

ティム・ドレイク
ティーンタイタンズのリーダー、レッドロビンとして先の大戦に参戦。

パリでの激戦で他のメンバーとともに死亡したと報道されていたが、密かに生き残り身分を隠してバーを経営中。
バットマンとは袂を分かっており、テレビにて報道されたバットマン・ビヨンドを「ウェイン屠殺場の新たな犠牲者」と評すなどかなり冷淡。
グリフター
誘拐した人間と入れ替わり社会に紛れ込みながらひっそりと地球侵略を勧めるデモナイトに対して、孤独な戦争を続けるタフガイ。

彼の戦争は世間に理解されず、社会的には史上最悪の連続殺人犯。
5年前はデモナイトを見つけるだけだった彼の能力は次第に成長をとげ、今では他の宇宙人や特殊能力者全般を見極められるようになりつつある。
その能力の有用性に気が付いたキング・ファラデーに拉致されて、スレイドたちのチームへと加えられる。
スレイド(デスストローク)
OMAC(モヒカンの方ね)たちが見張る隔離施設カドモス島にて、軍事教官として過ごすスレイド。

キング・ファラデーと共に"計画"を準備中。
フィフティ・スー
スレイドのサイドキックを自認する謎の少女。
見た目は普通だが、その実力はワンダーウーマンの娘フューリーを一蹴するほど。
あまりのパワフルさにネットでは「こいつがアポカリプスの娘では?」という予想も。

ストームウォッチ
「人類を襲う"災厄(ストーム)"の見張り手(ウォッチ)」として、有史よりメンバーを変えながら地球を守っていたヒーローチーム。
その設立の目的であった"災厄(ストーム)"の発生をキャッチし外宇宙に向うも全滅。

フランケンシュタイン
人間社会を厭い北極に隠遁中であったが、義理堅い性格を利用され古巣S.H.A.D.E.に復帰。

"廃国の王女"アメジスト、"マッドサイエンティスト"レイ・パルマーと共に、ストームウォッチ救出のために宇宙へ向かう。
500光年離れた外宇宙への旅を実現する方法。それは先の大戦で捕獲した敵がひしめくネガティブゾーンを通ることであった!
コンスタンティン
相変わらず魔法と詐欺の腕で小銭を稼ぎながら暮らしてる模様。
元カノに連れられて訪れたミステリーサークルで、伝説の悪神の封印が説かれたことを知る。

スーパーマン
なぜかマスクヒーローに。正体は不明。ロイス・レーンに特別な関心を寄せている。

われわれが知るスーパーマンに比べると、やることが雑で少し暴力的?
バットマン
未登場。その時点で怪しい。
ちなみにバットマン・ビヨンドは、タイムスリップ前に師匠であるバットマン本人から、「過去世界のバットマンは絶対お前の話は信じないし、全力でお前を止めようとするから、くれぐれも見つからないように」と厳命をうけてます(笑)
アース2のヒーローたち
アース2との統合を果たしたプライムアース(New52のメインユニバース)。しかしその割にはアース2のヒーローたちは一向に姿を見せません。これまた怪しい。
Mr.テリフィック
既にヒーロー稼業を引退し、会社経営に専念。

ヒーローとしてのネームバリューを利用して露骨に金儲けをするその姿勢からか、ヒーローたちからは蛇蝎のごとく嫌われている。
元の性格はなりを潜め、今ではむかつくヤッピーに。
雰囲気的にはウォッチメン序盤でのオジマンディアスのような立ち位置でしょうか?
やることなすこと怪しすぎて、逆に怪しくないくらい怪しい(日本語変)。
以上、登場人物の(一部の)紹介でした。ああ疲れた。
ここにあげたキャラクターは、登場人物のほんの一部であり、恐ろしいことにまだまだ風呂敷を広げる方向で物語が進んでいくフューチャーズエンド誌。
もうひとつの週刊タイトルWorld's Endと並び、DCコミックの展開を占う上で欠かすことのできない"台風の目"となって行きそうです。
次回の更新では「それではDCを襲おうとしている台風とは何か?」ということを、予想なども交えて紹介していこうと思っています。
【宣伝】
まだまだ続く、翻訳ラッシュ。
まずは、快進撃を続けるスコット・スナイダーによるバットマン誌のクロスオーバー「バットマン:喪われた絆」。
リランチ後世界でのジョーカーの復活を扱った作品であり、ジョーカーとバットマンの歴史の総決算となっています。
続いてはアラン・ムーアの出世作でありながら、権利関係のごたごたによって長らく本国でも"幻の傑作"扱いだった「ミラクルマン」が、ごたごたの決着と同時に、本国と先を争うかのように邦訳決定!
(予断ですがこのタイトルのアマゾンの商品紹介。完全に遊んでますね。)
また、ティム・セール、ジェフ・ローブの黄金タッグによる「スパイダーマン:ブルー」も今月発売。
スパイダーマンの青春時代を描いたこのタイトルを翻訳した直後に、その青春の幕切れとなる「スパイダーマン:デス・オブ・ザ・ステイシー」をだすあたり、小プロさんも相当腹黒い(笑)
また、小プロからは他にもデッドプールの新刊「デッドプール:スーサイドキングス」や、映画で八面六臂の活躍を見せたホークアイのタフでしまらない日常を描き、各賞を総なめにした「ホークアイ」など、さまざまなタイトルが発表。
最近、翻訳が少ない印象であったマーベルが一気に活気付いてきました。
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