フォーエバー・イービル #4
Forever Evil #4
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:画:デビッド・フィンチ)
【生存者】
クライム・シンジケートがこの次元に到達し、パンドラの箱による悪の精神汚染で混乱する3つのジャスティスリーグを蹂躙した際、3人の"悪人"だけはパンドラの箱の影響を受けずにその場を脱出していた。
1人目の"悪人"はコンスタンティン。
(彼と彼が組織した新生ジャスティス・リーグ・ダークの活躍は『Forever Evil:Blight』で。)
残った2人の"悪人"はバットマンとキャットウーマンであった。

彼らもまた、瀕死のサイボーグを抱えシンジケートによる攻撃から逃れていたのだ。
2人はARUGUSの科学技術部門「レッドルーム」へ身を寄せ、サイボーグを彼の父であるサイラス博士に預けると、バットケイブへ向かう。
(ちなみにサイボーグの復活と、彼が率いる新たなチームについては、ジャスティスリーグ誌で語られています。)
【対シンジケートの秘密兵器!!】
彼らがケイブを訪れた理由。それはジャスティスリーグのメンバーが悪に転じた際の防衛策として、バットマンが密かに準備していたアイテムを回収し、リーグの歪んだ鏡像であるクライムシンジケートとの戦いに役立てるためであった。

バットマンの秘密兵器は以下の通り
[対スーパーマン]
クリプトナイトの指輪
※ウルトラマンには効きません。
[対パワーリング]
シネストロ・コァによる地球襲撃の際に、密かに手に入れたイエローリング
※残エネルギー僅か
[対ジョニー・クイック]
スピードフォースの力を阻害する未来世界の避雷針
※詳細不明。ネットで調べても元ネタ分からず。求む情報!
[対グリッド]
ダークサイド軍の残したマザーボックス
※バットマン自身「どう役立つかわからないけど…」と認めてる(笑)
[対シーキング]
バットマン「いや、シンジケート版のアクアマンは死んだ。この箱は必要ないだろう」
[対スーパーウーマン]
空。
※この箱についてはジャスティス・リーグ#20参照
……意外に大したことないぞ(笑)
【バットマン vs パワーリング】
色々あって(笑)合流したルーサー達ヴィラン連合とバットマン。そこに乱入してきたのは、「宇宙一の臆病者」パワーリングとシークレット・ソサエティに加入したヴィラン達であった。

パワーリング:畏れよ、俺様の力を!
さぁデスストローク!う、動いてる物は、み、みんな撃つんだ!
デスストローク:…もうやってるだろ?
パワーリング:でも… あっバットマン!なんで生きてる?
殺せ!ば、バットマンを殺してくれ!
(とっさに物陰に退避したバットマンは、懐から何かを取り出し)

バットマン:今度は、私の力を畏れてもらおうか!
バットマンが作り上げた蝙蝠とパワーリングがだした蛇が、空中で交差する。
しかし、バットマンのイエローリングはあっという間にエネルギー切れ。
指輪同士の戦いはパワーリングの勝利に終わる。
パワーリング:これで、し、シンジケートの奴らも、俺の事を見直すに違いない。
お、俺の時代が来たんだ!
…それにしても、黄色い指輪だって?
こんな代物で俺を傷つけようなんて、馬鹿げた思い付きだな。
その瞬間、黄色い閃光があたりを照らす。
???:ふむ。「黄色の指輪が馬鹿げてる」と?
すまないが訂正してもらおうか。

というわけで、シネストロ登場!!
グリーンランタン#20で深宇宙で姿を消してから、久しぶりの登場となりましたが、このタイミングで満を持しての参戦!!
ハル・ジョーダンとは、敵味方に分かれながらも奇妙な友情で結ばれたシネストロだけに、そのそっくりさんであるパワーリングを前にしての反応が気になります。
【気に入ったシーン】
打倒シンジケートのために、下水道を進むルーサー達。
しかしビザロ(まだB-Zeroと呼ばれていますが)は暗がりをこわがり、先に進むことを嫌がる。
ビザロの軟弱な態度に呆れ果て、彼を暗がりに残し先に進んでいくブラックマンタたち。
しかし、ルーサーだけはその場に残りビザロに話しかける。
ルーサー:私は子供のころ、お前のように暗がりを怖かったことはない。
だが私にも一つだけ怖いものがあった。それは「自分が失敗すること」だ。
ルーサーはビザロに対して自分の過去のトラウマ、17歳の時、難病に侵された妹の治療法を思いつくも、失敗して自分が無能者と思われる事を恐れ、なにも行動を起こさなかった経験を語る。

ルーサー:…その後、彼女は死んだ。それ以来私は、2度と"失敗への恐怖"などに私の歩みを止めさせない事を決意したのだ。だからお前も…
…いや、私としたことが時間を無駄にした。お前は知能を持たない失敗作だったな。
ビザロ:RRR...ビザロ、がんばる。
グッときます。ビザロとルーサーの疑似親子関係は、この話の随所に散りばめられており、本当に泣けるんですよ。
今後、2人の関係がどうなっていくのか、目が離せません。
【宣伝】
4人のロビンによるバットマンの後継者を巡る戦い「バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル」から始まる『月刊バットマン』が遂に刊行開始です。
特に「バットマン&ロビン」以降のライターであるグラント・モリソンは、非常に多層的な意味を作品に持たせるライターなので、日本語でしっかりと意味を追えるのは嬉しいところ。
また、「ビフォア・ウォッチメン」からは、評価の高かったシルクスペクターとミニッツメンが発売。
シルクスペクターの画はみんな大好きアマンダ・コナーですよ!
また映画に合わせてキックアス関連の2タイトルも発売。
他にも「ニューアベンジャーズ:シークレットインベージョン」も予約が始まってます。
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:画:デビッド・フィンチ)
【生存者】
クライム・シンジケートがこの次元に到達し、パンドラの箱による悪の精神汚染で混乱する3つのジャスティスリーグを蹂躙した際、3人の"悪人"だけはパンドラの箱の影響を受けずにその場を脱出していた。
1人目の"悪人"はコンスタンティン。
(彼と彼が組織した新生ジャスティス・リーグ・ダークの活躍は『Forever Evil:Blight』で。)
残った2人の"悪人"はバットマンとキャットウーマンであった。

彼らもまた、瀕死のサイボーグを抱えシンジケートによる攻撃から逃れていたのだ。
2人はARUGUSの科学技術部門「レッドルーム」へ身を寄せ、サイボーグを彼の父であるサイラス博士に預けると、バットケイブへ向かう。
(ちなみにサイボーグの復活と、彼が率いる新たなチームについては、ジャスティスリーグ誌で語られています。)
【対シンジケートの秘密兵器!!】
彼らがケイブを訪れた理由。それはジャスティスリーグのメンバーが悪に転じた際の防衛策として、バットマンが密かに準備していたアイテムを回収し、リーグの歪んだ鏡像であるクライムシンジケートとの戦いに役立てるためであった。

バットマンの秘密兵器は以下の通り
[対スーパーマン]
クリプトナイトの指輪
※ウルトラマンには効きません。
[対パワーリング]
シネストロ・コァによる地球襲撃の際に、密かに手に入れたイエローリング
※残エネルギー僅か
[対ジョニー・クイック]
スピードフォースの力を阻害する未来世界の避雷針
※詳細不明。ネットで調べても元ネタ分からず。求む情報!
[対グリッド]
ダークサイド軍の残したマザーボックス
※バットマン自身「どう役立つかわからないけど…」と認めてる(笑)
[対シーキング]
バットマン「いや、シンジケート版のアクアマンは死んだ。この箱は必要ないだろう」
[対スーパーウーマン]
空。
※この箱についてはジャスティス・リーグ#20参照
……意外に大したことないぞ(笑)
【バットマン vs パワーリング】
色々あって(笑)合流したルーサー達ヴィラン連合とバットマン。そこに乱入してきたのは、「宇宙一の臆病者」パワーリングとシークレット・ソサエティに加入したヴィラン達であった。

パワーリング:畏れよ、俺様の力を!
さぁデスストローク!う、動いてる物は、み、みんな撃つんだ!
デスストローク:…もうやってるだろ?
パワーリング:でも… あっバットマン!なんで生きてる?
殺せ!ば、バットマンを殺してくれ!
(とっさに物陰に退避したバットマンは、懐から何かを取り出し)

バットマン:今度は、私の力を畏れてもらおうか!
バットマンが作り上げた蝙蝠とパワーリングがだした蛇が、空中で交差する。
しかし、バットマンのイエローリングはあっという間にエネルギー切れ。
指輪同士の戦いはパワーリングの勝利に終わる。
パワーリング:これで、し、シンジケートの奴らも、俺の事を見直すに違いない。
お、俺の時代が来たんだ!
…それにしても、黄色い指輪だって?
こんな代物で俺を傷つけようなんて、馬鹿げた思い付きだな。
その瞬間、黄色い閃光があたりを照らす。
???:ふむ。「黄色の指輪が馬鹿げてる」と?
すまないが訂正してもらおうか。

というわけで、シネストロ登場!!
グリーンランタン#20で深宇宙で姿を消してから、久しぶりの登場となりましたが、このタイミングで満を持しての参戦!!
ハル・ジョーダンとは、敵味方に分かれながらも奇妙な友情で結ばれたシネストロだけに、そのそっくりさんであるパワーリングを前にしての反応が気になります。
【気に入ったシーン】
打倒シンジケートのために、下水道を進むルーサー達。
しかしビザロ(まだB-Zeroと呼ばれていますが)は暗がりをこわがり、先に進むことを嫌がる。
ビザロの軟弱な態度に呆れ果て、彼を暗がりに残し先に進んでいくブラックマンタたち。
しかし、ルーサーだけはその場に残りビザロに話しかける。
ルーサー:私は子供のころ、お前のように暗がりを怖かったことはない。
だが私にも一つだけ怖いものがあった。それは「自分が失敗すること」だ。
ルーサーはビザロに対して自分の過去のトラウマ、17歳の時、難病に侵された妹の治療法を思いつくも、失敗して自分が無能者と思われる事を恐れ、なにも行動を起こさなかった経験を語る。

ルーサー:…その後、彼女は死んだ。それ以来私は、2度と"失敗への恐怖"などに私の歩みを止めさせない事を決意したのだ。だからお前も…
…いや、私としたことが時間を無駄にした。お前は知能を持たない失敗作だったな。
ビザロ:RRR...ビザロ、がんばる。
グッときます。ビザロとルーサーの疑似親子関係は、この話の随所に散りばめられており、本当に泣けるんですよ。
今後、2人の関係がどうなっていくのか、目が離せません。
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4人のロビンによるバットマンの後継者を巡る戦い「バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル」から始まる『月刊バットマン』が遂に刊行開始です。
特に「バットマン&ロビン」以降のライターであるグラント・モリソンは、非常に多層的な意味を作品に持たせるライターなので、日本語でしっかりと意味を追えるのは嬉しいところ。
また、「ビフォア・ウォッチメン」からは、評価の高かったシルクスペクターとミニッツメンが発売。
シルクスペクターの画はみんな大好きアマンダ・コナーですよ!
また映画に合わせてキックアス関連の2タイトルも発売。
他にも「ニューアベンジャーズ:シークレットインベージョン」も予約が始まってます。
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