フォーエーバー・イービル:ブライト その1

Forever Evil : Blight

今回は、フォーエバー・イービルのタイインでありながら、「クライム・シンジケートによるプライムアース(NEW52のメイン世界)侵攻」という本筋から少し距離を置いて、独自のストーリーラインを展開している「フォーエバー・イービル:ブライト」の紹介です。

簡単にクロスオーバーの構造を紹介すると、「フォーエバー・イービル:ブライト」は、DCのホラー系作品(いわゆるダーク枠)を横断して行われているクロスオーバーで、参加タイトルは以下の通り。

・ジャスティス・リーグ・ダーク(Justice League Dark)
・コンスタンティン(Constantine)
・パンドラ(Trinity of Sins:Pandra)
・ファントム・ストレンジャー(Trinity of Sins:Phantom Stranger)

これらのタイトルを順番に読む形式のイベントとなっています。

【アース3から来たもの……】
パンドラの箱の力により、開かれたプライムアースとアース3をつなぐポータル。
そこを通って、こちらの世界にやってきたものはウルトラマン達クライムシンジケートの面々だけではなかった。
人々の集合的無意識の中に潜み、彼らの心をほんの少し堕落させ、それによって引き起こされた悲劇を食べることでさらに力を増す原罪の蛇——ブライトもまた、プライム・アースにやってきていたのだ。
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アース3を“全ての悪の源泉”たらしてめている原因ともいえるブライトの密かな侵攻によって、プライム・アースもまたアース3と同様に悪の世界となってしまうのか?

……というのが、今回の趣向。
(と書いたけど、もともとプライム・アースにいたブライトがアース3から流入した悪の気によって活性化されたのかも。)
何気にフォーエバー・イービル本編よりもスケールの大きな話が、展開されています。

【新ジャスティス・リーグ・ダーク】
そんなブライトと戦うのが、新生ジャスティス・リーグ・ダークの面々。
というか、ジャスティス・リーグ・ダークって、しょっちゅう"新生"されてる気も……

[コンスタンティン]
もちろん(?)ジャスティス・リーグ・ダークと冠するからには、この人も参加。
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クライム・シンジケートとヒーロー達の戦いの場に居合わせたものの、ちゃかりと生き残っていました。
コンスタンティンだけ助かった理由については、本人の記憶があいまいなため不明なのですが、コンスタンティン本人は「(いつも通り)ザターナを見捨てて、一人で逃げ出した」と決めつけて自分を責めています。

ザターナの居場所を探すために呪文を唱えたところ、人々の精神を覆い魔法による精神探査を阻む"悪の気"とその原因となっているブライトの存在に気が付く。

[ナイトメアナース]
"癒し手”を名乗る治療魔術の使い手。
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外見に反して相当な高齢で、かつて彼女に“ありとあらゆる房中術”を仕込まれたコンスタンティンはその経験をふまえてか、彼女のことを「ナイトメア」と呼ぶ。

[スワンプシング]
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ナイトメアナースが、スワンプシングから切り取った小枝を接木し密かに栽培していた「ナイトメアナース専属スワンプシング(女性型)」に対して、「そんなものを勝手に作られては叶わない」と現れたスワンプシング本人。
いつも通りコンスタンティンに丸め込まれて協力する流れに。

[パンドラ/ファントム・ストレンジャー]
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集合的無意識の中でブライトに戦いを挑むも、あっさりとやられるコンスタンティン達。
「奴と戦うには、もっと戦力が必要だ。」そう考えたコンスタンティンがとった方策、それはこの世の悪を知り尽くした3人Trinity of Sinを囚え、無理やり使役することであった。
(ちなみにクエスチョンはその後、逃走。)
初めはコンスタンティンに激しい敵意をいだく彼らもまた、コンスタンティンに丸めこまれ仲間に。

それにしても、『コンスタンティンが気安く召喚呪文で相手を呼び出す』→『相手がブチ切れる』って流れは、JLD誌ではすでにお約束のギャグの用になってますね。

【宣伝】
コンスタンティンを中心としたDC界の問題チーム、ジャスティス・リーグ・ダークの合本は既に3巻まで発売されています。
特にジェフ・レミーアがライターを担当する2巻以降は本当に面白い(かつ英語も解りやすい)ので是非!


今月発売のアメコミはいまのところ、「バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル」だけなのかな?
バトル・フォー・ザ・カウルは、バットマンの後継者争いを巡ったストーリーとなっており、歴代ロビンをフューチャーした「アンダー・ザ・レッドフード」や、「バットマン・アンド・サン」、「ロビン:イヤーワン」あたりを読んでおくと感慨もまたひとしおなのではと予想。

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NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

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