スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バットマン/スーパーマン #1-4

Batman/Superman #1-4
(作:グレッグ・パク、画:ジェイ・リー)

今回紹介するのは、今年の6月から始まった新シリーズ「バットマン/スーパーマン」。
2015年に公開予定の「マン・オブ・スティール」の続編の仮題が「Batman vs Superman」であるため、それに向けてDCも気合を入れいてるタイトルなのではないかと、勝手に考えています。

なんといっても手にとって最初に気を引くのはジェイ・リーのアート。

ジェイ・リーといえば、今は懐かしい小プロの「X-men」にデビュー当時の彼の作品が収録されており、その独特の荒々しいアートが印象に残っているオールドファンも多いのではと思います。
20131103_01.jpg

かく言う管理人も、ペンシラーなんて「X-men」の帯で謳われてるジム・リー以外いっさい知らず読んでいたころ、初めて「このアーティスト良いな!」の思ったのがジェイ・リーでした。

当時から独自の世界観を感じさせるタッチで異彩を放っていましたが、その後、彼の画は洗練に洗練を重ね、今ではここまで進化しています。
20131103_02.jpg

遅筆ながら超一流の腕前をもつ、ジェイ・リーをメインアーティストに持ってくるあたり、このタイトルにかけるDCの意気込みが伝わってきますね。

そして、Marvelのハルク関連で頭角を現したグレッグ・パクが担当するストーリーですが、ひと言でまとめると「プライムアースのスーパーマン&バットマン vs アース2のスーパーマン&バットマン」です。
20131103_04.jpg

幼少期から親友として育ち、共にヒーローとしての活動を続けたアース2の2人に対して、プライムアースのバットマン/スーパーマンはまだ、ヒーローとしての活動を始めたばかり。(時代でいえば『ジャスティス・リーグ:誕生』の前)

個人としてもチームとしてもベテランであるアース2のヒーロー達を前に、出会ったこともないプライムアースのヒーローはどうふるまうのか!?
というのが、今回の趣向となっています。

20131103_05.jpg
(ちなみに、プライムアースのスーパーマンはAction Comics誌の序盤の"Tシャツバージョン"なので、空を飛べません。)

それでは、以下は気に行ったシーンを適当に。
ちなみに以降は、アース2のヒーローを「老スーパーマン/老バットマン」、プライムアース(New52のメインとなる世界)のヒーローを、「若スーパーマン/若バットマン」と表記します。
アース2のヒーローたちも"老"とつけるほど年をとっているわけではないのですが、"New52スーパーマン"と書いても"プライム・スーパーマン"と書いてもいろいろと誤解を招きそうなので、許してください。


【母は強し】
突如、プライムアースの両ヒーローを襲った、連続的な空間点に。
メトロポリスからスモールヴィルにテレポートさせられた若スーパーマンは、その場にいた老バットマンが全ての元凶と勘違いし、老バットマンの話に聞く耳を持たず、彼を一方に叩きのめす。

そんな若スーパーマンの行動に待ったをかけたのは、今は亡き両親――ジョナサン・ケントとマーサ・ケントであった。(どうやらアース2では、リランチ前と同様にクラークの両親は健在で、クラークの良き相談相手となっている模様。)

若スーパーマン:父さん......
ジョナサン:さがるんだ。お前さんがわしの息子であるはずがない。わしの息子は、自分の親友に無分別に暴力をふるう事はせん。


そこ現れたのは、両親のピンチを察して駆け付けた老スーパーマンであった。
自分とそっくりの格好をした男と相対し睨みあう2人のスーパーマン。
そんな2人の間に、マーサが割って入る。

マーサ:2人ともそこまで! (若スーパーマンに対して)こっちに来なさい。怪我の様子を見てあげる。
ジョナサン:危ないぞ、マーサ。
マーサ:大丈夫よ。私には判るわ、あなたも私たちのクラークなのね。
老スーパーマン:僕は、こんなに乱暴者だった時期なんかなかったと思うけれど......
マーサ:きっと、この子はあなたよりも多くの物を失ってきたのよ。
20131103_06.jpg
マーサ:私にはわかるわ。あなたが何処から来たにせよ、あなたの世界では、私たちはあなたに付いていてあげられなかったのね。もう大丈夫よ。


…泣ける。


【バットマンvsバットマン】
揉めに揉めたスーパーマン達に対して、両バットマンは...

若バットマン:(神龍擺尾で決める!)
老バットマン:(神龍擺尾だと!?)
若バットマン:(奴はこの技を知っているのか!?もしやこの男...)
老バットマン:(私以外にこの技を継承した者はいないはず。もしやこの男...)
若バットマン/老バットマン:ふむ。

20131103_07.jpg

と一瞬で自体を把握(笑)


【2つの世界のその後】
全ての混乱の原因は、トリックスターの魔神カイヨーの仕業であった。
カイヨーは4人のヒーローを集め、ある事実を告げる。
2つの世界にダークサイド軍の魔の手が迫っていること。ダークサイド軍を退けるための超兵器をカイヨーは持っていること。そして、どちらの世界がカイヨーから超兵器を受け取り、生き残るかは、両世界の代表者たるヒーロー達が戦って決めること。

この申し出に対して4人のヒーローがだした結論は割愛しますが、その後、ダークサイドの侵攻にさらされた2つの世界がたどった運命は皆さんご存知のとおりです。
その運命の違いには、実は今回の事件が少なからず影響を与えていることが今作で明かされています。

**************

ということで、今回のストーリーアークではアース2の自分自身と出会ったスーパーマン達ですが、1月からはWorld Finest誌とのクロスオーバーが予定されています。
20131103_08.jpg
(実は親子対決)

現在のWorld Finest誌といえば、アース2からの次元漂流者であるパワーガールとハントレスを主人公にしたシリーズで、ハントレスはアース2におけるバットマンとキャットウーマンの娘だったりします。
そんな複雑な関係を持つ2人が、初めてであるということで、今から内容が楽しみです。

【宣伝】
今回のストーリーで言及された両アースへのダークサイド軍の侵攻ですが、プライムアースでの戦争の成り行きは「ジャスティスリーグ:誕生」の翻訳本で、アース2への侵攻については「Earth2」でそれぞれ扱われています。
このブログでは紹介を途中で止めてしまいましたが、「Earth2」は米国での評価が非常に高いシリーズなので、自分も時間を見つけて読んでみようかと思っています。


またリランチ前の作品ではありますが、スーパーマンとバットマンの共演作といえば「Superman/Batman」シリーズ。
特にVol1に収録された「Public Enemies」は、アニメ化もされた人気作で、スーパーマンとバットマンだけではなく、スーパーボーイやナイトウィングなどの両ファミリーのメンバーに、ShazamやパワーウーマンなどのJSAのメンバーも出演する、ヒーロー総出演のお祭り回ですので、興味のある方は是非。
(個人的には再三その巨乳と貧乳をネタにされるパワーガールとスーパーガールが萌える、じゃなかった哀れ。)


最後に近刊予定のめぼしい翻訳本は以下の通り。
スパイダーマンやパシフィックリムの陰に隠れがちですが、地味に期待しているのが「バイオレントケース」。
ファンタジーコミックの最高峰との呼び名も高い「Sandman」の制作者である、ニール・ゲイマン&デイヴ・マッキーンによる作品なので、否が応にも期待が高まります。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

Earth2は面白いですよー。
私もTPB二巻までしかまだ読んでないんですが、
Dr.フェイトのイラストがうっとりするくらい美麗で素晴らしいです。

Re: No title

やはり面白いんですか!
自分は重い腰を上げてようやく読み始めたばかりなので、早くDr.フェイト登場まで読み進めたいものです。
プロフィール

NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

Twitter
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
本・雑誌
15位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋書
1位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。