Green Lantern : Wrath of the First Lantern その2
グリーンランタン #20
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:ダグ・マーンケ他)
**********
50億年以上のはるか昔、感情の力を恐れたガーディアンズは、自らの心から感情を切り離すことを決意する。
切り離された感情はガーディアンズが用意したランタンの中で激しく渦を巻き、さながら指輪のような形状でおさめられていた。

この指輪こそヴォルソームの力の源であり、彼が"フォーストランタン"と呼ばれるゆえんである。
いちどはガーディアンズに奪われた指輪を再び取り戻したヴォルソームが次に狙ったもの、それは創世の鍵である「かくあれかし」と願う気持ち、すなわち"意志"を司る緑の力であった。
意志力を求めるヴォルソームは莫大な意志力を蓄えたセントラル・バッテリーに手を伸ばす。
しかし、そんな彼を止めるべく全宇宙から対抗勢力が集まっていた、それは・・・
(この流れってRise of the Third Armyでもやったな)
復活した"生きてる惑星"モゴの活躍により、闘志を取り戻したグリーンランタン・コァ

"ホワイトランタン"カイルに率いられたブルーランタン・コァとスターサファイアズ

そしていつも以上に怒ってるレッドランタン・コァ
(御免なさい。例によって読んでません)

各自バラバラにヴォルソームと闘う彼らに対して、ガイが語りかける。
ガイ:お前ら俺の指示をきくんだ!俺にアイディアがある。
スターサファイア:ガイがアイディア?
ガイ:アトロシタス、お前さんにはその気はないだろうが、俺の話を聞いてくれ。
俺たちは力を合わせる必要が・・・
アトロシタス:わかった。お前を信じよう。
ガイ:今何て言った?俺を信じるだって?
アトロシタス:そうだ。ひとたびレッドランタンとなった者は、いつでもレッドランタン・コァのメンバーだ。

ガイ:よっしゃ!お前らの力をモゴに集めろ!モゴが全ての力を純化し集束してくれる。
ジョン!お前はモゴが狙いをはずさないようサポートするんだ。
ヴォルソーム:なるほど、考えたな...
モゴから放たれた光の束がヴォルソームの頭上に降り注ぐ。
しかし、それでもヴォルソームを倒すことはできなかった。
ヴォルソームの力になすすべもなく蹴散らされるガイ達。
そんなヴォルソームの前に再び現れたヒーローそれは、
再びイエローリングをはめたシネストロと、

死者としてブラックリングをはめ、ブラックランタン・コァを率いて現世に復活したハルであった。

**********
というわけで、今週はここまで。
まだグリーンランタン#20の半分ほどしか紹介できていないのですが、#20は中堅ヒーローであったグリーンランタンをトップに押し上げたジェフ・ジョーンズ担当の最終回ということで、大増ページなのです。
"大団円"という使い古された言葉では物足りないほど、綺麗にまとまった最終回なので、普段はデジコミオンリーの管理人も、今から紙媒体で手に入れられないか考えております。
【宣伝】
グリーンランタンを邦訳で読むとしたらお勧めはここらへんでしょうか。
「グリーンランタン:リバース」はジェフ・ジョーンズによるグリーンランタン担当の始まりです。
今回の「Wrath of the First Lantern」のテイストにも似た、オールスターによる"燃え"系の活劇が楽しめます。
また、「グリーンランタン:シークレットオリジン」はジェフ・ジョーンズによるハル・ジョーダンの誕生秘話の語りなおし。グリーンランタンの設定を一切知らない人でもここから読み始められるような内容となっています。
また、小プロから翻訳が出ているジャスティスリーグでも、昨今のグリーンランタン人気を踏まえて主役級の存在感を見せています。(2巻が楽しみ)
原書だと、ここらへんでしょうか。
ジェフ・ジョーンズの英語は他のライターと比べると図抜けて平易なので、「原書にチャレンジしてみたいな」という人にお勧めです。
ちなみに、初めの3つはリランチ後のグリーンランタンのTPB。後ろの2つは「グリーンランタン:リバース」の続きとなっています。
その他の翻訳だと外せないのが先日突然発表された「ヒットマン」。DC世界の"ヒーロー専門の殺し屋"トミー・モナハンを主人公に据えた鬼才ガース・エニスの傑作ですが、ネット界隈では「犬溶接マンがでるあれです」といった方が通りがよさそうです。(笑)
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:ダグ・マーンケ他)
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50億年以上のはるか昔、感情の力を恐れたガーディアンズは、自らの心から感情を切り離すことを決意する。
切り離された感情はガーディアンズが用意したランタンの中で激しく渦を巻き、さながら指輪のような形状でおさめられていた。

この指輪こそヴォルソームの力の源であり、彼が"フォーストランタン"と呼ばれるゆえんである。
いちどはガーディアンズに奪われた指輪を再び取り戻したヴォルソームが次に狙ったもの、それは創世の鍵である「かくあれかし」と願う気持ち、すなわち"意志"を司る緑の力であった。
意志力を求めるヴォルソームは莫大な意志力を蓄えたセントラル・バッテリーに手を伸ばす。
しかし、そんな彼を止めるべく全宇宙から対抗勢力が集まっていた、それは・・・
(この流れってRise of the Third Armyでもやったな)
復活した"生きてる惑星"モゴの活躍により、闘志を取り戻したグリーンランタン・コァ

"ホワイトランタン"カイルに率いられたブルーランタン・コァとスターサファイアズ

そしていつも以上に怒ってるレッドランタン・コァ
(御免なさい。例によって読んでません)

各自バラバラにヴォルソームと闘う彼らに対して、ガイが語りかける。
ガイ:お前ら俺の指示をきくんだ!俺にアイディアがある。
スターサファイア:ガイがアイディア?
ガイ:アトロシタス、お前さんにはその気はないだろうが、俺の話を聞いてくれ。
俺たちは力を合わせる必要が・・・
アトロシタス:わかった。お前を信じよう。
ガイ:今何て言った?俺を信じるだって?
アトロシタス:そうだ。ひとたびレッドランタンとなった者は、いつでもレッドランタン・コァのメンバーだ。

ガイ:よっしゃ!お前らの力をモゴに集めろ!モゴが全ての力を純化し集束してくれる。
ジョン!お前はモゴが狙いをはずさないようサポートするんだ。
ヴォルソーム:なるほど、考えたな...
モゴから放たれた光の束がヴォルソームの頭上に降り注ぐ。
しかし、それでもヴォルソームを倒すことはできなかった。
ヴォルソームの力になすすべもなく蹴散らされるガイ達。
そんなヴォルソームの前に再び現れたヒーローそれは、
再びイエローリングをはめたシネストロと、

死者としてブラックリングをはめ、ブラックランタン・コァを率いて現世に復活したハルであった。

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というわけで、今週はここまで。
まだグリーンランタン#20の半分ほどしか紹介できていないのですが、#20は中堅ヒーローであったグリーンランタンをトップに押し上げたジェフ・ジョーンズ担当の最終回ということで、大増ページなのです。
"大団円"という使い古された言葉では物足りないほど、綺麗にまとまった最終回なので、普段はデジコミオンリーの管理人も、今から紙媒体で手に入れられないか考えております。
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グリーンランタンを邦訳で読むとしたらお勧めはここらへんでしょうか。
「グリーンランタン:リバース」はジェフ・ジョーンズによるグリーンランタン担当の始まりです。
今回の「Wrath of the First Lantern」のテイストにも似た、オールスターによる"燃え"系の活劇が楽しめます。
また、「グリーンランタン:シークレットオリジン」はジェフ・ジョーンズによるハル・ジョーダンの誕生秘話の語りなおし。グリーンランタンの設定を一切知らない人でもここから読み始められるような内容となっています。
また、小プロから翻訳が出ているジャスティスリーグでも、昨今のグリーンランタン人気を踏まえて主役級の存在感を見せています。(2巻が楽しみ)
原書だと、ここらへんでしょうか。
ジェフ・ジョーンズの英語は他のライターと比べると図抜けて平易なので、「原書にチャレンジしてみたいな」という人にお勧めです。
ちなみに、初めの3つはリランチ後のグリーンランタンのTPB。後ろの2つは「グリーンランタン:リバース」の続きとなっています。
その他の翻訳だと外せないのが先日突然発表された「ヒットマン」。DC世界の"ヒーロー専門の殺し屋"トミー・モナハンを主人公に据えた鬼才ガース・エニスの傑作ですが、ネット界隈では「犬溶接マンがでるあれです」といった方が通りがよさそうです。(笑)
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