Justice League Dark #15-18
ジャスティス・リーグ・ダーク #15-18
(作:レイ・フォークス&ジェフ・レミール、画:マイケル・ジャナン)
いろいろあって最近紹介が滞っていたジャスティス・リーグ・ダークですが、今回は魔法が禁じられた世界を舞台にしたストーリーアーク「Death of the Magic」から気に入ったシーンを。
【前回までのおさらい】
前回の紹介からずいぶん時間が空いたので、簡単におさらい。
伝説のアーティファクトBooks of Magicを見事に奪還した一行、しかしBooks of Magicには魔術的な力は一切なく、地球とは別系統の科学によって作られた一種のテレポーターであることを知る。
Books of Magicの力で異世界に連れ去られたザターナとティム・ハンターを追い、自らもテレポーターを起動する一行。
一行が辿り着いたのは"エポック"と呼ばれる魔法が禁じられた世界であった。
エポックの地に降り立った一行は、自らの調子に違和感を覚える。
地球以上の魔力に溢れながらもその力を利用する物がいない世界エポックでは、行き場を失った魔力が暴走しており、地球からきたJLDのメンバーたちの魔力を捻じ曲げたのだ。
【捻じ曲げられた結果】
エポックの歪んだ魔力にさらされたその結果として、
ザターナの魔力をかつてないほど増大され、

"永遠の貴婦人"マダム・ザナドゥは老いさらばえ、

ブラックオーキッドは怪物に変身し、

フランケンシュタインはそのまま(フランケンシュタインの存在は魔法によるもではなく、異端の科学技術の結晶なので。)。

そして、その名の通り"死人"であったデッドマンは、自らに起きた異変に気付き思わず叫ぶ。
「生きてる」

と思ったらまた死んだ!
そして、我らがコンスタンティンは...

正直者になっていた。
コンスタンティン最大のピンチ(笑)!
【最後に】
全てを終えエポックから地球に帰還したJLDの面々。
コンスタンティンは待ちかまえていたARGUSの長官トレバー大佐(元々は彼からの依頼が全ての始まりでした)に声をかけます。
コンスタンティン:トレバー!お前とARGUSの"魔法使いごっこ"につきあうのはうんざりだ。好きなようにBooks of Magicをもっていけ!それでお前との関係はおしまいだ。
トレバー:ちょっと待ってくれ。話が...
コンスタンティン:さて、この世界の"本当の"ピンチに興味がある奴は、俺と一緒に来てくれ。来ない奴は、政府の手下になるなりなんなり勝手にするがいいさ。
トレバー:戻ってくるんだ!ジャスティス・リーグと敵対することになるんだぞ?
コンスタンティン:そうだな、俺たちがお前達といっしょにやらないってことは、俺たちは敵同士ってことになる。

コンスタンティン:…で、その結果どうなるって?
うーん、かっこいい。このシーンは最近一番のヒットですね。
正直、いきなりロード・オブ・ザ・リングみたいになってしまった今回のお話は、自分的にはいまいちでしたが、この最後のシーンはそれを帳消しにするくらいのかっこよさでした。
【Trinity War】
DCの夏の新作イベント"トリニティ・ウォー"の詳細が明かされました。
そのイメージイラストがこれ。

(クリックで大きくなります)
とりあえず現状分かっていることは、
・大イベントでは一般的な「メインストーリー用のミニシリーズを出す」という形式は取らず、Justice League /Justice League of America/Justice League Darkの3誌でメインストーリーを展開する。
(上の画像は3誌の表紙をつなげたもの)
・キャプテン・マーベルは3陣営の何処にも属さない。
・ジェフ・レミーアはフランケンシュタインがお気に入り(だから活躍する?)。
の3点のみです。
JL&JLAとJLDが同列に扱われて、ニュースサイトで「ジャスティスリーグ系3誌」とまとめられるのは、ファンとして非常に嬉しいのですが、JLDよりもずっと売れていながら「期待していたほど売れていない」という理由で、打ち切りになったJusetice League Internationalの事が頭をよぎり、不安にもなります(笑)。
が、まあJLD勢にも脚光があたりそうなので、楽しみは楽しみです。なによりも、リランチ後初の大型イベントですもんね!
【宣伝】
のっけからブログの記事と関係ないですが、アイアンマン:エクストリミス読みました。
読んでみて、有名なヴィランがでるわけでも、派手な展開があるわけでもないこの作品が何故「アイアンマンの近年随一の名作」といわれるかわかりました。
とにかく「トニー・スタークとはどんな男なのか?」「トニーにとってアイアンマンは何なのか?」ということに焦点があてた作品で、台詞の一つ一つが非常に読ませるものになっています。
(特にトニーが「軍需産業を非難するドキュメンタリー監督」と会話するシーンが気に入りました。地味ながらトニー・スタークという男を再定義する上で欠かせない、非常によくできた会話が繰り広げられます。)
JLDの関係者が多数説明しているサンドマンの翻訳本を、先日ブログにて紹介したところ、結構な人数の方が興味を持ってくださったみたいです。
2巻は品薄ですが、元々、続き物というよりは連作集といった感じの作品ですので、2巻を読まずに3巻を読んでも、おそらくほとんど問題ありませんので、未読の方は是非!
またクリス・バチャロが担当した「Death:High Cost of Living」にもコンスタンティンは登場しており、デスと共に"正しいコンドームの付け方"を実演してくれています。
発売日の迫ったJLAの翻訳2冊もどうぞ。
(作:レイ・フォークス&ジェフ・レミール、画:マイケル・ジャナン)
いろいろあって最近紹介が滞っていたジャスティス・リーグ・ダークですが、今回は魔法が禁じられた世界を舞台にしたストーリーアーク「Death of the Magic」から気に入ったシーンを。
【前回までのおさらい】
前回の紹介からずいぶん時間が空いたので、簡単におさらい。
伝説のアーティファクトBooks of Magicを見事に奪還した一行、しかしBooks of Magicには魔術的な力は一切なく、地球とは別系統の科学によって作られた一種のテレポーターであることを知る。
Books of Magicの力で異世界に連れ去られたザターナとティム・ハンターを追い、自らもテレポーターを起動する一行。
一行が辿り着いたのは"エポック"と呼ばれる魔法が禁じられた世界であった。
エポックの地に降り立った一行は、自らの調子に違和感を覚える。
地球以上の魔力に溢れながらもその力を利用する物がいない世界エポックでは、行き場を失った魔力が暴走しており、地球からきたJLDのメンバーたちの魔力を捻じ曲げたのだ。
【捻じ曲げられた結果】
エポックの歪んだ魔力にさらされたその結果として、
ザターナの魔力をかつてないほど増大され、

"永遠の貴婦人"マダム・ザナドゥは老いさらばえ、

ブラックオーキッドは怪物に変身し、

フランケンシュタインはそのまま(フランケンシュタインの存在は魔法によるもではなく、異端の科学技術の結晶なので。)。

そして、その名の通り"死人"であったデッドマンは、自らに起きた異変に気付き思わず叫ぶ。
「生きてる」

と思ったらまた死んだ!
そして、我らがコンスタンティンは...

正直者になっていた。
コンスタンティン最大のピンチ(笑)!
【最後に】
全てを終えエポックから地球に帰還したJLDの面々。
コンスタンティンは待ちかまえていたARGUSの長官トレバー大佐(元々は彼からの依頼が全ての始まりでした)に声をかけます。
コンスタンティン:トレバー!お前とARGUSの"魔法使いごっこ"につきあうのはうんざりだ。好きなようにBooks of Magicをもっていけ!それでお前との関係はおしまいだ。
トレバー:ちょっと待ってくれ。話が...
コンスタンティン:さて、この世界の"本当の"ピンチに興味がある奴は、俺と一緒に来てくれ。来ない奴は、政府の手下になるなりなんなり勝手にするがいいさ。
トレバー:戻ってくるんだ!ジャスティス・リーグと敵対することになるんだぞ?
コンスタンティン:そうだな、俺たちがお前達といっしょにやらないってことは、俺たちは敵同士ってことになる。

コンスタンティン:…で、その結果どうなるって?
うーん、かっこいい。このシーンは最近一番のヒットですね。
正直、いきなりロード・オブ・ザ・リングみたいになってしまった今回のお話は、自分的にはいまいちでしたが、この最後のシーンはそれを帳消しにするくらいのかっこよさでした。
【Trinity War】
DCの夏の新作イベント"トリニティ・ウォー"の詳細が明かされました。
そのイメージイラストがこれ。

(クリックで大きくなります)
とりあえず現状分かっていることは、
・大イベントでは一般的な「メインストーリー用のミニシリーズを出す」という形式は取らず、Justice League /Justice League of America/Justice League Darkの3誌でメインストーリーを展開する。
(上の画像は3誌の表紙をつなげたもの)
・キャプテン・マーベルは3陣営の何処にも属さない。
・ジェフ・レミーアはフランケンシュタインがお気に入り(だから活躍する?)。
の3点のみです。
JL&JLAとJLDが同列に扱われて、ニュースサイトで「ジャスティスリーグ系3誌」とまとめられるのは、ファンとして非常に嬉しいのですが、JLDよりもずっと売れていながら「期待していたほど売れていない」という理由で、打ち切りになったJusetice League Internationalの事が頭をよぎり、不安にもなります(笑)。
が、まあJLD勢にも脚光があたりそうなので、楽しみは楽しみです。なによりも、リランチ後初の大型イベントですもんね!
【宣伝】
のっけからブログの記事と関係ないですが、アイアンマン:エクストリミス読みました。
読んでみて、有名なヴィランがでるわけでも、派手な展開があるわけでもないこの作品が何故「アイアンマンの近年随一の名作」といわれるかわかりました。
とにかく「トニー・スタークとはどんな男なのか?」「トニーにとってアイアンマンは何なのか?」ということに焦点があてた作品で、台詞の一つ一つが非常に読ませるものになっています。
(特にトニーが「軍需産業を非難するドキュメンタリー監督」と会話するシーンが気に入りました。地味ながらトニー・スタークという男を再定義する上で欠かせない、非常によくできた会話が繰り広げられます。)
JLDの関係者が多数説明しているサンドマンの翻訳本を、先日ブログにて紹介したところ、結構な人数の方が興味を持ってくださったみたいです。
2巻は品薄ですが、元々、続き物というよりは連作集といった感じの作品ですので、2巻を読まずに3巻を読んでも、おそらくほとんど問題ありませんので、未読の方は是非!
またクリス・バチャロが担当した「Death:High Cost of Living」にもコンスタンティンは登場しており、デスと共に"正しいコンドームの付け方"を実演してくれています。
発売日の迫ったJLAの翻訳2冊もどうぞ。
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