ジャスティスリーグ・オデッセイ #1
ジャスティスリーグ・オデッセイ #1
(作:ヨシュア・ウィリアムソン、画:ステファン・セジック)
既知マルチバースの果ての壁、ソースウォールの向こうから帰ってきた創世の巨人と、ヒーローたちとの戦いを描いたミニシリーズ『ノージャスティス』。
その中で描かれたブレイニアックの故郷である科学惑星コルでの戦いの最中、ヒーローたちは惑星コルの住人が厳重に保管しているボトルの数々を見つける。

ボトルの中に封印されていたのは惑星。彼らは惑星の数々を住民ごと瓶詰めにし、隠し持っていたのだ。
しかし、惑星コルの崩壊と共に、ボトルの封印は解かれてしまう。
かくして惑星コルの跡地には、星々がひしめく未知の銀河系、通称"ゴーストセクター"が誕生したのである。
有毒な放射線で満たされ、あらゆる侵入者を拒絶するゴーストセクター。
しかし、その周辺部に1人の女性が漂っていた。

女性の名前は、ジェシカ・クルーズ。ゴーストセクターの誕生を重く見たガーディアンズによって派遣されたグリーンランタンの新人である。
孤独で退屈な監視任務を、元引き籠りの経験を活かし(?)そつなくこなすジェシカ。
そんな彼女の退屈を救うかのように、ゴーストセクターへ無理やり侵入を図ろうとする宇宙船が現れる。

ブレイニアックの侵略船を改造した宇宙船を操る侵入者。それは地球からやってきたヒーロー、サイボーグ、スターファイア、

そしてアズラエルであった。

自分たちを呼ぶ"謎の声"に突き動かされ、ゴーストセクターへの侵入を果たしたヒーローたち。
しかし、彼らはまだ知らない。

彼らを呼んだのはリーグの宿敵ダークサイドであることを、
彼らはその宿敵であるダークサイドと探索の旅に出る運命であることを、

そして、彼らが旅するゴーストセクターとは、彼らを神と崇める世界であることを!
***********************
というわけで、遂に始まった『ジャスティスリーグ』、『ジャスティスリーグ・ダーク』に続く第三のリーグ、『ジャスティスリーグ・オデッセイ』の紹介でした。
既にアートまで完成していた最初の数話が、諸事情により丸ごと作り直しとなるというトラブルによって開始が遅れた本誌ですが、無事刊行を迎え、これで当初予定されていたジャスティスリーグ系3誌がそろい踏みすることとなりました。
通常であれば生身で宇宙空間を飛び回っているグリーンランタンやスターファイアですら、ゴーストセクターを満たす危険な放射線によってその活動は制限され、宇宙船を頼りに地図の無いゴーストセクターを星から星へと渡っていくヒーロー達。
これはつまり、本作が『スタートレック』や『宇宙船ビーグル号』などの名作を生んだSFの定番ジャンルである"宇宙探索"をヒーローコミックの文脈に落とし込むことを狙いになっているからなんでしょう。
というわけで、見た目以上に野心的な作品である本作。まだ始まったばかりですので、皆さんもぜひどうぞ。
【宣伝】(使いまわし)
DCからは『バットマン・メタル:プレリュード』を皮切りに、早くも『メタル』の翻訳がスタート!
昨年大ヒットを飛ばし、現在のDC世界の大きな流れを作った重大タイトルなのでこれは嬉しいです。
また、久しぶりのDCの事典系の翻訳となる『バットマン・キャラクター事典』も予約開始。
かなりヴィジュアル面を重視した作品のようなので、そういう点でも嬉しいですね
。
現在、絶好調のバットマン誌からは『バットマン:ウォー・オブ・ジョーク&リドル』の翻訳が決定。
「ジョーカー陣営とリドラー陣営に分かれたゴッサムヴィラン版シヴィルウォー」というキャッチーな設定に留まらない、トム・キングの洗練されたライティングが楽しめます。(トム・キングのバットマンの影の主役である"あいつ"が遂に表舞台に!)
マーベルでは映画の公開を控えて『ヴェノム:リーサル・プロテクター』と『ヴェノムバース』が発売。
前者はヴェノムを主人公誌のマスターピース的作品、後者は「ヴェノム化ヒーロー大集合」といった趣の最新作という、非常に幅のあるラインナップですね。
また、人気タイトル『スパイダーマン/デッドプール』は、ライターを変更し心機一転して再スタートしたタイトルが『続・スパイダーマン/デッドプール:アームス・レース』として刊行予定です。
(作:ヨシュア・ウィリアムソン、画:ステファン・セジック)
既知マルチバースの果ての壁、ソースウォールの向こうから帰ってきた創世の巨人と、ヒーローたちとの戦いを描いたミニシリーズ『ノージャスティス』。
その中で描かれたブレイニアックの故郷である科学惑星コルでの戦いの最中、ヒーローたちは惑星コルの住人が厳重に保管しているボトルの数々を見つける。

ボトルの中に封印されていたのは惑星。彼らは惑星の数々を住民ごと瓶詰めにし、隠し持っていたのだ。
しかし、惑星コルの崩壊と共に、ボトルの封印は解かれてしまう。
かくして惑星コルの跡地には、星々がひしめく未知の銀河系、通称"ゴーストセクター"が誕生したのである。
有毒な放射線で満たされ、あらゆる侵入者を拒絶するゴーストセクター。
しかし、その周辺部に1人の女性が漂っていた。

女性の名前は、ジェシカ・クルーズ。ゴーストセクターの誕生を重く見たガーディアンズによって派遣されたグリーンランタンの新人である。
孤独で退屈な監視任務を、元引き籠りの経験を活かし(?)そつなくこなすジェシカ。
そんな彼女の退屈を救うかのように、ゴーストセクターへ無理やり侵入を図ろうとする宇宙船が現れる。

ブレイニアックの侵略船を改造した宇宙船を操る侵入者。それは地球からやってきたヒーロー、サイボーグ、スターファイア、

そしてアズラエルであった。

自分たちを呼ぶ"謎の声"に突き動かされ、ゴーストセクターへの侵入を果たしたヒーローたち。
しかし、彼らはまだ知らない。

彼らを呼んだのはリーグの宿敵ダークサイドであることを、
彼らはその宿敵であるダークサイドと探索の旅に出る運命であることを、

そして、彼らが旅するゴーストセクターとは、彼らを神と崇める世界であることを!
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というわけで、遂に始まった『ジャスティスリーグ』、『ジャスティスリーグ・ダーク』に続く第三のリーグ、『ジャスティスリーグ・オデッセイ』の紹介でした。
既にアートまで完成していた最初の数話が、諸事情により丸ごと作り直しとなるというトラブルによって開始が遅れた本誌ですが、無事刊行を迎え、これで当初予定されていたジャスティスリーグ系3誌がそろい踏みすることとなりました。
通常であれば生身で宇宙空間を飛び回っているグリーンランタンやスターファイアですら、ゴーストセクターを満たす危険な放射線によってその活動は制限され、宇宙船を頼りに地図の無いゴーストセクターを星から星へと渡っていくヒーロー達。
これはつまり、本作が『スタートレック』や『宇宙船ビーグル号』などの名作を生んだSFの定番ジャンルである"宇宙探索"をヒーローコミックの文脈に落とし込むことを狙いになっているからなんでしょう。
というわけで、見た目以上に野心的な作品である本作。まだ始まったばかりですので、皆さんもぜひどうぞ。
【宣伝】(使いまわし)
DCからは『バットマン・メタル:プレリュード』を皮切りに、早くも『メタル』の翻訳がスタート!
昨年大ヒットを飛ばし、現在のDC世界の大きな流れを作った重大タイトルなのでこれは嬉しいです。
また、久しぶりのDCの事典系の翻訳となる『バットマン・キャラクター事典』も予約開始。
かなりヴィジュアル面を重視した作品のようなので、そういう点でも嬉しいですね
。
現在、絶好調のバットマン誌からは『バットマン:ウォー・オブ・ジョーク&リドル』の翻訳が決定。
「ジョーカー陣営とリドラー陣営に分かれたゴッサムヴィラン版シヴィルウォー」というキャッチーな設定に留まらない、トム・キングの洗練されたライティングが楽しめます。(トム・キングのバットマンの影の主役である"あいつ"が遂に表舞台に!)
マーベルでは映画の公開を控えて『ヴェノム:リーサル・プロテクター』と『ヴェノムバース』が発売。
前者はヴェノムを主人公誌のマスターピース的作品、後者は「ヴェノム化ヒーロー大集合」といった趣の最新作という、非常に幅のあるラインナップですね。
また、人気タイトル『スパイダーマン/デッドプール』は、ライターを変更し心機一転して再スタートしたタイトルが『続・スパイダーマン/デッドプール:アームス・レース』として刊行予定です。
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