キャプテン・アメリカ:スティーブ・ロジャース #14-15
キャプテン・アメリカ:スティーブ・ロジャース #14-15
(作:ニック・スペンサー、画:ヘスース・サイズ)
当ブログで何回か紹介してきたヒドラキャップを主人公としたキャプテン・アメリカ:スティーブ・ロジャース誌。
コズミックキューブによって歴史を改変されたスティーブの物語は、夏のイベント『シークレットエンパイア』に向けて1つの転機を迎えます。
(過去の記事は、こちらとこちらを参照)

【真ヒドラの復活】
卓越した人心掌握術と、プロフェッサーXから奪い取ったテレパシー能力でレッドスカルが築き上げた新たなヒドラ。
その勢いは留まることを知らず、SHIELDの長官へと上り詰めたキャプテン・アメリカによる密かな後方支援に下支えされ、いまや東欧の小国を乗っ取り、核武装した主権国家として国際社会に堂々と自らの要求を主張するまでになっていた。
しかし"ヒドラ"の名を自らの私兵集団につかうレッドスカルの陰で、"真のヒドラ"が復活しつつあった。

その立役者は幼いスティーブがヒドラとなるきっかけを作った人物であるエリサ・シンクレア。
スティーブの脳内歴史にしか存在しないはずの彼女はマダム・ヒドラを名乗り、世界中をまわり真ヒドラの評議会を結成する。
そのメンバーは

忍者集団ザ・ハンドの首領ゴーゴン

ヒドラの理念を体現した群体生物ハイヴ

洗脳と催眠術で人々を自在に操る心理学者Dr.ファウスタス

かつてはヒドラの指導者も務めたテロリスト、ヴァイパー

その精神を機械に移し、異次元世界ディメンジョンZで歪んだ実験を繰り返すマッドサイエンティスト、アーニム・ゾラ

そして、ヒドラキャップの恩人のアーマーを継いだ謎の人物クラーケン
(どうもその正体はキャップの知り合いで、キャップは彼の事を死んだと思っているらしい)

ちなみにタスクマスターとブラックアント("度し難い"3代目アントマン)は、色々あって現在はエリサの付き人。
【レッドスカルの末路】
東欧の小国を核兵器と共に乗っ取ったレッドスカル。
しかし彼の野望は、ローグやデッドプール、ヒューマントーチなどで構成されたアベンジャーズ・ユニティ・スクワッド、通称"アンキャニーアベンジャーズ"の活躍によって潰えた。

レッドスカルを捕まえたローグは友人ビーストに依頼し、レッドスカルの体からチャールズ・エグゼビアの脳を切除。
レッドスカルはその力を失い、SHIELDの収容施設に収容されることになる。
ところが現在のSHIELDのトップはレッドスカルの部下であるキャプテン・アメリカ。
彼はその権力を使って、レッドスカルの部下であるクロスボーンとシンの脱出計画を支援。レッドスカルはまんまと収容施設を脱走し、隠れ家へ向かう。
隠れ家でレッドスカルを待っていたのは、今回の脱走劇の立役者であるキャプテン・アメリカであった。
しかしレッドスカルは、自分の脱獄を成功に導いた部下を激しく叱責する。

レッドスカル:ユニティ・スクワッドはお前のチームの筈、なぜ今回のような失態が起きる!
スティーブ:今の状況は全て私が招いたこと。私は長い間、私のすべてを捧げて…
レッドスカル:そうだお前は私に仕えてきた。
スティーブ:どうも勘違いがあるようだ。私がすべてを捧げたのはヒドラであって、お前はそれを盗み取っただけだ。
私の知るヒドラは、誇り高くそして強くかった。
お前はヒドラのためにいったい何を犠牲に捧げたというのだ?
お前がヒドラを捻じ曲げ、堕落させたのだ!

キャップはかねてよりレッドスカルがプロフェッサーXの脳を失う瞬間を狙っていたのだ。
レッドスカル:馬鹿め。私がお前を作ったのだ。お前の信念は全てまやかしだ。ただの夢(Dream)にすぎないのだ!
自分を裏切ったキャップに、全ての事実を話そうとするレッドスカル。
しかしスティーブは聞く耳を持たずに、レッドスカルを殺害する。
スティーブ:その通り、私が忠誠を誓うのは"理想(Dream)"だけだ。
全てを終えたスティーブ。
そんな彼を迎えに来たのは・・・

【宣伝】
近刊予定で気になっているのは映画『ローガン』に合せて刊行される『ウルヴァリン:オールドマン・ローガン』と『ウルヴァリン:バック・イン・ジャパン』。特に前者は、荒廃した近未来のアメリカを舞台にし傑作の名をほしいままにした作品で、今回の映画に強く影響を与えた作品です。
またマーベルではDr.オクトパスに乗っ取られたスパイダーマンの続編『スーペリア・スパイダーマン:トラブル・マインド』とデッドプールがスパイダーマンの歴史的瞬間にひょっこり現れて暴れまわるの『デッドプール:バック・イン・ブラック』あたりも気になるところ。
またDCでは、「ゴードン警部が官製バットマンとなる」というダイナミックな展開を、独自の"バットマン論"へと昇華させた傑作『バットマン:スーパーヘヴィ』とその完結編『バットマン:ブルーム』が連続刊行。
また人気者ハーレークインの新刊『ハーレイ・クイン:ジョーカーズ・ラスト・ラフ』と、彼女が同じく人気者のデスストロークと地獄の鬼ごっこを繰り広げる『デスストローク:スーサイド・ラン』も発売決定です。
(作:ニック・スペンサー、画:ヘスース・サイズ)
当ブログで何回か紹介してきたヒドラキャップを主人公としたキャプテン・アメリカ:スティーブ・ロジャース誌。
コズミックキューブによって歴史を改変されたスティーブの物語は、夏のイベント『シークレットエンパイア』に向けて1つの転機を迎えます。
(過去の記事は、こちらとこちらを参照)

【真ヒドラの復活】
卓越した人心掌握術と、プロフェッサーXから奪い取ったテレパシー能力でレッドスカルが築き上げた新たなヒドラ。
その勢いは留まることを知らず、SHIELDの長官へと上り詰めたキャプテン・アメリカによる密かな後方支援に下支えされ、いまや東欧の小国を乗っ取り、核武装した主権国家として国際社会に堂々と自らの要求を主張するまでになっていた。
しかし"ヒドラ"の名を自らの私兵集団につかうレッドスカルの陰で、"真のヒドラ"が復活しつつあった。

その立役者は幼いスティーブがヒドラとなるきっかけを作った人物であるエリサ・シンクレア。
スティーブの脳内歴史にしか存在しないはずの彼女はマダム・ヒドラを名乗り、世界中をまわり真ヒドラの評議会を結成する。
そのメンバーは

忍者集団ザ・ハンドの首領ゴーゴン

ヒドラの理念を体現した群体生物ハイヴ

洗脳と催眠術で人々を自在に操る心理学者Dr.ファウスタス

かつてはヒドラの指導者も務めたテロリスト、ヴァイパー

その精神を機械に移し、異次元世界ディメンジョンZで歪んだ実験を繰り返すマッドサイエンティスト、アーニム・ゾラ

そして、ヒドラキャップの恩人のアーマーを継いだ謎の人物クラーケン
(どうもその正体はキャップの知り合いで、キャップは彼の事を死んだと思っているらしい)

ちなみにタスクマスターとブラックアント("度し難い"3代目アントマン)は、色々あって現在はエリサの付き人。
【レッドスカルの末路】
東欧の小国を核兵器と共に乗っ取ったレッドスカル。
しかし彼の野望は、ローグやデッドプール、ヒューマントーチなどで構成されたアベンジャーズ・ユニティ・スクワッド、通称"アンキャニーアベンジャーズ"の活躍によって潰えた。

レッドスカルを捕まえたローグは友人ビーストに依頼し、レッドスカルの体からチャールズ・エグゼビアの脳を切除。
レッドスカルはその力を失い、SHIELDの収容施設に収容されることになる。
ところが現在のSHIELDのトップはレッドスカルの部下であるキャプテン・アメリカ。
彼はその権力を使って、レッドスカルの部下であるクロスボーンとシンの脱出計画を支援。レッドスカルはまんまと収容施設を脱走し、隠れ家へ向かう。
隠れ家でレッドスカルを待っていたのは、今回の脱走劇の立役者であるキャプテン・アメリカであった。
しかしレッドスカルは、自分の脱獄を成功に導いた部下を激しく叱責する。

レッドスカル:ユニティ・スクワッドはお前のチームの筈、なぜ今回のような失態が起きる!
スティーブ:今の状況は全て私が招いたこと。私は長い間、私のすべてを捧げて…
レッドスカル:そうだお前は私に仕えてきた。
スティーブ:どうも勘違いがあるようだ。私がすべてを捧げたのはヒドラであって、お前はそれを盗み取っただけだ。
私の知るヒドラは、誇り高くそして強くかった。
お前はヒドラのためにいったい何を犠牲に捧げたというのだ?
お前がヒドラを捻じ曲げ、堕落させたのだ!

キャップはかねてよりレッドスカルがプロフェッサーXの脳を失う瞬間を狙っていたのだ。
レッドスカル:馬鹿め。私がお前を作ったのだ。お前の信念は全てまやかしだ。ただの夢(Dream)にすぎないのだ!
自分を裏切ったキャップに、全ての事実を話そうとするレッドスカル。
しかしスティーブは聞く耳を持たずに、レッドスカルを殺害する。
スティーブ:その通り、私が忠誠を誓うのは"理想(Dream)"だけだ。
全てを終えたスティーブ。
そんな彼を迎えに来たのは・・・

【宣伝】
近刊予定で気になっているのは映画『ローガン』に合せて刊行される『ウルヴァリン:オールドマン・ローガン』と『ウルヴァリン:バック・イン・ジャパン』。特に前者は、荒廃した近未来のアメリカを舞台にし傑作の名をほしいままにした作品で、今回の映画に強く影響を与えた作品です。
またマーベルではDr.オクトパスに乗っ取られたスパイダーマンの続編『スーペリア・スパイダーマン:トラブル・マインド』とデッドプールがスパイダーマンの歴史的瞬間にひょっこり現れて暴れまわるの『デッドプール:バック・イン・ブラック』あたりも気になるところ。
またDCでは、「ゴードン警部が官製バットマンとなる」というダイナミックな展開を、独自の"バットマン論"へと昇華させた傑作『バットマン:スーパーヘヴィ』とその完結編『バットマン:ブルーム』が連続刊行。
また人気者ハーレークインの新刊『ハーレイ・クイン:ジョーカーズ・ラスト・ラフ』と、彼女が同じく人気者のデスストロークと地獄の鬼ごっこを繰り広げる『デスストローク:スーサイド・ラン』も発売決定です。
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