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バットマン #47-48

バットマン #47-48
(作:スコット・スナイダー、画:グレッグ・カプロ)
『エンドゲーム』事件でのジョーカーとの激闘で死亡し、記憶と過去のトラウマを完全に失った状態で復活したブルース・ウェイン。
アルフレッドの口から、自身の人生を一変させ"闇の騎士"としての使命に目覚めるきっかけとなった両親の死亡の詳細について聞いた彼は、再び自らの使命に目覚める。
しかしトラウマを無くしたブルースの新たな使命とは、ソーシャルワーカーとして自分のような境遇の子供たちを救う事であった!

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ウェイン家の財力を失った後も、自分を支えてくれる幼馴染と共につつましいながら充実感のある生活を送っていたブルースだが、とある事件をきっかけに、自分がかつて何者であったかを思い出し始める。

池のほとりにある公園のベンチに座り、自分の過去について思いを巡らすブルース。
そんなブルースに急に声を掛けてきた男。それはブルース同様に『エンドゲーム』事件で事故にあい、ブルース同様に記憶を失いながらも、安物のコメディのような自身の境遇を嗤い飛ばす謎の人物であった!
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****
というわけで、昨年の6月から始まったストーリー『スーパーヘヴィ』もいよいよ佳境。
#48で繰り広げられるブルースと"男"の会話、そして続く#49でのブルースとアルフレッドとの会話は4年以上も続いたスナイダー&カプロによるバットマンサーガの集大成ともいえるシーンとなっており、緊張感と寓意に満ちた内容となっています。

3月に発売される「バットマン#50」にて、再びブルースがバットマンとして復帰することが予告されていますが、はたしてどのような形での復活となるのか本当に楽しみですね。


【宣伝】(使いまわし)
3月に公開予定の映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」。その翻訳に合わせて、「バットマン VS. スーパーマン:ベストバウト」と「スーパーマン/バットマン:パブリック・エネミー」が発売されます。
前者は過去の名作からスーパーマンとバットマンの対決エピソードを選りすぐったアンソロジーで、各時代の2人が楽しめるのが売り。
後者はアニメ化もされた傑作エピソードで、DC世界の様々なキャラクターが次々登場するのも見どころの一つとなっています。
また対決といえば、ドラマ版「デアデビル」の2ndシーズンに合わせて、2ndシーズンの台風の目となるキャラクター、パニッシャーとデアデビルの対決を描いた作品「デアデビルvsパニッシャー」も気になる作品です。


ヴィレッジブックスから販売される「アンキャニィ・アベンジャーズ:レッドシャドウ」は、「AvX」後のマーベル世界の1つの軸となった作品で、おそらくヴィレッジブックスもその流れに従って翻訳計画を練っているのではと予想。
対する(?)小学館プロダクションは「フラッシュ:ローグズの逆襲」と「クァンタム&ウッディ:あぶないヒーロー、荒野に散る!? 」など、過去に発売した作品の続刊を予定しており、クァンタム&ウッディの続きが気になっていた自分としては、非常にうれしいところ。



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スーパーマン:サヴェッジダウン

スーパーマン:サヴェッジダウン
(作:グレッグ・パク他、画:アーロン・クーダー)

能力の大半を失い、今や常人よりも多少頑健で強い身体をもつ程度になってしまったスーパーマン。
リーグのメンバーからの気遣い(とルーサーからの意地悪)で、ジャスティスリーグの危険な任務からも外されたクラークだが、やがて「例え以前の自分のような活躍は出来なくとも、自分に残された力の及ぶ範囲で全力で人助けをすればそれで良い」とある種、諦観の念に行きつく。

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しかし、"街のヒーロー"としての新たな人生をクラークが決意したその時、彼をあざ笑うかのように、メトロポリスの上空に巨大な宇宙戦艦が現れ、リーグの本拠地ウォッチタワーを撃破する。

太古の昔から地球を放浪しあらゆる文明の栄枯盛衰を見守ってきた不死者ヴァンダル・サヴェッジが、遂に"終わらぬ帝国"建国のための戦いを始めたのだ。
 ※ちなみに、ヴァンダル・サヴェッジの旗艦は、ストームウォッチの本拠地ザ・キャリアー。 ストームウォッチまだいたんだ!

"街のヒーロー"ではけして歯が立たない強大な敵を前に、クラークに打つ手はあるのか!?

…というわけで、スーパーマン系列誌ではじまったクロスオーバー「サヴェッジダウン」の紹介です。
本イベントは、スーパーマン誌、アクションコミックス誌、スーパーマン/ワンダーウーマン誌の3誌に跨ったイベントで、昨年のイベント「Truth」の直接の続編となります。
昨年の6月より始まった"能力を失ったスーパーマン"に関する物語について、「Truth」を起承転結の"起"とするならば、今回のイベント「サヴェッジダウン」は"結"に当たり、今まではあくまで背後から部下を操るだけで表舞台に姿を見せなかったヴァンダル・サヴェッジが、遂にその姿を現し、異様にスケールの大きい作戦を実行に移していきます。

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(こちらがヴァンダル・サヴェッジの陣営。左から、フランケンシュタイン、Hordr_Root、ヴァンダル・サヴェッジ、レイス)

この強大すぎる敵を前に、衰えた現在の能力ではとてもかなわない事を察したクラークは、

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仲間に頼ったり…

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強化スーツに身を包んだり…

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ギリシャ神話の神々の試練を受けたり…

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クリプトナイトによる化学療法に望みを託したりと、
ありとあらゆる手を使って、ヴァンダル・サヴェッジと戦う術を探すことになります。

はたしてクラークは能力を取り戻せるのか?そして太陽系全体を巻き込んだヴァンダル・サヴェッジの計画とは?
ということで、クライマックスにふさわしい盛り上がりをみせる「サヴェッジ・ダウン」に今後も目が離せません。


【宣伝】
3月に公開予定の映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」。その翻訳に合わせて、「バットマン VS. スーパーマン:ベストバウト」と「スーパーマン/バットマン:パブリック・エネミー」が発売されます。
前者は過去の名作からスーパーマンとバットマンの対決エピソードを選りすぐったアンソロジーで、各時代の2人が楽しめるのが売り。
後者はアニメ化もされた傑作エピソードで、DC世界の様々なキャラクターが次々登場するのも見どころの一つとなっています。
また対決といえば、ドラマ版「デアデビル」の2ndシーズンに合わせて、2ndシーズンの台風の目となるキャラクター、パニッシャーとデアデビルの対決を描いた作品「デアデビルvsパニッシャー」も気になる作品です。


ヴィレッジブックスから販売される「アンキャニィ・アベンジャーズ:レッドシャドウ」は、「AvX」後のマーベル世界の1つの軸となった作品で、おそらくヴィレッジブックスもその流れに従って翻訳計画を練っているのではと予想。
対する(?)小学館プロダクションは「フラッシュ:ローグズの逆襲」と「クァンタム&ウッディ:あぶないヒーロー、荒野に散る!? 」など、過去に発売した作品の続刊を予定しており、クァンタム&ウッディの続きが気になっていた自分としては、非常にうれしいところ。


プロフィール

NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

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