ミニリランチ予告編紹介:『アース2:ソサエティ』、『ビザロ』、『バットマイト』、『TRUTH』
今回も、いよいよ6月から開始されるDCのミニリランチに向けて公開された全刊行タイトルのプレビューから気になるタイトルを紹介します。
前回のタイトル紹介はこちら、「そもそもミニリランチってなに?」というかたはこちらの記事を参照ください。
アース2:ソサエティ
(作:ダニエル・H・ウィルソン、画:ジョージ・ヒメネス)
週刊タイトル『アース2:ワールズエンド』のラストで地球を捨て、向かう先もないまま宇宙へと飛び立った人類。
彼らは、同じく週刊タイトル『コンバージェンス』のラストにて彼らに与えられた新天地に辿り着き、文明の復興に務めていた。
しかし、人類とその守護者たるヒーロー達はやがて、“惑星の環境になんとか適応しようとする者”と“惑星の環境自体を自分たちに合わせて作り替えようとする者”の2つの陣営へと別れていく…
ということで、2つの週刊タイトルの果てに始まったシリーズ。
実はそれほど読む気はなかったのですが、プレビューの内容がアート、ストーリーともにあまりに素晴らしかったので、購読決定。
以下は各キャラクターの紹介
[パワーガール]

コンバージェンスには登場せず、移民船団にて新天地にやってきたパワーガール。
この惑星は、黄色と赤、2つの太陽が存在するため、クリプトン人の超能力を奪う赤い太陽が昇っている間は活動できないという制約に苦しんでいる。
[グリーンランタン/フラッシュ]

こちらはコンバージェンス参加組。パワーガールと同様「"外来種"である人類は、極力現地の自然環境に適応していくべき」という信念を掲げている。
[バットマン]

ブルース・ウェイン、トーマス・ウェインに続く(アース2)での三代目バットマンで、その正体はディック・グレイソン。
「策はあるの?」というパワーガールの問いかけに対して、YesでもNoでもなく「ボクはバットマンだ」(=いつだって策はある)と応えるあたり、さすが。
[ハントレス]

ブルース・ウェインとキャットウーマンの娘ヘレナ・ウェイン
父であるブルースが残した、地球に存在した全ての種の遺伝子情報記録を用いて、新天地の生物を強制的に地球の生物置き換えようともくろむ。
[レッドアロー]

オリバー・クイーンその人。
ブルース・ウェインの親友であり、彼から遺言どおり遺伝子情報とヘレナを護りぬくことに人生をささげている。
[ジミー・オルセン]

ご存知スーパーマンの親友。しかし、アース2世界の彼は"世界一危険な少年"としてアーカム・アサイラムに閉じ込められていた超天才ハッカー。
『ワールズエンド』の中でニューゴッズとして解脱し、いつの間にやらDr.インポッシブルを名乗っている。
(ちなみにフラッシュポイント前の世界でDr.インポッシブルといえば、"悪のMr.ミラクル"とも言えるニューゴッズの脱出術師)
以上。見ての通り、アートも上々で、これは本当に楽しみですね。
ビザロ
(作:ヘス・コールソン、画:グスターヴォ・ドアルテ)
DCの低年齢向けラインの1つ目。
DCは一連の子供向けタイトルについては「コミック好きの親が買ってきて、棄てる前に子供が読む」という流れを狙っており、子供向けといいながらも、多少ジョークに毒が含ませてある雰囲気。
本作のビザロは『フォーエバー・イービル』に登場したあれではなく、シルバーエイジを彩った"あべこべスーパーマン"そのままのキャラで登場。

嬉しい時は「悲しい」、好きなことは「嫌い」と、なんでも逆の事を言うビザロは、スーパーマンに憧れてコスチュームを着るときは「オレ、コウモリになろう」という(笑)
バットマイト
(作:ダン・ジャーゲンス、画:コリン・ハウエル)

もう一つの低年齢向けライン。
なんですが、こちらは「コミックファンの代表であるバットマイトが、狂った編集者のようにDCキャラ達を"改善"していく」ということで、メタネタ満載の話になりそう。

こちらが2話の表紙。バットマイトが"改善"のターゲットに選んだのは、設定が複雑なことにかけてはDC随一であるホークマン!
…本当に子供向けなのか?
TRUTH
こちらは「アクションコミックス」、「スーパーマン」、「バットマン/スーパーマン」、「スーパーマン/ワンダーウーマン」にまたがって実施されるクロスオーバー。

4つのプレビューをつなぎ合わせてみると、スーパーマンは超能力を失い、クリプトン人としての遺伝子と実父母の形見を失い、クラーク・ケントとしてのアイデンティティも失い、ワンダーウーマンへの愛情も失い、本当にどん底に。
それでもなお「自分はスーパーマンなんだ」と己を鼓舞する悲壮な姿が胸に迫りますが、いったいここからどうやって巻き返すのか?
【宣伝】
遂に発売開始した『AVX:アベンジャーズ VS X-MEN ROUND1 』!こちらはフェニックスフォースを巡るX-Menとアベンジャーズの全面戦争を描いており、まさにマーベルオールスターが総集結する作品になっています。また『エイジ・オブ・ウルトロン Vol.1』は、7月に日本でも公開される映画と同名のタイトルを持った作品であり、マーベルの歴史に"あるキャラ"が与えた影響を見つめ直すSFスペクタクルとなっています。
そして、先日いきなり飛びこんできたのはニュースが『LOBO ポートレイト・オブ・ア・バスティッチ』の発売!ヒーロー達に中指を立てるDC世界の暴れ者ロボがまさかの邦訳!出版社は新規参入のジュリアンパブリッシング社。まさか翻訳されるとは思わなかったタイトルだけに、これは楽しみですね。
前回のタイトル紹介はこちら、「そもそもミニリランチってなに?」というかたはこちらの記事を参照ください。
アース2:ソサエティ
(作:ダニエル・H・ウィルソン、画:ジョージ・ヒメネス)
週刊タイトル『アース2:ワールズエンド』のラストで地球を捨て、向かう先もないまま宇宙へと飛び立った人類。
彼らは、同じく週刊タイトル『コンバージェンス』のラストにて彼らに与えられた新天地に辿り着き、文明の復興に務めていた。
しかし、人類とその守護者たるヒーロー達はやがて、“惑星の環境になんとか適応しようとする者”と“惑星の環境自体を自分たちに合わせて作り替えようとする者”の2つの陣営へと別れていく…
ということで、2つの週刊タイトルの果てに始まったシリーズ。
実はそれほど読む気はなかったのですが、プレビューの内容がアート、ストーリーともにあまりに素晴らしかったので、購読決定。
以下は各キャラクターの紹介
[パワーガール]

コンバージェンスには登場せず、移民船団にて新天地にやってきたパワーガール。
この惑星は、黄色と赤、2つの太陽が存在するため、クリプトン人の超能力を奪う赤い太陽が昇っている間は活動できないという制約に苦しんでいる。
[グリーンランタン/フラッシュ]

こちらはコンバージェンス参加組。パワーガールと同様「"外来種"である人類は、極力現地の自然環境に適応していくべき」という信念を掲げている。
[バットマン]

ブルース・ウェイン、トーマス・ウェインに続く(アース2)での三代目バットマンで、その正体はディック・グレイソン。
「策はあるの?」というパワーガールの問いかけに対して、YesでもNoでもなく「ボクはバットマンだ」(=いつだって策はある)と応えるあたり、さすが。
[ハントレス]

ブルース・ウェインとキャットウーマンの娘ヘレナ・ウェイン
父であるブルースが残した、地球に存在した全ての種の遺伝子情報記録を用いて、新天地の生物を強制的に地球の生物置き換えようともくろむ。
[レッドアロー]

オリバー・クイーンその人。
ブルース・ウェインの親友であり、彼から遺言どおり遺伝子情報とヘレナを護りぬくことに人生をささげている。
[ジミー・オルセン]

ご存知スーパーマンの親友。しかし、アース2世界の彼は"世界一危険な少年"としてアーカム・アサイラムに閉じ込められていた超天才ハッカー。
『ワールズエンド』の中でニューゴッズとして解脱し、いつの間にやらDr.インポッシブルを名乗っている。
(ちなみにフラッシュポイント前の世界でDr.インポッシブルといえば、"悪のMr.ミラクル"とも言えるニューゴッズの脱出術師)
以上。見ての通り、アートも上々で、これは本当に楽しみですね。
ビザロ
(作:ヘス・コールソン、画:グスターヴォ・ドアルテ)
DCの低年齢向けラインの1つ目。
DCは一連の子供向けタイトルについては「コミック好きの親が買ってきて、棄てる前に子供が読む」という流れを狙っており、子供向けといいながらも、多少ジョークに毒が含ませてある雰囲気。
本作のビザロは『フォーエバー・イービル』に登場したあれではなく、シルバーエイジを彩った"あべこべスーパーマン"そのままのキャラで登場。

嬉しい時は「悲しい」、好きなことは「嫌い」と、なんでも逆の事を言うビザロは、スーパーマンに憧れてコスチュームを着るときは「オレ、コウモリになろう」という(笑)
バットマイト
(作:ダン・ジャーゲンス、画:コリン・ハウエル)

もう一つの低年齢向けライン。
なんですが、こちらは「コミックファンの代表であるバットマイトが、狂った編集者のようにDCキャラ達を"改善"していく」ということで、メタネタ満載の話になりそう。

こちらが2話の表紙。バットマイトが"改善"のターゲットに選んだのは、設定が複雑なことにかけてはDC随一であるホークマン!
…本当に子供向けなのか?
TRUTH
こちらは「アクションコミックス」、「スーパーマン」、「バットマン/スーパーマン」、「スーパーマン/ワンダーウーマン」にまたがって実施されるクロスオーバー。

4つのプレビューをつなぎ合わせてみると、スーパーマンは超能力を失い、クリプトン人としての遺伝子と実父母の形見を失い、クラーク・ケントとしてのアイデンティティも失い、ワンダーウーマンへの愛情も失い、本当にどん底に。
それでもなお「自分はスーパーマンなんだ」と己を鼓舞する悲壮な姿が胸に迫りますが、いったいここからどうやって巻き返すのか?
【宣伝】
遂に発売開始した『AVX:アベンジャーズ VS X-MEN ROUND1 』!こちらはフェニックスフォースを巡るX-Menとアベンジャーズの全面戦争を描いており、まさにマーベルオールスターが総集結する作品になっています。また『エイジ・オブ・ウルトロン Vol.1』は、7月に日本でも公開される映画と同名のタイトルを持った作品であり、マーベルの歴史に"あるキャラ"が与えた影響を見つめ直すSFスペクタクルとなっています。
そして、先日いきなり飛びこんできたのはニュースが『LOBO ポートレイト・オブ・ア・バスティッチ』の発売!ヒーロー達に中指を立てるDC世界の暴れ者ロボがまさかの邦訳!出版社は新規参入のジュリアンパブリッシング社。まさか翻訳されるとは思わなかったタイトルだけに、これは楽しみですね。
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