Justice League #13

ジャスティスリーグ #13
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:トニー・S・ダニエル)

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真昼のセントラルパークで激しい格闘を繰り広げる2人の女戦士。
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そのうちのひとりワンダーウーマンは、格闘の相手であるチーターに声をかける。

ワンダーウーマン:お願い、バーバラ。あなたをチーターの呪いから解放させて。
チーター:私が人間に戻りたいと思っているとでも?
     :人間性なぞ、今の私には何の価値もない。

ワンダーウーマン:嘘よ。
チーター:初めてあったときと変わらず、おやさしいこと。
     :人間は穏やかな羊ではなく、屠殺を待つ家畜にすぎない。
     :そのことを認めたとき、お前とはまた友となれるだろう。


スーパーマンと並ぶほどの力の持ち主であるはずのワンダーウーマン。しかしその彼女はチーターに太刀打ちできず意識を失ってしまう。

次にダイアナが目を覚ました時、彼女の目の前にいたのは、チームメイトであるフラッシュとサイボーグであった。
地球の軌道に浮かぶウォッチタワーでダイアナから話を聞くリーグ一行。
ダイアナは自らと、チーターことバーバラ・ミネルヴァの関係を語り始める。
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スミソニアンの博物館で学芸員を務めていたバーバラは、とある事件でダイアナに助けられたことをきっかけに友人となる。ダイアナにとって彼女は初めての友人であった。
学芸員であるバーバラは世界の神話伝承にも造詣が深く、ダイアナと一緒にいくつかの事件を解決していくこととなる。
やがてバーバラとダイアナの関係は世に広く知られるようになり、バーバラは"危険なアーティファクトの第一人者"と目され、A.R.G.U.S.のオカルトアイテムの保管庫ブラックルームで働くようになる。

そんなある日、バーバラを悲劇が見舞う。
いつも通り、ダイアナが手に入れた失われた部族の短剣を解析していたバーバラは、その短剣で自らの手を傷つけてしまう。
しかし、その短剣は失われた"狩りの女神"に属するものであり、バーバラは呪いにより女神の眷属チーターへと変貌をとげてしまったのだ。

「バーバラがチーターになったのは、自分と関わりを持ったせい。」
自責の念に駆られたダイアナは、それから何年も神出鬼没なチーターを独りで追い続けていた。
(ここら辺の事情からくる、ダイアナが親しい人を遠ざけようとする態度は、#12でのトレバーとの会話にも現れています。)

自分の問題にリーグの面々を巻き込むことを良しとしなかったダイアナだが、スーパーマンたちの「仲間を助けたい」という真摯な思いに考えを改めたダイアナは、リーグに協力を要請する。

ミネルヴァをチーターに変えた呪いの短剣の出所追い、コンゴへ向かうリーグ一行。
彼らの前に現れたのはやはりチーターであった!

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チーター:私の世界にこいつらを連れてきたのは失敗ね。

目にもとまらぬ速さでリーグを蹂躙するチーターは、そういうとスーパーマンに自らの牙を突き立てる。
突然顔を覆い苦しみだすスーパーマン。彼が再び顔をあげると…

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というわけで、2ヶ月ぶりのジャスティスリーグ。#0はリーグではなくジャスティスリーグ誌のオマケとしてで連載していたシャザムがメインのIssueであったため、割愛しちゃいました。

今月のアーティストは、今まではDetective Comics誌のライター&ペンシラーを担当していたトニー・S・ダニエル。
DC誌で彼のアートを見たときは「上手だな」程度の感想でしたが、今回のアートを見てすっかりファンになりました。(個人的にはジム・リーよりも好みです。)
おそらく、”おどろおどろしい雰囲気”を重視したDC誌のタッチに比べて、今回のすっきりしたタッチの方がが管理人の琴線に触れたのだと思います。

(ちなみにDC誌のアートはこんな感じ)
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こうしてみると改めてインカーがアートに与える影響の大きさがわかります。

【頑張れ!フラッシュ!】
#12にてハル・ジョーダンがリーグから抜け、改めて感じたのがムードメイカーの不在。
スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、アクアマン、サイボーグとフラッシュ以外見事なまでに陰気なキャラがそろってます。
(あの時、グリーンアローを迎え入れていれば…)

そんな中、唯一リーグに残された陽性のキャラとしてムードメイカーの役を買って出たのがフラッシュ。
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今号でも、「自分は既に人間でなく、自分は人間だと信じ込んだロボットなのかもしれない」と思い悩むサイボーグに、
「ロボットはジョークで笑わないし、好きなテレビ番組の話もしないさ。それとも、もしやトーストに欲情しだしたとか?」
などと下手なジョークをいってサイボーグを慰めています。
相方のハルが入ってくるまで、頑張れ!フラッシュ!

【自慢】
ちなみに以下は完全に自慢なのですが、先日、NYCCが開催された際に、懇意にさせていただいてる原画コレクターの方のお誘いに乗る形で、トニー・S・ダニエルにコミッションをお願いしてしまいました。
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まだ現物は受け取れていないのですが、写真を送っていただいたので、張っちゃいます。
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海外マンガフェスタにアメコミアーティスト来日!!

11月18日に開催されるオリジナル作品限定の同人即売会コミティア。
コミティア会場の一角にて、海外マンガの祭典『海外マンガフェスタ』が開催されます。

どちらかといえばバンド・デシネよりのイベントっぽかったので、管理人はノーマークでしたがビッグニュースが舞い込んできました!!

【ビッグニュース:その1】
ピーター・グウェン(Peter Nguyen)がアーティスト・アレイに参加!!

現役バリバリのアメコミアーティスト、ピーター・グウェンが、海外マンガフェスタに参加するようです。
(聞くところによると偶々日本観光の予定とイベントが重なり、「せっかくだから日本の漫画イベントを見てみたい」と参加を決意したそうです。何たる僥倖!!)

ピーター・グウェンといえばGotham City SirensやCatwomanなどを担当し、カッコイイ&セクシーな女性を書かせたら右に出る者なしの一流アーティストです。
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そんな彼が、来日し原画やスケッチを売り、しまいにはスケッチも受け付ける(有料)ということですので、これはアメコミファンなら見逃せない情報です。

しかもあろうことか、事前申し込みでのコミッション(個人観賞用イラストの作成)にも応じるらしいです!!
いま、当日ピーターの隣の席に座ることになった方が、代理人を買って出てくださっており、日本語にてコミッションの注文をすることができます。
(詳細はリンク先参照。MixiのIDが必要です。)

これほどのアーティストにコミッションをお願いする機会はなかなかないので、興味のある方は是非!!

ちなみに、管理人もこっそりとコミッションをお願いしてしまいました。
「膝立ちのザターナ。シルクハットからはコンスタンティンの手が突き出てる。あと全体的にセクシーに!」とわりと細かい指定をしたんですが、お願いした翌日には「こんなもんでどう?」と確認用のラフが!
ピーター先生、仕事早すぎ、気合入りすぎです。
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受け取るのが楽しみ・・・

【ビッグニュース:その2】
フィリップ・タン(Philip Tan)も来日?
こちらは未確認情報ですが、次世代最高アーティストのひとり(と管理人が思っている)フィリップ・タンも、会場をぶらついているとのこと。

フィリップ・タンといえば自分はグリーン・ランタンのイメージが強いのですが、スポーンやアイアンマンなど各出版社で看板タイトルを任されている、超大物アーティストです。
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そんな彼が、会場内を徘徊しているようです。
ピーターのように自席はないようですが、本人はスケッチする気満々らしく、ピーターの席を借りるかもとのこと。
自分はぜひとも彼にハル・ジョーダンを書いてもらいたいので、頑張って探します。
(噂によるとフィリップ・タンは相当日本の漫画についても造詣が深く、特に『伊賀の影丸』がお気に入りとか。渋い。)

そんなわけで、にわかにアメコミ者にとっても目が離せないイベントとなった、海外マンガフェスタ。
東京近郊に済んでらっしゃる方も、そうでない方もぜひ参加しましょう。
(どれくらい盛り上がるか未知数(ぶっちゃけ厳しいのでは)なので、せめて観光の予定をつぶして参加するピーター・グウェンとフィリップ・タンには楽しい思い出を作ってほしいです。)


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Green Lantern : Rise of Third Army その2

というわけで、Rise of Third Army直前講習の続きです。

【ハルとシネストロ】
取り逃したブラックハンドを追い地球に訪れたハルとシネストロ。
彼らはそこでブラックハンドと彼のゾンビ軍団と一戦交える。
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しかし、秘術により隠匿されたインディゴトライブの故郷から出てしまった彼らの存在は即座にガーディアンズに知れてしまう。
すぐさま地球にワープしてきたガーディアンズはブラックハンドを洗脳し、自らの先兵とする。
ブラックハンドが開いたこの世とあの世を結ぶ穴に落ちていく2人。
2人は最後の力を振り絞り、元々は1つであった互いの指輪を融合。
指輪の次なる後継者にメッセージを残し、穴に消えていく。
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【カイル・ライナー】
各色のリング強奪事件を調査する過程で集結したニューガーディアンズ。
しかし、それは全て、恋人ガンセットの感情を奪ったガーディアンズに復讐するために、セイドが仕組んだ計画通りであった。

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(ちなみにこちらがセイド。ガンセットの恋人にしてブルーランタン・コァの設立者。ただし今はラーフリーズの奴隷)


セイドはカイル達にガーディアンズの打倒を依頼する。
しかし、カイルたちは自分達をチームとしてまとめるために、各色のランタン・コァのメンバーを殺害し指輪を奪ったセイドのやり口が許せず、散り散りに去っていく。
各色のランタンを集めた宇宙最強のチームを作るという、セイドの企みは失敗に終わったのだ。
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そうして独り地球に帰ったカイル。
彼はスターサファイア(正体はハルの恋人フェリス女史)と共に、ブラックハンドが残したゾンビ達と戦ううちにとんでもない事に気がつく、自分がいつの間にか緑色以外の色の力を使えるようになっていたのだ。
各色のメンバーと行動を共にし彼らの力に触れるうちに、カイルには各色の力が知らず知らずのうちに宿っていたのだ。
(トーチベアラーとして意志の化身イオンを身に宿す、全色の指輪から同時に力を引き出すなど、カイルの過去の行動が引き合いに出され、彼に他のグリーンランタンとは異なる特別な才能があることが示唆されます。)
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全ての感情の力を100%引き出すために、カイルはスターサファイアと共に各感情のオーソリティに師事を仰ぎに旅立つ事を決意する。
…って各感情のオーソリティって、ぶっちゃけアトロシタスやラーフリーズなんですけど?大丈夫?

【ガイ・ガードナー】
ガーディアンズによる恐ろしい陰謀が進行する中、ガーディアンズはガイ・ガードナーを英雄に祭り上げることで、コァ本隊の目を自分たちから逸らそうとしていた。

ガイを称えるために作られたといっても過言ではない新たな役職"ランタン・センチネル"を拝命したガイは…
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いい気になっていた。

【サイモン・バズ】
イスラム系アメリカ人であるサイモン・バズは、自動車工場のエンジニアとして働いていたが、不況のあおりを受けて工場が操業停止。いまでは自動車泥棒で生計を立てる始末。
そんなある日、彼は自らが盗んだ自動車に時限爆弾が仕掛けてあるのを発見する。
「この場所で爆発させたら多くの死者がでる」そう判断したバズは、決死の覚悟で人がいない場所、自らが働いていた廃工場へと車を移動させ、無人の工場で自動車を爆発させることに成功する。
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しかし、そんな英雄的行為を世間は「イスラム系テロリストがテロ行為を働いた」とみなした。
米国法の適用を逃れるために国外の収容施設に連れ去られ、拷問同然の取り調べを受けるバズ。
そんなバズの前に突然指輪が現れ、彼を収容施設から救出する。

呆然とするバズに指輪が前の持ち主が残した最後のメッセージが再生される。
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指輪の声:俺の名前は/私の名は、ハル・ジョーダン/シネストロだ。
指輪の声:お前は指輪に選ばれた指輪が何を話そうとオアに行ってはいけない。
指輪の声:ガーディアンズはお前たちを破滅させるつもりだ。
指輪の声:信じられるものは誰もいない他の人類だけだ。
指輪の声:アルキロはまだ私に忠誠をコーストシティのキャロル・フェリスに会えば…
指輪の声:ここら救出してくれ。

指輪の声:<エラー><エラー><エラー>


ハルとシネストロの声がまじりあった要領の得ないメッセージを受け取ったバズ。
彼の前に現れたのは…
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ジャスティス・リーグの面々であった!
プロフィール

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

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