ジャスティス・リーグ #23 (トリニティ・ウォー #6)
Justice League #23(Trinity War #6)
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:アイヴァン・レイス)
パンドラの箱を持って逃避行を続ける、コンスタンティンとザターナ。
そんな二人の前に、バットマン陣営のヒーローが現れる。
コンスタンティン:この箱に触らない方がいいぜ。
バットマン:そう言っておけば、このまま貴様は箱を持ち去ることができると...
コンスタンティン:こいつは触れた物を堕落させようとする。おまえらマントのお歴々は、こういったブツをどう取り扱えばいいか皆目見当つかないだろ?お前もこいつらに何とか言ってくれ、ザターナ。
ザターナ:・・・
コンスタンティン:ズィー(ザターナの愛称)?
ザターナ:もしパパが生きていて、あなたが私にやってきた仕打ちを知ったら、あなたは今頃死んでたはずよ...
コンスタンティン:ザターナ、お前もやられたか。
・・・いや、全員か。

コンスタンティンの目に映ったのは、箱の力に魅入られた全ヒーローたちの姿であった。
箱の所有者をめぐって、最後の乱闘が始まる。
【乱戦の中で】
パンドラの箱がヒーローたちを堕落させる中、とりわけカッコ悪かったのがこの2人。

グリーンランタン(バズ):バットマンが箱を確保した!これでスーパーマンを救えるぞ!
トレバー大佐:どうしてスーパーマンの事を気にしなきゃならん?奴は俺からダイアナを奪ったんだぞ!

ワンダーウーマン:スーパーマン。もし、このままあなたが死んでしまったら...
スーパーマン:そうなったらトレバー大佐とよりを戻すつもりかい? それともバットマンの方が好みかな!
ふたりとも色ボケにも程が…とくにスーパーマンのなんて、根も葉もない単なるコンプレックスの発露なんじゃないかな。
ちなみにバットマンは、パンドラの箱の影響はあまり受けてない様子。やっぱりこの人もコンスタンティンと同じく、"悪い人"なんですかね。
【箱を開けたのは...】
そんなこんなで乱戦を征し、箱を手に入れた人はこの人。シークレットソサエティの首領ことアウトサイダー。

ちなみに、ここに至るまでの間に、サイボーグはxxxするわ、xxxとんでもないタイミングでヒールターンするわで、既に大変なことになってます。
アウトサイダー:箱がこの世界に現れた時、この世界の神々は端からこれが魔法によるものだと決めつけになられた。
しかし違うのです。この箱は魔法ではなく科学の産物。そして"箱"ではなく"扉"だったのですよ。
そして扉を開けられるのは、扉の向こうで生まれたものだけ。
扉の向こうにあるのは──私の故郷――邪悪の発生源。
こういう時に、この世界の推理小説ではなんというのでしたかな?
そう『全て執事がやったんだ!』でしたね。
そう言うと、アウトサイダーはおもむろに箱をあやつり、世界と世界をつなぐ扉を開く。
その向こうから現れたのは…

アクアマン!(しかも長髪・隻腕の90年代バージョン!)
・・・は死んでいて、

こいつら!

この世界と善悪が逆転した世界「アース3」におけるジャスティス・リーグであるクライム・シンジケート。
彼らは遂に、この世界への侵攻を開始する!
……というわけで、トリニティ・ウォーの紹介でした。
お話はこのまま、リランチ後初の大型クロスオーバーである「フォーエバー・イービル」へと続きます。
紹介ではかなり端折っていますが、今号の展開はまさに怒涛のような勢いで、管理人はドキドキし通しでした。
新たに登場したクライム・シンジケートの面々も、単に邪悪なだけではなく魅力的なキャラばかりで今後の展開が楽しみですね。
(個人的には、"悪のフラッシュ"ジョニー・ザ・クイックの朗らか系邪悪さと、上の画像には載っていないxxxがお気に入りです。)
後は何と言っても、今回のイベントで一番感心したのが、シークレット・ソサエティの正体。
登場点からずっと「なに?このジョーカー+アルフレッドみたいな奴(笑)」とか、「今月のJLAを読んでたら首領をアルフレッドと見間違えた(笑)」とかツイッター上で呟いていたのですが、まさか本当にアルフレッドだったとは。
他にも首領がアルフレッドであることを示す伏線は、あちこちに張られていたのですが、管理人はこういう「謎の答えは初めから読者に提示されていた!」というシチュエーションが大好きなんですよね。
(それと気になるのが、"悪のバットマン"であるオウルマン。登場しちゃったんですけれど、いいんですかね?
スナイダー怒ってない?)
【宣伝】
今回登場した"悪のジャスティス・リーグ"ことクライム・シンジケート。彼らの活躍が(日本語で)読みたい方はなんといっても『JLA:逆転世界』でしょう。
またトリニティ・ウォーの合本も発売はまだ先ですが、既に予約は開始しています。
また、近日発売の翻訳本で気になるのはここら辺でしょうか。
個人的にはジム・リーがペンシラーを担当し、彼のアートの一つの到達点として最高傑作に挙げる人も多い『HUSH』が新訳&豪華本で復刊したのが嬉しいです。バットマンの登場人物が次から次へと登場するので、バットマン入門にも最適な一冊です。
また、一部で異様な人気を誇るデッドプールが遂に翻訳初登場!!(厳密には2度目ですが)
デッドプールのコミックは、ジョークや時事ネタが多くて、管理人はなかなか手が出せなかったので、こちらも嬉しいかぎりです。
(作:ジェフ・ジョーンズ、画:アイヴァン・レイス)
パンドラの箱を持って逃避行を続ける、コンスタンティンとザターナ。
そんな二人の前に、バットマン陣営のヒーローが現れる。
コンスタンティン:この箱に触らない方がいいぜ。
バットマン:そう言っておけば、このまま貴様は箱を持ち去ることができると...
コンスタンティン:こいつは触れた物を堕落させようとする。おまえらマントのお歴々は、こういったブツをどう取り扱えばいいか皆目見当つかないだろ?お前もこいつらに何とか言ってくれ、ザターナ。
ザターナ:・・・
コンスタンティン:ズィー(ザターナの愛称)?
ザターナ:もしパパが生きていて、あなたが私にやってきた仕打ちを知ったら、あなたは今頃死んでたはずよ...
コンスタンティン:ザターナ、お前もやられたか。
・・・いや、全員か。

コンスタンティンの目に映ったのは、箱の力に魅入られた全ヒーローたちの姿であった。
箱の所有者をめぐって、最後の乱闘が始まる。
【乱戦の中で】
パンドラの箱がヒーローたちを堕落させる中、とりわけカッコ悪かったのがこの2人。

グリーンランタン(バズ):バットマンが箱を確保した!これでスーパーマンを救えるぞ!
トレバー大佐:どうしてスーパーマンの事を気にしなきゃならん?奴は俺からダイアナを奪ったんだぞ!

ワンダーウーマン:スーパーマン。もし、このままあなたが死んでしまったら...
スーパーマン:そうなったらトレバー大佐とよりを戻すつもりかい? それともバットマンの方が好みかな!
ふたりとも色ボケにも程が…とくにスーパーマンのなんて、根も葉もない単なるコンプレックスの発露なんじゃないかな。
ちなみにバットマンは、パンドラの箱の影響はあまり受けてない様子。やっぱりこの人もコンスタンティンと同じく、"悪い人"なんですかね。
【箱を開けたのは...】
そんなこんなで乱戦を征し、箱を手に入れた人はこの人。シークレットソサエティの首領ことアウトサイダー。

ちなみに、ここに至るまでの間に、サイボーグはxxxするわ、xxxとんでもないタイミングでヒールターンするわで、既に大変なことになってます。
アウトサイダー:箱がこの世界に現れた時、この世界の神々は端からこれが魔法によるものだと決めつけになられた。
しかし違うのです。この箱は魔法ではなく科学の産物。そして"箱"ではなく"扉"だったのですよ。
そして扉を開けられるのは、扉の向こうで生まれたものだけ。
扉の向こうにあるのは──私の故郷――邪悪の発生源。
こういう時に、この世界の推理小説ではなんというのでしたかな?
そう『全て執事がやったんだ!』でしたね。
そう言うと、アウトサイダーはおもむろに箱をあやつり、世界と世界をつなぐ扉を開く。
その向こうから現れたのは…

アクアマン!(しかも長髪・隻腕の90年代バージョン!)
・・・は死んでいて、

こいつら!

この世界と善悪が逆転した世界「アース3」におけるジャスティス・リーグであるクライム・シンジケート。
彼らは遂に、この世界への侵攻を開始する!
……というわけで、トリニティ・ウォーの紹介でした。
お話はこのまま、リランチ後初の大型クロスオーバーである「フォーエバー・イービル」へと続きます。
紹介ではかなり端折っていますが、今号の展開はまさに怒涛のような勢いで、管理人はドキドキし通しでした。
新たに登場したクライム・シンジケートの面々も、単に邪悪なだけではなく魅力的なキャラばかりで今後の展開が楽しみですね。
(個人的には、"悪のフラッシュ"ジョニー・ザ・クイックの朗らか系邪悪さと、上の画像には載っていないxxxがお気に入りです。)
後は何と言っても、今回のイベントで一番感心したのが、シークレット・ソサエティの正体。
登場点からずっと「なに?このジョーカー+アルフレッドみたいな奴(笑)」とか、「今月のJLAを読んでたら首領をアルフレッドと見間違えた(笑)」とかツイッター上で呟いていたのですが、まさか本当にアルフレッドだったとは。
他にも首領がアルフレッドであることを示す伏線は、あちこちに張られていたのですが、管理人はこういう「謎の答えは初めから読者に提示されていた!」というシチュエーションが大好きなんですよね。
(それと気になるのが、"悪のバットマン"であるオウルマン。登場しちゃったんですけれど、いいんですかね?
スナイダー怒ってない?)
【宣伝】
今回登場した"悪のジャスティス・リーグ"ことクライム・シンジケート。彼らの活躍が(日本語で)読みたい方はなんといっても『JLA:逆転世界』でしょう。
またトリニティ・ウォーの合本も発売はまだ先ですが、既に予約は開始しています。
また、近日発売の翻訳本で気になるのはここら辺でしょうか。
個人的にはジム・リーがペンシラーを担当し、彼のアートの一つの到達点として最高傑作に挙げる人も多い『HUSH』が新訳&豪華本で復刊したのが嬉しいです。バットマンの登場人物が次から次へと登場するので、バットマン入門にも最適な一冊です。
また、一部で異様な人気を誇るデッドプールが遂に翻訳初登場!!(厳密には2度目ですが)
デッドプールのコミックは、ジョークや時事ネタが多くて、管理人はなかなか手が出せなかったので、こちらも嬉しいかぎりです。
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