fc2ブログ

ポッドキャスト最新回

スポンサーサイト



最近のDCユニバース(ビーストワールド、グリーンアロー)

最近のDCユニバース(ビーストワールド、グリーンアロー)

【ビーストワールド誕生】
解散したジャスティスリーグに代わり地球の守護者の中心となったタイタンズ。
次世代ヒーローである彼らの資質が試される時は、ある日突然訪れた。
星々を喰らう宇宙生物ネクロスターが、地球に襲来したのだ。

20240331_01.jpg
タイタンズの指示の下でこれを迎撃に出るヒーローたちであったが、ネクロスターはスターファイアの故郷タマラン星の歴史書で"征服者"として怖れられてきた伝説の魔獣。さしものヒーローたちも苦戦を強いられる。

しかしそんな中、タイタンズのムードメイカー、ビーストボーイが起死回生の作戦を決行する。
あらゆる動物に変身可能なその能力を使い、ネクロスターの天敵、タマラン星の歴史書に刻まれたもう一匹の"征服者"スターロに変身を試みたのだ。

20240331_02.jpg

大陸サイズの巨体の隅々にいきわたるように、自身の精神をギリギリの状態まで引き延ばしながらスターロへと変身したビーストボーイは、見事ネクロスターを撃退。こうしてタイタンズは、自分たちがジャスティスリーグの穴を埋める存在であることを証明したのだ。
20240331_03.jpg



しかしその瞬間、ビーストボーイの前に予想だにしなかった敵が現れる。その敵とは『ラザラスプラネット』事件で現れた謎の魔術師Dr.ヘイト。

20240331_04.jpg
彼は、極限までに薄まったビーストボーイの精神に最後の一押しを加え、ビーストボーイの精神を消し去る。
そして、そのあとに残されたのは、理性の消え去った緑色の巨大なスターロであった。

本能に従い世界中に幼体をばらまくスターロ。人々の精神を乗っ取るスターロと、あらゆる獣に変身するビーストボーイの能力が奇妙に融合したその幼体に襲われた人々は次々と獣人へと変貌していく。
20240331_05.jpg


そして誕生する、ライオン・ブラックアダムや
20240331_06.jpg

狼バットマン。
20240331_07.jpg

かくして、一夜にしてこの世界は獣人たちが闊歩する世界"ビーストワールド"となったのだ……


*****************************
というわけで、今回はイベント『ビーストワールド』をきっかけに大きく動き出した最近のDCユニバースの状況を、説明していきます。
(と、この普段ではいれないであろうタイミングで注釈を入れているのは、この後はいきなりビーストワールドが終わった時点に話が跳ぶから。)

【ビーストワールド解決】
タイタンズたちの活躍により、世界は多数の犠牲を出しながら辛くも平穏を取り戻した。
しかし、この状況を快く思わない人物がいた。アマンダ・ウォラーである。
20240331_08.jpg

兼ねてより、何の権限も信任プロセスも経ていない超人たちが、自らの力だけを根拠に気ままに"ヒーロー活動"を行うことに強い不満を抱いていた彼女にとって、今回の一件は彼女の疑念の証左であり、その活動を次の段階に進める格好の機会であったのだ。

全世界に中継をつないでカメラの前に立ったアマンダ・ウォーラーは、世界中の人々に語り掛ける。
彼女のメッセージは明確。
・今回の事件は全てタイタンズのビーストボーイが引き起こしたこと
・経験豊かなジャスティスリーグと違い、タイタンズは無軌道な若者たちの集団であること
・事件の対処のために各国が派遣したドローン部隊はサイボーグによって破壊されたこと
 (この場合の"対処"とは獣人化した市民の殺害です)
の3点。
つまりアマンダ・ウォラーは、タイタンズが地球を守る能力を持たないばかりか、
自分たちの意に沿わない世界のリーダーたちの決定を、力で反故にするならず者集団であることを世間に説いたのだ。

世界中の人々にヒーローたちへの疑念を吹き込んだ彼女は、返す刀で地球の主導権を再び人民の手に取り戻すことを約束、その中心となる組織B.O.S.の立ち上げを宣言する。
かくしてかつてヒーローたちの正義の象徴であった建造物、ホール・オブ・ジャスティスは、アマンダ・ウォラーの権力の象徴"ホール・オブ・オーダー"となったのだ。
20240331_09.jpg


【グリーンアロー潜入】
そんなある日、誕生したばかりのアマンダ・ウォラーの鉄壁の城に、密かに潜入する影があった。
直前のジャスティスリーグの主要メンバーであったグリーンアローである。
20240331_10.jpg

彼の目的はもちろんこの施設の主、アマンダ・ウォラーであった。
生き別れとなったロイが、アマンダ・ウォラーの手駒となっていると聞いたオリーは、真実を確かめるためにウォラーとの直接対決に出たのだ。

リーグ在籍時代にバットマンのやり口を見習い、密かに基地に作ったセキュリティホールを用いて、ホール・オブ・オーダーの最深部へと突立つしたオリーは、だがしかし、ウォラーが別アースを巡って集めた彼女の側近たちにつかまってしまう。
バットマンによって設計された尋問室でウォラーの面前に立つオリー。
20240331_11.jpg

ウォラー:私に会いたいのならば、事務所に電話してアポを取ればいいだけなのに
あっさりとオリーの拘束を解くウォラー。
意外な行動に驚き立ち尽くすオリーに対して、ウォラーは彼とロイの放免を報酬にある仕事を持ち掛ける。

仕事の内容は、サンクチュアリへの侵入とデータの奪取。
つまりウォラーは、ヒーローたちのメンタルケア施設に蓄えられた、彼らのトラウマの記録の取得をオリーに依頼したのだ!
20240331_12.jpg

****************************
というわけで、今回はここまで。
このように現在のDC世界では、『インフィニットフロンティア』以降、暗躍し続けていたアマンダ・ウォラーがついに本格的な活動を開始。
ヒーローたちの善性を信じず、世界の防衛構造を超人から一般人へと取り戻そうと画策する彼女が、ヒーローたちが自分の弱さや傷を吐き出す場所であるサンクチュアリを狙い、そこで得た秘密を使いヒーローたちを神のように妄信する市民の目を覚まさせようとするのは、かなり納得感があります。
(というか正直、超大好きな『ヒーローズ・イン・クライシス』の設定が再び取り上げられるのがシンプルにうれしいです)


また、一連のアマンダ・ウォラーの物語は、夏の大型イベント『アブソリュート・パワー』へとつながっていることが予告されています。
20240331_13.jpg

『アブソリュート・パワー』は、アマンダ・ウォーラー、クイーン・ブレイニアック、ズー・イン・アールの3人の同盟が物語の中心となるらしいのですが、クイーン・ブレイニアックといえば現在の『スーパーマン』誌のメインヴィラン、ズーインアールは『バットマン』誌のメインヴィラン。
そういう意味でこのイベントは、現在のDC世界全体を巻き込む大きなイベントになることは間違いないでしょう。

正直イベント『デスメタル』以降、世界全体の大きなストーリーラインがなくなり活力を失っていたDC世界ですが、ここにようやく"大きな流れ"が生まれてきたように思えます。

本当か嘘か、「DCが"DC版アルティメットユニバース"を企画しており、スコット・スナイダーがその立ち上げに関与する※」という噂もあったりしますし、しばらくはこの流れに乗っかってみようかなと思っています。

※本当に噂ですが、"根も葉もない"とはいえない証言もあったりします。
ここら辺については、
 ポッドキャスト版アメコミ放浪記:第29回.「DCが世界を一新する?」事実ベースで噂を解説
で紹介していたりするのでよろしければどうぞ(はい。宣伝です。)

新生アルティメット・ユニバースの紹介 (その2)

新生アルティメット・ユニバースの紹介 (その2)

今回の内容は前回の続きです。

【カーンvsメイカー】
この世界でのヒーローの発生を防ぎ、偽りの対立構造の上に理想郷を作り上げたメイカー。
そのメイカーを憎み、この世界にはいないはずのヒーロー(のクローン)軍団を引き連れて未来からやってきた征服者カーン。

20240204_01.jpg

2人の怪人の戦いは、その場にいあわせた3人目の男、ハワード・スタークにより終焉を迎えた。
ハワードは自身が作ったタイムマシーンを暴走させ、自らを含むその場にいた全員を戦いの現場であるザ・シティに閉じ込めたのだ。

時が加速された街であるザ・シティの扉が次に開くのは今から2年後。
その間、ザ・シティの内部では2万年以上の時が過ぎているはず。
「メイカーが次に姿を見せる時、彼と彼の街がどのような進化を遂げているのか?」
メイカーの手下たちは、やがて帰還する彼らの主人の影におびえながらも、自らの手に転がり込んだこの世界を、そのぎこちない手で支配し続けることを選んだのであった。
20240204_02.jpg


【Drドゥーム】
支配者たちは知らなかったが、ザ・シティでの事件には生存者がいた。
20240204_03.jpg

その男の名はDr.ドゥーム。この世界のリード・リチャーズである。
メイカーは、超人となる機会と共に親友たちを失ったこの世界の自分を、ラトヴェニアに幽閉。
その天才的頭脳を自身の助手として利用してきたのである。
ハワードと共に作り上げたタイムマシン技術、その名も"イモータスエンジン"を手にラトヴェニアから脱出したドゥーム。
彼は、ハワードの遺産ともいえるその技術を、しかるべき人物、トニー・スタークの手に届ける。

【トニー・スターク】
Dri.ドゥームから父の最期とこの世界の真の姿を知った若き天才は、父の遺志を継ぐことを決意。
メイカーによって消え去ったヒーローたちを復活させ、この世界をあるべき姿に取り戻すために活動を始める。
20240204_04.jpg

そしてそのためにトニーが初めて行ったこと、それは世界と戦うための手段、アイアンマンスーツを造り上げることであった。
出来上がったばかりのスーツの胸に、その動力源となる時間旅行装置イモータスエンジンを組み込んだトニーに、Dr.ドゥームは話しかける。

ドゥーム:これで君も父上同様"アイアンマン"となったわけか。

しかし、トニーはドゥームの言葉を否定する。

トニー:いや、僕はまだ"アイアンラッド"くらいがせいぜいだ。もっといい名前を見つけるまではね

20240204_05.jpg
(野暮な解説ですが、正史世界では"アイアンラッド"は征服者カーンの少年期の呼び名。
そしてトニーのアーマーはこの世界のカーンの色違いとなっています)

【ヒーローたちの復活】
トニーとドゥームは、この世界にヒーローを取り戻すべく時間と空間を股に掛けたレジスタンス活動を繰り広げる。

キャプテンアメリカの封印された氷塊の回収
20240204_06.jpg

アスガルドに幽閉されたソーの解放
20240204_07.jpg

メイカーの研究所の襲撃と、そこに保管されたヒーロー誕生の鍵となる物品の強奪
20240204_08.jpg
と、着実に成果を上げていくトニーたち。


しかし、彼らの活動を好ましく思わない勢力が存在した。
メイカーの手先としてこの世界を支配してきた者たちである。
20240204_09.jpg
世界秩序を乱す存在であるトニーたちの排除を目論む彼らは、軍事衛星を用いた攻撃を敢行する。

すんでのところで、タイムマシンを作動させ未来に逃亡したトニーたちであったが、
彼らの秘密基地が存在したマンハッタンの一画を一瞬にして蒸発。何百人もの死者を出す大惨事へと発展してしまう。
報道機関は、ニューヨークのど真ん中で起こった悲劇の犯人をトニー・スタークと断定。
夜のニュースで、スターク社製軍事衛星のアクセスコードを使ったトニーの手口を紹介すると共に、事件の被害者の名前を読み上げていく。
そしてその中には、読者のよく知る2人の人物の名前、ノーマン・オズボーンとメイ・パーカーが含まれているのであった。
20240204_10.jpg

一方、一夜にして稀代のテロリストに仕立て上げられたトニー・スタークらは、逃げ延びた6か月先の未来から、引き続きヒーローたちをこの世界に取り戻す計画を続行していた。
そんな彼らの次なる一手は、ヒーロー世界の中心となるはずであった男の復活。

20240204_11.jpg

トニーは6か月後の未来から、愛する妻子と幸せな家庭を築いた新聞記者ピーター・パーカーに、メイカーから奪った1匹のクモを送り付ける…


********************
というわけで、今回は前回に続き新生アルティメットユニバースの紹介でした。

今回、紹介した内容はミニシリーズ『アルティメット・インヴェージョン』とワンショット『アルティメット・ユニバース』の紹介でしたが、この2作から始まったアルティメットユニバースを舞台にした物語は既に、
『アルティメット・スパイダーマン』、『アルティメット・X-MEN』、『アルティメット・ブラックパンサー』の3作が発表されています。
20240204_13.jpg


ただ、おそらくこれらの3作品については、粗筋(とスパイダーマンの1話目)を読む限り、今まで紹介したような世界情勢を把握できていなくても、問題なく読めるんじゃないかと思っています。

そうなると「じゃあトニー・スタークたちの物語の続きはいつになったら読めるんだ?」と思われる方もいるかと思いますが、そこで重要なのは、トニー・スタークらが脱出した先が今から6か月後というところでしょう。

実は、マーベルは今年の5月に行われるコミックの無料配布イベント、フリーコミックブックデイ(FCBD)にて、アルティメットユニバース関連のコミックを配布することを発表。さらに、その中で"新チーム"がデビューすることを予告しています。

順当に考えると、ここで登場する新チームこそがアルティメット世界に於けるアベンジャーズである"アルティメッツ"であり、そのメンバーはトニーたちであることはまず間違いないでしょう。

そうなると1月発売のコミックでトニーが言及した"6か月先"とは、現実世界に於ける2024年6月のことであり、FCBDの配布コミックが、6月から始まる新タイトル『アルティメッツ』の予告編となると考えるのは妥当な予想だと考えます。
(また、そのような視点で見ると、メイカーが帰還する"2年後"というのも、アルティメットユニバースの各タイトルが足場固めをしたうえで迎える最初のクライマックスの実施タイミングとして丁度いいように思えます)

いずれにせよ、細かいしがらみを持たないまっさらな世界である新生アルティメットユニバースはまだ始まったばかり。
せっかくのチャンスですので、興味を待たれた方は是非どうぞ!

新生アルティメット・ユニバースの紹介(アルティメット・インヴェージョン)

新生アルティメット・ユニバースの紹介(シークレット・インヴェージョン)
(作:ジョナサン・ヒックマン、画:ブライアン・ヒッチ)

深夜、"もう1人のスパイダーマン"マイルズ・モラレスの部屋に表れた人影。
20240121_01.jpg

その人影はベッドで眠るマイルズに語り掛ける
メイカー:この地獄へと突き進むユニバースで、なぜそのように安眠ができる?
男の名前はメイカー、アース1610、アルティメットユニバースとも呼ばれる世界からやってきたリード・リチャーズである。
『シークレットウォーズ』で故郷を失い、この世界でヒーロー結社イルミナティに幽閉されていたメイカーは、新たな計画を胸に脱獄。
この世界で生き残った最後の同胞、マイルズの下を訪れたのだ。

メイカー:私は自分が"故郷"と呼べる場所を求め、このアースを去る。お前も来るか?
マイルズ:……いや、俺は間に合ってる。
メイカー:そうか、気が変わった時はこれを。


メイカーはマイルズに何も書かれていない紙片を手渡し、去っていく。
そしてこれは、メイカーがこの世界アース616で目撃された最後の姿であった……

そして場所は変わって、アース6160。
20240121_02.jpg
今まさにヒーローの時代に向けて進みだしたこの若いアースの片隅で、ピーター・パーカー少年は科学展に参加していた。
展示に夢中なピーターの腕に這いよる1匹のクモ。

今まさにクモがピーターの腕に噛みつくその瞬間、スーツの男、メイカーがクモを捕まえる。

20240121_03.jpg
そしてこの瞬間、この世界は"親愛なる隣人"を失ったのである。

******************
というわけで、今回は2024年より本格的に始まった新生アルティメットユニバースです。

20240121_07.jpg
今回紹介する範囲は2023年に刊行されたミニシリーズ『アルティメット・インベージョン』と、ワンショット『アルティメット・ユニバース』の内容。
この2作が新生アルティメットユニバース誕生のあらましを紹介する作品で、この後で、『アルティメット・スパイダーマン』、『アルティメットX-MEN』、『アルティメット・ブラックパンサー』の3タイトルが刊行されます。
これらの3タイトルについては、まだ『アルティメット・スパイダーマン』しか読んでいないのですが、おそらくこれらの作品は今回紹介するアルティメットユニバースのメインストーリーとはそこまで深いつながりがない独自性の高い物語となり、メインストーリー自体は2024年6月に始まる新タイトル(おそらく『アルティメッツ』)で本格的に始まるんじゃないかと予想しています。

というわけで、以降はそのメインストーリーに関連する内容を、登場人物の解説という形で紹介していこうと思います。

【ハワード・スターク】
国際的ハイテク企業ステイン&スタークインダストリーの共同経営者。
20240121_06.jpg

その天才的頭脳を用いて、様々な分野に技術革新をもたらしてきた時代の寵児。
享楽的でありながら根っからの技術者で、経営や対外交渉は盟友オバティア・ステインに任せ、本人は技術研究に専念している。
自らが設計した軍用アーマーの品質テストのためたびたびニューヨークの空をテスト飛行し(主に美女を相手に)愛想を振りまく姿から"アイアンマン"と呼ばれ親しまれている。
20240121_08.jpg

そんなある日、ハワードは、世界のリーダーたちによる国際会議に参加することを求められる。
開催地は、誰もが一目置く世界のリーダー、メイカーが治めるラトヴェニア。
普段であれば面倒くさい政治はオバティアに押し付けてきたハワードだが、首脳たちの直々の指名にオバティアも拒絶できなかったのだ。
ラトヴェニアに向かう高速ジェットの中で、オバティアはハワードに意味深に呟く、「あそこに行けば、今まで私が君を何から守ってきたのかわかるはずだ」と。


【各国の指導者たち】
国際会議に集まった指導者たち。
20240121_16.jpg

[ヨシダ・シロウ]

20240121_09.jpg

ハラダ=ヨシダ同盟の下で日本に産まれた"日の国"の太陽皇。
彼がベールを被っているときは侍従であるヴァイパーを経由してしか会話をすることが叶わず、直接声をかけることは、その場で切り捨てられてもしかたがない最大の不敬とされる。

[ハルク]
20240121_10.jpg

ガンマ線にさらされ悟りを開いた覚者にして、内なる怒りと暴力の誘惑からの解脱を教義とする宗教"永劫の光の子ら"の指導者。


[ラー&コンス]
20240121_14.jpg

アフリカに版図を広げる"上弦と下弦の諸王国"の頂点に立つ2人組、通称ムーンナイト。
昼間はラーが、夜間はコンスがその意を伝える。

[ラスプーチン兄弟]
20240121_11.jpg
ユーラシア共和国の指導者。武力による領土拡大を辞さないその態度は国際社会から激しく非難を浴びており、現在の世界の悩みの種。
一時的な休戦協定によって実現した国際会議への参加は、今回の会議の最大のサプライズ。


大小さまざまな反目を乗り越えて一堂に会した世界の指導者たち。しかしそのただなかで、ハワードはある違和感に気が付く。
互いに激しく対立する列強たちの明日を占う会議の場にしては、雰囲気が和やかすぎるのだ。

20240121_15.jpg
当惑するハワードに対して、「オバティアは何も説明していなかったのか?」と同じく当惑する指導者たち。
彼らはハワードにこの世界の本当の姿を教える。

ハワードが知るこの世界の社会構造は全てまやかしであった。
この世界はメイカーと彼が選んだ一握りの強者が分割統治しており、日々ニュースをにぎわす国際的緊張は八百長で、持ち回り制で"社会の敵"を決めたうえで、この世界の真の支配構造から大衆の目をそらすため行われる偽りの対立であったのだ。

【メイカー】
この世界の創造者。

20240121_17.jpg
アース616を去り、この世界アース6160へとたどり着いたメイカーは、新たな故郷となるこのアースを彼の考える理想の社会に作り替えたのだ。
彼がそのためにまず行ったこと、それはこの世界にも生まれるであろう彼を邪魔する存在、ヒーローたちの存在を消すことであった。
20240121_04.jpg
4人の科学者によるロケット発射の予定を数時間ずらし宇宙線とロケットの衝突を防ぐ。

20240121_05.jpg
アスガルドの跡目争いに介入し、本来は王になるはずはなかった第二王子を後押しする。

時空を超え様々な手段を使ってヒーローの誕生を妨げたメイカーは、この世界を彼の考える理想郷へと導くため、愚かな人類たちに統治に築かせぬまま統治する理想の社会システムを作り上げたのだ。

【征服者カーン】
20240121_13.jpg
目眩ましのための抗争とガス抜きのための戦争を繰り返すメイカーにとっての唯一本物の"敵"。
遥か未来から到来し、その圧倒的な技術力によってメイカーらの治世を終わらせんとする存在。
その正体はスーツの下に隠されており不明だが、彼が率いる軍勢は、この世界に存在しないはずのヒーローたちのクローン。
20240121_12.jpg


*****************************
長くなったので、今回の更新はここまで、次回の更新ではメイカーによって始まる前から終わらせられた"驚異(Marvel)の時代"を復活させるために奮闘する"ヒーロー"たちの紹介をしようと思います。
プロフィール

NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

Twitter
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
本・雑誌
25位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋書
1位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
カウンター