インフィニティ・カウントダウン:プライム

インフィニティ・カウントダウン:プライム
(作:ジェリー・ダガン、画:マイク・デオダードJr.)

カナダの大森林の奥深く、缶ビールを片手に座り込んだ1人の男が、獲物を狙い現れた野生の狼に話しかける。
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男:あっちに行きな。俺に近づくとろくな事にならないぜ…オマエらもな。

男の正体は、ウルヴァリン。そして気が付けば彼の周りを、ウルトロンの軍団が取り囲んでいる。
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人里離れた大自然の中で突如始まったミュータントとアンドロイドとの死闘。
野生の獣そのままに激しく戦うウルヴァリンであったが、そこは多勢に無勢。やがてウルトロンの攻撃がウルヴァリンを捉える…
かに見えたその瞬間、ウルヴァリンの姿はその場から消え驚く攻撃者の背後に現れる。
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ウルヴァリン:"BAMF"ってのは楽しいもんだな。
(注1."BAMF"はウルヴァリンの長年のチームメイトであるナイトクローラーが瞬間移動するときの音で、彼のトレードマークともいえる擬音語。)
(注2.ウルヴァリンが瞬間移動をするのは、彼が所持するスペースストーンの能力。『マーベル・レガシー』での復活以降、ウルヴァリンはその力を使って、様々なコミックの巻末にカメオ出演しています)

瞬間移動の力を使い、瞬く間に全てのウルトロンを破壊したウルヴァリンは、戦いの一部始終を陰から見守る存在に気が付く。

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ロキ:やぁローガン…だよな?いや、最近はキミの偽物がウジャウジャいるもんでね。
場違いなまでの陽気さで声をかけるロキを前に、ウルヴァリンは問答無用で彼の顔面を串刺しにする。

ウルヴァリン:おっとすまねぇ。本当にお前がここにいるか確認したくてな。
ロキ:まてまてまて、今日は交渉に来たんだ。"交渉"意味わかるかい?
キミの持つインフィニティ・ストーン、それはキミにとっても重荷だろう。良ければ私があずかろうか?
ウルヴァリン:はっ!パスだ。
ロキ:ローガン。今の状況は少しばかり複雑なんだ。もしそのストーンの扱いを間違えたら、またユニバースの改変が行われるかもしれない。
ウルヴァリン:かもな。
ロキ:なぜわからない?もしも、他のストーンの所有者が来たらどうするつもりだ!
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ウルヴァリン:心配すんな。俺のポケットにゃまだ空きは充分ある。


…というわけで、今回は先日始まったイベント『インフィニティ・カウントダウン』の序章に当たる『インフィニティ・カウントダウン:プライム』の紹介です。

繰り返しになりますが、2014年のイベント『デス・オブ・ウルヴァリン』での死亡後、しばらく表舞台から退場していたウルヴァリンですが、2017年の後半に発売された『マーベル・レガシー』でインフィニティ・ストーンと共に謎の復活。
しかしその後ウルヴァリンは表舞台の現れることはなく、各誌の巻末に着けられたオマケコミックで世界中を当て所なくさまよう姿が描写されるのみでした。
そんなわけで、そんなウルヴァリンに遂にスポットが当たったのが、今回の『インフィニティ・カウントダウン』となります。

『インフィニティ・カウントダウン』のポイントはそれが「複数所有者たちによる争奪戦である」というもの。
いままで行われたインフィニティ・ジェム絡みの話は、どちらかと言えば、「何者かがユニバースに散らばったジェムを集める」というプロットが多かったのですが、今回は所有者同士が互いにストーンを奪い合う展開になりそうです。

そんなわけで、以降は本作の中心となるインフィニティ・ストーンの現在の所有者を見ていきましょう。

[パワーストーン]

所有者を肉体的に強化する力を持つパワーストーンの現在の所有者は、マーベル世界の銀河警察ノヴァ・コァ。
他のストーンと異なり、岩山のようなサイズでこの世界に現れたパワーストーンをノヴァ・コァは密かに確保。
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その事実を知るガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーと共に、警護に当たっています。

[マインドストーン]
マインドストーンの所有者はニューヨークのケチなチンピラ、ターク・バレット。
(管理人は未見なのですが、どうもコミックよりもNetflixのドラマで活躍しているキャラのようです。)
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彼は自分の所有する宝石がマインドストーンであることに気づかず、本人の知らないうちにその力を使用。
ストーンがもたらすテレパシーと超知覚力によって、カジノで稼ぎまくっています。

[リアリティストーン]
リアリティストーンを所有するのは、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバース。
ただし彼女の見つけたリアリティストーンは、このユニバースのストーンではなく他のユニバースに所属するもの。
しかし、彼女が異世界のストーンを見つけ首をひねっているその瞬間、あらゆる多次元世界のキャプテン・マーベル達も同様に、異世界のリアリティ・ストーンを手に首をひねっているのです!
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白いコスチュームの女性は、"2代目キャプテン・マーベル"ことモニカ・ランボー、そしてその隣は初代のマー・ヴェルになります。

そしてその隣にいるのは…なんとDCのキャプテン・マーベルJr.!
作者の軽いお遊びですが、久しぶりにマーベルとDCのクロスオーバーが実現!
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ちなみにJr.ではなく、シャザムことキャプテン・マーベル本人だという説もあります。(色が青いのはマーベルの自主規制。)
もしそうであれば「現キャプテン・マーベル→二代目→初代→オリジナル(?)」と世代順にきれいに並んだ絵になるんですよね。

閑話休題、所有者の紹介を続けましょう

[タイムストーン]
時を操る力を持つタイムストーンの現在のありかは、惑星サカー。
イベント『プラネット・ハルク』にて焦土と化したはずのサカーですが、タイムストーンの力によってなのか、何故かかつての姿を取り戻しています。
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そしてその土中からタイムストーンを見つけだしたのは、ファンタスティック・フォーの4人の能力の全てを自身の身体に宿すスクラル人の戦士、スーパースクラルことクラート!

[ソウルストーン]
ソウルストーンの所有者それはもちろん、ソウルストーンと数奇な絆で結ばれた"究極人類"アダム・ウォーロック…ではなく、彼の悪の鏡像ともいえる存在であるメイガスであった。
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長い探求の末、ついに"生ける惑星"エゴの上でソウルストーンを見つけ悦に入るメイガス。
しかし、その瞬間、背後から忍び寄ったウルトロン/ハンク・ピムがメイガスの身体を刺し貫く。
(余談ですが、現在のウルトロンは自らの想像主であるピムと融合。不気味なまでに快活でエキセントリックな性格となっています)

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ウルトロン:残るは5つ!ユニバースを書き換えてくれよう!

以上で、今回の記事を終わりたいのですが、実は今回紹介した『インフィニティ・カウントダウン』にはもう1つ大きな謎が残されています。
その謎とは『インフィニティ・カウントダウン』というタイトルそのもの。
"カウントダウン"と銘打つからには、その先にはより大きな何かが待っているはず。しかし現在のところマーベルはこのカウントダウンが何に対するカウントダウンであるかは一切明かしていないのです。

ただし唯一、手掛かりになりそうなものは本作の前週に発売された『インフィニティ・カウントダウン:アダム・ストレンジ』誌にありました。
こちらの作品の中で遥かな未来で目覚めたアダム・ストレンジは、征服者カーンが"インフィニティズ・エンド"と呼ぶ瞬間を目の当たりにし、その到来を避けるため過去(つまりはマーベル世界における"現在")へと旅立つことになります。
その"インフィニティズ・エンド"を描いたシーンがこちら。
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ヒーローたちが倒れる絶望的な状況を描いた図ですが、右下にいるガモラだけは意識を保っており、ヒーローたちを全滅に追いやった驚異の到来を見据えています。

そしてそんな彼女の身体には、特徴的な形をした影が…
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最近翻訳が発表された中で気になるのは『オリジナル・シン』。月面世界で起きたウォッチャー殺人というSFマインドあふれる不可能犯罪をミステリータッチで描いたマーベルの大型イベントです。
続いてグリヒルさんのキュートなアートと、「自分がコミック世界に転移してしまったことに気がついているアメコミ好き少女」というマニア心をくすぐる設定が魅力的なグウェンプールの第二巻『グウェンプール:イカしたやつらが攻めてきた! 』が早くも翻訳決定。
そして対照的に久々の続巻となるのが『スーペリア・スパイダーマン:ノー・エスケープ』。Dr.オクトパスに体を乗っ取られたスパイダーマンが主人公のアレです。


他には悪ガキ、ダミアンが晴れてティーンとなったの自分へのご褒美に、世界中から自分のためのチームを誘拐してくるぶっ飛んだ導入の『ティーン・タイタンズ:ダミアン・ノウズ・ベスト(仮)』や、スパイダーマンとデッドプールの"娘"が登場する『スパイダーマン/デッドプール:イッツィ・ビッツィ(仮)』など、バラエティに富んだ作品が各種発売です。


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バットマン #33-34 (婚約の掟)

バットマン #33-34 (婚約の掟)
(作:トム・キング、画:ジョエル・ジョーンズ)

ジェイソン:ほら!放せっていってるだろ!
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ディック:どうした?犬に負けそうだぞ?
デューク:ホントかよ
ジェイソン:ざけんな!勝ちそうなのは…俺だ…


ダミアン:…ガキどもが

ウェイン邸に久しぶりに集められ、実の兄弟のように団欒を楽しむロビンたち。
そんな彼らの前に姿を現したのは、ウェイン家につかえる忠実なる執事アルフレッドであった。
アルフレッドはロビンたちに、ブルースが中東の小国カーディムへ向かい不在であることを告げると、改まった雰囲気で今日の要件を切り出す。

アルフレッド:これからわたくしがする事を、ブルース様は望んではおられません。
しかし、ブルース様の現在の状況を皆さまは知っておくべきだと、勝手ながら判断させていただきました。


ディック:分かった。また何かやばい秘密を隠してるんだろ?
デューク:それも、彼を信頼する家族やリーグに対して。
ジェイソン:で、その秘密が、全世界の全生命を危険にさらしてる…と。
ダミアン:いつもの事だな


アルフレッド:ブルース様はセリーナ様に結婚を申しで、セリーナ様がこれをお受けになりました。
一同:…

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一様に言葉を失うロビンたち。
そんな中、最初に沈黙を破ったのはジェイソンであった。

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ジェイソン:これはお前の責任だからな、デューク。
直近のロビンであるお前が"バットマンの陰を照らす"っていう役目を怠ったから、ブルースがヴィランにプロポーズするなんて事態になるんだ。
デューク:はぁ?現役時代におっ死んでヴィランとして復活したような奴が、どの面下げて"バットマンの陰を照らす"とかぬかすんだ?
だいいち、俺はロビンじゃねぇし! 今のロビンはあいつだろ?


ダミアン:デュークの言う通り…ロビンは俺だ…
これは俺の…俺のせいなんだ…

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ジェイソン:マジかよ、ダミアンが涙って…
オーケー、みんな落ち着け。こりゃ世界の終わりが来るぞ。


ただならぬダミアンの雰囲気に動揺する一同。

ダミアン:俺、知ってるんだ。
ディック:知ってるって何を?
ダミアン:なんで、親父が結婚の…あの女と結婚の前にカーディムに向かったのか。
カーディムにはアイツがいる。タリア・アル・グール…悪魔の娘…俺のおふくろ…


ちょうどそのころ、カーディムでは…
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タリア:さぁ始めましょうか?
キャットウーマン:ミャーオ…

***************************
というわけで、今回はバットマン誌の紹介でした。
全アーク『ウォー・オブ・ジョークス&リドルス』にてキャットウーマンとの婚約というの展開を迎えたバットマン誌ですが、ライターのトム・キングがその後最初に取り掛かったこと、それは長年"バットマンの恋人"役をキャットウーマンと競り合っていたタリアとの決着でした。

急に個人的な話をすると管理人は、キャットウーマンよりもタリアの方を推してたんですよね。
「奔放で性的な仄めかしを好むキャットウーマンと、それを仏頂面で受け流すバットマン」といういつもの構図が、バットマンがキャットウーマンがくっついてしまうと、「仏頂面をしながら内心ドキドキしているバットマン」というニュアンスを帯びてしまう気がして。

それよりはタリアとの「内心では激しく惹かれながらも、それぞれ為すべき使命が先に立ち仮面が取れずにいる」という抑制のきいた恋愛の方がバットマンには似合ってると思っていました。
(まあモリソンのせいで、最近はタリアもすっかり"猛女"のイメージになってしまいましたが)

ある意味、今回の物語の狙いは自分のようなファンに対して、「なぜキャットウーマンこそがバットマンの相手に相応しいのか?」という事を納得させる事で、実際に読んでみるとその試みは大成功であったと言わざるを得ません。

少なくとも自分は、本作で繰り広げられたキャットウーマンとタリアの直接対決が終わった後で、「確かにブルースの恋人はキャットウーマンだ」と強く思うに至りました。

そして「"キャットウーマンとの婚約"を補助線に、バットマンと周囲の人物との関係を再確認していく」という今回の物語の路線は、その後のバットマン誌の一つの主題となっており、トム・キングはその確認対象を

スーパーマン、
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ワンダーウーマン、
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と次々と広げていっています。

そして、5月に発売されるDCの今後を紹介する特別誌『DCネーション』では、ついに2人の結婚をジョーカーが知ることに!
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おそらく一番"バットマンの結婚"について思うところがありそうなジョーカーが、果たしてどんな反応を示すか?
そもそも二人は本当にこのまま結婚を迎えることができるのか?
まだまだ、興味は尽きそうもありません。


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まずは先日翻訳が発表されたタイトルの紹介。
DCから『ティーン・タイタンズ:ダミアン・ノウズ・ベスト(仮) 』が発売。
"史上最強の悪ガキ"ダミアンが、自分のチームを作るためにお馴染みの面々を誘拐まがいの方法で集めて来る、キャラ同士の掛け合いが楽しい作品です。
そして、デッドプールは『スパイダーマン/デッドプール:イッツィ・ビッツィ』と『デッドプール:エンド・オブ・エラー』の2冊も発売。
前者は「スパイダーマンとデッドプールの前に、2人の娘を名乗る怪人が現れ…」という、なんというか、ファンの期待することをよく知ってる粗筋になっています。
また、渋いところではフランク・ミラーの不朽の名作『300(スリーハンドレッド)』が新訳版で登場。
ミラーの到達点ともいえる硬質なアートに支えられたむせ返る様なマッチョイズムを是非!



あとは気になっている作品をいくつかピックアップして紹介。
まずはDCリバース初の大型クロスオーバー『ジャスティス・リーグ VS. スーサイド・スクワッド』。これタイトルだけ聞くと「勝負になるのか?」と思うのですが、作品の序盤でデッドショットがセリフ一つでその懸念を吹き飛ばす、大変かっこいいシーンがあるんですよね。そのセリフを日本語で読むためだけに買ってしまうかも…
また『グリーンランタン:シネストロ・コァ・ウォー Vol.2』も発売を控えています。こちらはグリーンランタンを一気にDCの稼ぎ頭に変えたジェフ・ジョーンズによるグリーンランタンの最初のクライマックスと言える作品で、ランタン以外のヒーローも大集合です。
そして、マーベルの『インビンシブル・アイアンマン:リブート』も4月に発売。
圧倒的な人気のわりに翻訳の機会に恵まれないアイアンマンのオンゴーイングが遂に翻訳ということで、これも要チェックです。



フラッシュ・ウォー (フラッシュ・アニュアル#1)

フラッシュ・ウォー (フラッシュ・アニュアル#1)
(作:ジョシュア・ウィリアムソン、画:ハワード・ポーター)

捜査官:お前はフラッシュのファンなのか?私は一度バリー・アレンに会ったことがあるが、正直あの時は失望させられたよ…
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ここは、25世紀セントラルシティにあるフラッシュ博物館。
何者かによって大規模な破壊に見舞われた博物館では、現地の捜査官による鑑識捜査が行われていた。

捜査官:空気中にイオバード・ソーン、通称リバースフラッシュの遺体と思われる粒子を発見。
・・・こりゃ殺しだな。

部下:まさか!?ソーンの死亡事例は、全て記録されているはず。再スキャンをしてみては?

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(ちなみに彼らの捜査しているのは、既にフラッシュ誌で語られた事件の痕跡です。
この事件の中でアイリスとバリーを未来世界に連れてきたソーンは、アイリスの手で殺害されました。)

捜査官:おっと、大きな反応を発見。発生源はウォーリー・ウエストのコーナーだな…って何だこりゃ?
ベテラン捜査官が発見したもの、それは歴史が彼らの知るそれとは異なる姿へと変貌を遂げた事を物語る、博物館の収蔵品の変化であった。
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"何者かが歴史を歪曲している"その確固たる証拠をつかんだ捜査官たちは、状況を法務官へと報告する。

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法務官:…それは君たちの仕事ではない。以前に違法な時空間捜査を行った彼の事を忘れたわけではないだろう?
君たちの仕事は、フラッシュ博物館の損壊並びにイオバード・ソーンの殺人事件の調査だ。

捜査官:それに関しては抜かり在りません、凶器の銃を特定しました。
指紋から特定した犯人はアイリス・ウエスト。
法務官:アイリス・ウエスト…フラッシュを名乗った複数の男女を救った功労者だ。
だが、だからといってそれが殺人の免罪符となるわけではない、相手がソーンのような男だとしてもだ。
今すぐ21世紀へ向かい、アイリス・ウエストを勾留するのだ。
おそらく何らかの抵抗があると思われるが…

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捜査官たち:問題ありません。

法務官が言葉を終える前に、装備を整え始める捜査官たち。

変身を終えた彼らは…
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コマンダー・コールド:レネゲーツ、直ちに任務に入る。
25世紀の科学力と生んだ対リバースフラッシュ特殊部隊レネゲーツであった。
(レネゲーツがローグスにそっくりなのは、彼らが歴史上もっともスピードスターとの戦闘に長けた集団の戦術を参考にして組織されたから。)

我先にとタイムゲートへと飛び込み、任務へと向かうレネゲーツ。
1人残された法務官は、誰もいなくなったフラッシュ博物館で独白を漏らす。

法務官:淘汰こそが強者を生む…
それが真のフラッシュを生み出すためとあれば、わたしはどんなことでもしよう。
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このズームがフラッシュ達の間に戦争を起こすのだ!


**********************
というわけで、春から始まるフラッシュ誌の新ストーリー『フラッシュ・ウォー』のプロローグの紹介でした。
本誌のほうでは、まだ翻訳されたばかりの『フラッシュ:ライトニング・ストライクス・トゥワイス』からつながるストーリーがクライマックスに差し掛かったところなので、先行チラ見せ的な位置づけのプロローグでした。

というわけで、見事リバースを果たしたレネゲーツとハンター・ゾロモン(ズーム)。
実は、管理人はハンター・ゾロモンの事をよく知らないのですが、どうやらレネゲーツもゾロモンも、フラッシュポイント前の登場時の展開をそのまま引きずっている模様。
レネゲーツが初登場を果たしたジェフ・ジョーンズによるバリー・フラッシュの物語は、個人的に思い入れのある作品なので、今回の復活は嬉しいところ。

また、気になるのがゾロモンの言っていた"フラッシュ達"に誰が含まれるのかという点。
現在のDC世界にはフラッシュを名乗る人物が、バリー、大ウォ-リー、中華フラッシュの3名いますし。
彼らにキッド・フラッシュである小ウォーリーが絡んでくることは間違いないでしょう。

ただ、今回未来世界のフラッシュ博物館のシーンで、
こんなものや、
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こんなものを見せられてしまうと、
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どうしても更なるサプライズをどうしても期待してしまいます。

【宣伝】(使いまわし)
先日、翻訳が発表されて個人的にうれしかったのが『インビンシブル・アイアンマン:リブート』。
人気の割りになかなか翻訳本が発売されないアイアンマンですが、その最新シリーズが遂に発売です。
また本国で快進撃を続けるマーベルのスターウォーズからは『スター・ウォーズ:ハン・ソロ』が登場。マーベルのスターウォーズはその豪華な制作陣で有名なのですが、今回は『モンストレス』の翻訳版が発売されたばかりのマージョリー・リュウがライター!
他にも『ウィッチャー 1: HOUSE OF GLASS』や『ウォーキング・デッド8』など、コミックファンの外にも知名度の高い作品の翻訳も進んでいるのが、非常にここ強いですね。



今月発売のアメコミで注目なのは何といっても『デッドプール:トゥー・スーン?』。マーベルを代表するギャグキャラ、フォーブッシュマンの死を発端に起こる"ギャグキャラ狩り"。果たしてデッドプールは、ロケット・ラクーンやハワード・ザ・ダックといったギャグキャラたちを護ることはできるのか!?
といった趣向の作品でとにかく面白そう。(ギャグキャラの中にパニッシャーも入っているのはご愛敬)
またスパイダーグウェンの続刊『スパイダーグウェン:グレイター・パワー』と、密かな人気者タスクマスターの個人誌『タスクマスター:失われた過去』も今月に発売予定。



また、大人気アーティスト、マイク・ミニョーラが久々に担当したことで話題をさらった『ヘルボーイ・イン・ヘル:死出三途』は早くも翻訳。
DCからは、人気者ハーレイクインが、New52以降あまり絡みのなかった"プリンちゃん"ことジョーカーと対決する『ハーレイ・クイン:ジョーカー・ラヴス・ハーレイ』に、スーパーマンの新たなマスターピースと呼び声の高い『スーパーマン:アメリカン・エイリアン』が刊行。
(アメリカン・エイリアン、本気で大好きな作品だったので作者の不祥事がとにかく残念です)
また、スーパーマンといえばスーパーマンとバットマンが子連れで出会い、親バカっぷりを炸裂させる『スーパーマン:トライアル・オブ・スーパーサン』もお勧めですので、ぜひ!


プロフィール

NOB-BON

Author:NOB-BON
X-men生まれSpawn育ちを地でいく、90年代アメコミバブルの残党。
しばらくの間、アメコミは翻訳本を買う程度だったのが、最近のデジタルコミックの手軽さにひかれ、本格的に復活しました。

基本的にMarvelメインですが、DCのリランチを機に自分の中でDCブームが来てるので、しばらくはDCの話題続くかも。
しばらくどころか完全にDC派に転びました。

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